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  • 多くの責任があっても平衡を保つ
    ものみの塔 1966 | 8月15日
    • によって育た』なければなりません。(ペテロ第一 2:2)家族そろっての勉強が毎週行なわれるように万事を都合して,この面でも夫をもりたててください。会衆の活動のプログラムにいつも注意を払い,平衡を保つうえに大切な会衆のすべての活動に参加できるように家の中の計画をかげんする用意も必要です。内助の功を毎日夫からほめられないにしても,自分の成し遂げたことは大きな励みとなります。実業家は見識と独創力のある,平衡のとれた人を求めており,そのような人には高い給料を惜しみません。主婦にはそれ以上の価値があるのです。そのことを実際に示しましょう。平衡のとれた妻を持つ夫は帰宅することを楽しみにしています。また何よりも,「妻を得るものは美物を得るなり,且エホバより恩恵をあたへらる」と箴言 18章22節(文語)に述べられているではありませんか。

      平衡のとれた奉仕者は聖書研究のグループを助ける

      19 (イ)書籍研究の益を述べなさい。(ロ)研究司会者は群れと関連した自分の働きに,ピリピ人への手紙 2章4節をどのようにあてはめることができますか。

      19 エホバの証人の小さなグループは,聖書を学ぶために毎週一度,神の国の福音を伝える宣教に携わるために毎週何回か,多くの家あるいは他の便利な場所に集まります。(マタイ 24:14)これらのグループは小さいので,平衡と円熟を増すための援助が行き届きます。グループは会衆の書籍研究と呼ばれ,その管理者が研究司会者です。司会者は,パウロがテサロニケ人への第一の手紙 2章7,8節に述べているのと同様な気持ちを抱いています。「あなたがたの間で,ちょうど母がその子供を育てるように,やさしくふるまった。このように,あなたがたを慕わしく思っていたので,ただ神の福音ばかりではなく,自分のいのちまでもあなたがたに与えたいと願ったほどに,あなたがたを愛したのである」。研究司会者は委ねられている人々をいろいろな面で助けます。勉強の仕方を教え,戸別訪問による宣教に訓練し,会衆の集会に出席するように助けます。家族を顧みるとともにこれらすべての祝福にあずかるためには実際的な計画をたてることが必要です。そこで司会者は兄弟たちの家を訪問し,この点でも援助します。グループの中で病気になったり,事故にあったり,霊的に病気になった人がいれば,研究司会者はさっそく出かけて行き,霊的な食物を供給したり,励ましたりして,回復するまでの間欠けているものを補います。また病気で外出できない人が何かの方法で宣教に参加するのを助け,病気の時にも平衡を保つように助けることを怠りません。それは当然のことです。聖書のピリピ人への手紙 2章4節は「おのおの,自分のことばかりでなく,他人のことも考えなさい」と教えているではありませんか。言うまでもなく,司会者自身も平衡を保たねばならず,したがって家族を顧み,個人的に勉強し,集会に出席し,会衆のすべての活動に参加するための時間の計画が必要です。司会者は自分の群れの他の奉仕者とともにこれらの事を行なう時,すべての責務を首尾よくはたせることに気づくでしょう。ローマ人への手紙 15章2節に「わたしたちひとりびとりは,隣り人の徳を高めるために,その益を図って彼らを喜ばすべきである」と述べられた助言を心に留め,平衡を保ちましょう。エホバの奉仕者としてすべての活動において平衡を保ち,群れの手本となるのは司会者の特権です。

      自分の限界を知る

      20 なぜ自分の限界を知るべきですか。それはエホバに奉仕するうえに妨げとなりますか。どんな態度を持つべきですか。

      20 平衡を保つには自分の限界を知ることが必要です。自分の限界をわきまえない人は自分をよく知っているとは言えません。あなたにはどんな能力がありますか。特定の事をする能力を持っているかもしれません。しかし必要なのは訓練です。あなたの力には限りがありますか。あなたには好みがあり,ぜひやりたいと思い,興味をひかれている事があるかもしれません。しかしそれを手がけることができますか。全時間の宣教を行なう開拓者になることが,父親であるあなたの願いかもしれません。しかし開拓者となっても家族を養うことができますか。そのような人もいますが,あなたとは事情が異なっていませんか。熱心のあまりに平衡を失うことをせず,むしろ計画し,自分を訓練することに努めなければなりません。たとえ開拓者になれなくても,信頼できる,平衡のとれた会衆の伝道者となって祝福を味わうことができます。すべての人に同じ能力が必要なわけではありません。自分よりも能力のある兄弟をねたんで平衡を失ってはなりません。むしろエホバが人々に才能を与えてわざを行なわせ,たとえ自分は用いられなくても,わざを改善する兄弟がいることに感謝すべきでありましょう。パウロはこの事に関してエホバのみこころをテモテへの第一の手紙 6章6節から8節に書きしるしました。「信心があって足ることを知るのは,大きな利得である。わたしたちは,何ひとつ持たないでこの世にきた。また,何ひとつ持たないでこの世を去って行く。ただ衣食があれば,それで足れりとすべきである」。喜んで従う気持ちがあればエホバに用いられます。人は訓練次第で多くのことをできるようになります。そして神の組織の中で長く働けばそれだけ有用な者となります。このようにして受ける訓練に終わりはありません。それでたとえわずかでも,着実な進歩に満足してください。しかしたゆまずに進歩することが必要です。イエスはやもめのわずかな寄付に満足されました。あなたとても同様ではありませんか。―ルカ 21:1-4。

      21 エホバへの奉仕において平衡を保つため肝要なことを要約しなさい。

      21 ひとりで全部をすることはできません。家を治め,子供を訓練し,会衆を治め,書籍研究を司会し,区域で神の国の福音を伝道することは,ひとりの働きでは出来ません。自分のものである特権のすべてにいくらかずつでもあずかりなさい。自分に届く範囲内にあるすべての機会をじゅうぶんにとらえ,そうすることによって平衡を保ちなさい。「ただ,わたしたちは,達し得たところに従って進むべきである」と述べたピリピ人への手紙 3章16節のことばを実行してください。平衡は,心と思いをよく守ることによって得られます。それで日毎に神のことばを学んで心を守らなければなりません。思いわづらったり不必要に心配することをやめましょう。着実に成長し,エホバのわざを喜んで行ない,毎日,祈りをささげてエホバに近づき,エホバに感謝し,また信頼をおいてください。毎日の時間を計画するにあたって,御国の福音の伝道に加わる時間をじゅうぶんに設けてください。それは現在のところ,クリスチャンの生活の中で大切な事だからです。詩篇 109篇30節のことばをあなたの決意にしてください。「われはわが口をもて大にエホバに謝し,おほくの人のなかにて賛めまつらむ」― 文語。

  • 王の宮殿に住む
    ものみの塔 1966 | 8月15日
    • 王の宮殿に住む

      ● 箴言 30章28節で,「やもり」は,小さいが非常に賢い四つのものの一つにあげられている。やもりは,「手をもて」つかまり,王宮内でさえも,歩くことができる。王宮では,どんな表面にでも,「手」― くっついて離れない足でつかまる。レイモンド・デトマースは,付着性の吸盤を持つその足について,「明らかに,ハエの足のうらを大きくしたようなものだ。その付着の仕組みは,ねばねばした分泌物によるのではない。密集する,杯状の吸盤のようなものによって実際に吸いつく」と述べている。

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