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命を選ぶよう彼らを助けてください王国宣教 1971 | 10月
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6 人々はそうした情報を緊急に必要としていることに最初は気づかないにしても,「目ざめよ!」誌には,親しい読者を作り出すものがあります。この雑誌は広く一般の人々に訴えます。その結果として,アメリカのある新聞の特約寄稿家はこう書きました。「最近,私は幾つかの通俗雑誌の分析を依頼された。……私が今愛読しているのは『目ざめよ!』誌である」。また,あるカトリックの婦人は最近,協会に次のように書き寄せました。「貴協会の『目ざめよ!』誌は実にりっぱな雑誌ですので,夫と私はそのたいへんな愛読者です」。これらの人々はこの雑誌の健全で真実な見解を正しく評価しています。それゆえに,そうした人々にとってエホバの証人は歓迎すべき訪問者となっていますし,また,この雑誌に助けられて彼らは命への道を歩むようになるかもしれないのです。ですから,この雑誌の中のどんな点がある人に訴えるかにはかかわりなく,予約を勧めてください。予約さえすれば,一年の間に読者は期待したよりもはるかに多くのものを得られるでしょう。積極的な見方を持ってください。職場の同僚やクラスの友だち,あるいは研究している人たちに予約を勧めましょう。
7 予約する人々,もしくは個々の雑誌を求める人々を再び訪問すれば,家庭聖書研究を紹介するのは容易なはずです。特別号の「目ざめよ!」は,楽園となる地に対する関心を高めさせるものであり,「とこしえの命に導く真理」の本はそうした関心をはぐくむのを助けるでしょう。この特別号の「目ざめよ!」にかぎり,それを配布するさい,そのおのおのに「真理」の本のちらしをはさんで手渡すよう提案されています。そうすれば,この雑誌を求めて楽しく読む人すべてに無償の研究課程を勧める道が開かれるでしょう。
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良いたよりを伝える ― 最も効果的な方法を求めなさい王国宣教 1971 | 10月
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良いたよりを伝える ― 最も効果的な方法を求めなさい
1 良いたよりを伝えるさいの自分のくせについて考えてみたことがありますか。会う人々に感銘を与える点でもっと努力できることが何かありますか。たとえば,相手との目の接触をどれほど良く保っているかについて考えたことがありますか。伝道するさい,(何かを読む必要がない場合)相手の目を見て話すと,説明の仕方はいっそう積極的で効果的になります。いっそう説得力のある仕方で話せるようになれるのです。話をするさい,次に何を話そうかと思案してでもいるかのように目をそらして虚空を見つめるなら,話していることをはたして信じているのだろうか,あるいはそのことについてほんとに知っているのだろうかと疑う人がいるかもしれません。
2 そのうえ,相手の目を見て話すと,たいへん多くのことを理解できます。人の目は多くを語るものですから,相手の反応を知ることができます。人が怒っているなら,それは目に表われます。もし相手がほんとうに関心を持っているのでない場合,あなたはそれを見分けることができるでしょう。相手があなたの言うことを理解していなかったり,あなたの論議についてゆけなかったりする場合には,それとわかります。またもし相手がいらいらするようになると,たいていそれとわかるものです。このように目の接触を十分に保てば,さまざまな益にあずかれます。なぜなら,適切な処置を講じたり,話す速さを加減したり,別の考えを取り入れて相手の関心をいっそう高めるよう試みたりすることができるからです。
3 目の接触を確保すれば,街頭での雑誌による奉仕で非常な効果を収めることもできます。プエルト・リコのある伝道者は,街頭で人が近づいてくるさい,この面で誠実な努力を払い,それから話しかけることによって,雑誌の日に毎回数多くの雑誌を配布できると報告しています。あなたの区域でもこのことをためしてみてください。
4 わたしたちの持っている音信は喜ばしい快い音信です。したがって,わたしたちの表情は同様の感情を反映させるものであるべきです。あなたはだれかに近づくとき,ほほえみを浮かべますか。親しい態度を示しますか。あいきょうのある微笑は人を引きつけます。エホバの証人の大会を見学する記者その他の訪問者はしばしば,証人たちの集まりは笑顔であふれていると評します。笑顔は人に好感を与えずにはおきません。
