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  • 全世界に亘る伝道の自由のための戦
    ものみの塔 1955 | 3月1日
    • にむかつて懇願いたします。禁止を徹去するようある国々で私たちは繰り返し多く,役人たちに上訴してはいませんか? アドルフ・ヒットラーに送られた山積みの多くの手紙を思い出してごらんなさい! カナダで禁止を徹去し,権利条案を求める多くの懇願状を目撃してごらんなさい! 合衆国のラジオ放送局でヱホバの証者の番組を放送した放送局に対してローマ・カトリックは同盟して排斥しましたが,それについて議会になされた大きな懇願を思い出してごらんなさい。文書の輸入許可する命令を出すようにと役人に懇願いたします。多くの国々で,私たちは役人に上訴し,協会本部から送られる宣教者がその国に入り,その地で伝道するのを許可されるよう願い求めます。私たちは,伝道の世界的な権利を得るために,合法的に戦ういかなる機会をも決して無視しておりません。

  • 非合法に戦うことなく,また世界的伝道をも止めず
    ものみの塔 1955 | 3月1日
    • 非合法に戦うことなく,また世界的伝道をも止めず

      1 伝道の自由のための戦で,私たちは何をなし,また何をしませんか?

      ヱホバの証者は,全世界に亘る伝道の自由のための戦いに,決して非合法な手段や法律に沿わない手段に訴えません。ヱホバの証者である私たちは,法律を都合の良いように勝手に取り扱いますか? 否,私たちは群をつくつて,政府の役人たちに向つて反抗することはありません。鉄のカーテン内でも,暴力をふるつて,その主張を押し通すことはありません。役人に害を加えませんし,役人に反対するため武装するということはありません。人間または人間の群で,力づくや暴力で政府を顚覆するなどということを主唱しません。その政府が,御国の良いたよりを伝道するという神の与えた私たちの仕事を抑圧する時でも,このことは真のことであります。私たちは,それぞれの国の法律に従つて用いることのできる戦いの機関のみを利用し用いるのです。国の法律に訴訟手続きがなく,その手続きに従つて,合法的に戦えない場合を仮定してごらんなさい。その時に政府を顚覆しようとも,変えようとも,または反逆しようともいたしません。

      2 ある国では,どのような行を採るべきですか? 誰がそのような政策を決定しますか?

      2 ある国々では,政府は非常に不安定で,また真理に対する反対が非常に大きいために公やけに公然と伝道することは賢明でない場合があります。そのような国々では,法庭に訴えることもできず,また役人は私たちの権利を保護しません。動揺や面倒を起すならば,急速に禁止をうける結果になります。その理由は,カトリックが支配しているか,または全体主義の政府があるからです。ある国々で,家から家へとする伝道が許されているのは,役人の好意だけに依存しています。街頭伝道は禁ぜられています。そのような状況の下では,街道伝道の権利を主張いたしません。協会がこのことを決定し,地方の兄弟たちは,決してこの政策を定めません。そのような場所で街頭伝道する権利を要求するならば,禁止が必然的に急速に課せられるでしよう。そのために,役人は,家から家への良いたよりの伝道を中止するでしよう。そのような国々では,私たちは『王たち,また高い地位にいる者たちについて祈る。それは,全き敬虔と慎しみ深さをもつて,静かな平和な生活を送るためである。』― テモテ前 2:1,2,新世。

      3,4 (イ)家から家の伝道が合法でないところでは,伝道の業はどのように行われますか?(ロ)そのような行をすることに対しては,どんな理由および聖書的な支持がありますか?

      3 ある国々では,文書を持つて家から家へと公然に働くことは合法になつていません。官憲と争うのを避け,全く禁ぜられるのを避けるために,証言はただ聖書を用いてする口頭の伝道だけにするよう協会は指示します。善意者はこのようにして識別されます。そこには後日再訪問し,神の言葉を示している出版物をうけとる機会が与えられます。このことは,都合の良い時に,善意者の家庭の人目につかない所でされるのであつて,敵からは見えない所でなされます。特に公やけの配布を主張することは伝道の自由に急速な終りをもたらすという時に,ある国々で文書の公やけの配布を避けることは非常に賢明ではありませんか? その質問に対する答えは,全く肯定の答えであります!

      4 違つた国々で,伝道の仕事の方法を変えるということについては,聖書から見ても正しい理由があります。私たちは,牢獄に行くために世に遣わされているのではなく,また,死んでしまう殉教者になりたいとは欲しません。私たちの目的は,音信を伝道することです。そのためには,私たちは自由であつて,生きていなければなりません。(伝道之書 9:10)世界に広く福音を伝道するために,私たちは,『狼の中の羊』であるとイエスの言つた言葉を記憶しなければなりません。スペインやアルゼンチンで,アメリカ合衆国で今しているような具合に伝道できないということは明白です。それで,私たちは非常な神権的な巧みさを用い,『蛇のごとくに慧く,鳩の如くに罪無き者』と証明しなければなりません。(マタイ 10:16,新世)健全な心の霊は,それと反対なことをするのは愚かなことであると示しています。諺は次のように言つています。『賢き者は,禍いを見てみずから避け,拙き者はすすみて罰をうく。』(シンゲン 27:12)良く一般に言われている言葉『盲人蛇に怖じず』は適当なものです。ある国々で,公然の伝道をするために,敗け戦をしても何の益があるでしょうか? その戦いの結果,証言の仕事が全然許されないと仮定してごらんなさい。すべてのものは禁ぜられます。それからどうなるでしようか? そのために,伝道の仕事は行われません。そのような国々では,福音伝道をする時,いますこし目立たないように行う方が良くはないでしようか?(テモテ後 1:7)そのように行うならば,それらの国々でも伝道の仕事は続きます。それこそ私たちの欲していることであります。つまり,伝道の仕事を続けて行い,兄弟たちや善意者たちが,協会本部からの霊的食物を支給され,養われることです。

      5 国家が業を全く禁ずるとき,ヱホバの証者はどんな道をとりますか?

      5 国家が私たちの業を全く禁止するとき,なにが起りますか? 地的本部から来る霊的食物の直接の供給線は切られてしまいます! しかし,― ヱホバの証者はまだその国におります。彼らは,伝道を止めることができません。(エレミヤ 26:14,15)禁止によつて,ただ公やけの,または公然の伝道が妨げられるだけです。地上で業をすることが合法的にできないだけです。その結果,圧迫の命令下にあつて,彼らは地下に潜り,伝道を続けます。彼らは,ローマのクリスチャンたちの取つた同じ路に従います。ローマで,クリスチャンたちや彼らの伝道は塚窟に潜つていたのです。

      反対にかゝわらず恐れなく伝道する

      6 伝道の業を禁ずる結果について,事実は何をしていますか? なぜそうなのですか?

      6 記録の事実の示すところによると,禁止は伝道を止めません。むしろ,事実から見るとき,地下で行う伝道は時には,地上で行う伝道よりも良い成績を収めることがあります。迫害が暑くなればなる程に,『良い土』のあるところに真理の種子は早く生えて来ます。そのような暑い気候の下では真理の種子は早く生長し,広く拡がります。善意者が起ち上り,真理に来るのを禁ずるのは,草の葉に地から出て来てはならぬと命令するのが不可能と同じく,全く不可能なことです。禁ずることはできません。禁止されているそのような国々の兄弟は,忠実を守らずに逃げてしまつた予言者ウリヤとはちがい,去ることもせずまたは止めようとはいたしません。(エレミヤ 26:21)彼らはエレミヤのようです。彼は禁止の下にあつて,死の脅威に直面しても,(エレミヤ 26:8)国を逃げるのを拒絶し,牢獄に投げこまれました。(エレミヤ 38:6)ヱホバは彼を救助しました。(エレミヤ 38:10-13)エレミヤと同じく,真理はそのような国々にいる現代の証者たちの骨の中にあつて,火のようです。(エレミヤ 20:9)真理を止めることができますか? 否! 真理を抑え止めることはできません! それは,必ずやでてきます! 禁止の結果が何であろうと,ヱホバの証者は伝道を止めることができません。伝道はヱホバ神の命じているものです。伝道することは,生命を意味します。止めることは,死を意味します。

      7 どんな約束を考えるときに,私たちは誰だけを恐れるべきですか?

      7 私たちには,みなヱホバの約束があります。ヱホバはその約束を守ります! ヱホバは私たちのすべてをその御手と翼の陰の下に保護し続けます。(イザヤ 51:16。詩 17:8。)この約束は,民主主義の国だけでなく共産主義者の国でも真であります。彼はヱホバの御名を呼ぶすべての者を救われます。(ヨエル 2:32。シンゲン 18:10。)それで,共産主義者の独裁者や,国々の大政治家たちとか,また支配者たちを恐れる必要があるでしようか? 答えは,否! 決して!です。全能の神であるヱホバだけを恐れなさい。『この民のすべて叛逆ととなうるところのものを,なんじら叛逆ととなうるなかれ,彼らのおそるるところを汝らおそるるなかれ,おののくなかれ。なんじらはただ万軍のヱホバを聖として,これを畏み,これを恐るべし。』(イザヤ 8:12,13)その住んでいる国の政府が自由のものであろうと,または圧迫のものであろうと,そのようなことには係りなく,私たちは神のこの命令に従うときの安全さに依存することができます。

      8 どんな保証のために,私たちの決意は何ですか?

      8 たとえ死に直面しようと,伝道の自由のための戦いを決して断念しません。どんな時でもヱホバに依り頼みます。ヱホバにとつて,危険や困難が大きすぎ

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