5 わたしたちは真理を持っており,真理を知っています。したがって,大いに積極的な仕方で真理を提供するのは当を得たことです。話すさいのわたしたちの態度は確信を伴っているべきであって,あたかも暗記したことを単に反復するような仕方をすべきではありません。そうすれば,わたしたちの誠実さ,もしくは真剣さは,わたしたちの述べる事柄に説得力を加味するものとなるでしょう。政府を代表する大使は,自国の権益に気を配り,そのために大いに積極的な仕方で発言するものです。クリスチャンの奉仕者は神の王国の大使もしくは公使として仕えており,現実の政府,つまり天の王国を代表しています。そして,あたうるかぎりあらゆる点でキリストに見習います。(マタイ 7:28,29。使行 4:13。コリント後 5:20)神の音信を語る,わたしたちの使命をはっきりと脳裏に刻みつづけるなら,大胆かつ積極的な仕方でそうすることができるでしょう。同時に,巧みに,また親切にふるまいます。
6 多くの場合,第一印象はいつまでも残るものです。ですから,王国の良いたよりを伝えるために人に近づくさい,身なりが清潔できちんとしているかという点だけでなく,態度や話し方の面でも自分の外見に気を配るべきです。
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神権的ニュース王国宣教 1971 | 10月
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神権的ニュース
◆ 8月にもまた伝道者最高数が得られました。また,報告が示すとおり,大ぜいの開拓者がその働きにふさわしい休暇を取りました。さて今や,活動と生気にあふれる新奉仕年度が始まりました。
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日本の奉仕の報告: 8月王国宣教 1971 | 10月
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日本の奉仕の報告: 8月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 593 79.1 41.3 6.3 89.6
開拓者 1508 68.3 32.7 4.3 69.2
休暇開拓者 402 80.5 33.2 1.6 83.9
伝道者 9126 13.7 7.9 1.1 15.1
合計 11629
新しく献身してバプテスマを受けた人: 879
伝道者の目標: 9499 配布された本: 43779
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質問箱王国宣教 1971 | 10月
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質問箱
● ベテル奉仕にはどんな資格が必要ですか。
ベテル奉仕の希望者はまず第一に,世界じゅうの仲間のクリスチャン兄弟に仕えたいという強い願いはもとより,エホバとそのみことばおよびエホバの組織に対する深い愛をいだいていなければなりません。志願者はベテルで少なくとも4年間奉仕すること,しかも,熱心に働くことに同意します。
ベテルの仕事の大半を一番よく行なえるのは兄弟たちなので,ベテルでおもに必要とされるのは17歳から35歳までの独身の兄弟です。ベテル奉仕を志願する人は,献身してバプテスマを受けたのち少なくとも1年を経ていなければなりません。ベテルに招かれる兄弟たちはたいてい,正規または特別開拓者として奉仕している志願者の中から選ばれます。ベテル奉仕を志願する兄弟は,健康で熱心に働ける人であるべきです。それは,エホバの組織が全世界で急速に拡大しているため,協会の本部また支部ではなすべき仕事がたくさんあるからです。
独身の姉妹たちや,子どものいない夫婦も志願できます。しかし,いろいろな理由でベテル奉仕を志願できなくても,落胆するには及びません。全時間奉仕のわざの面ではやはり,なすべき仕事がたくさんあるからです。健康に恵まれ,かつ熱心に働きたいと願う,17歳から35歳までの人はだれでも,巡回のしもべが次に会衆を訪問するさい,巡回のしもべに相談できますし,あるいは協会の東京支部に手紙を書くこともできます。―また,「ともしび」の205-208ページをも見てください。
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