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忠実に耐え忍ぶものみの塔 1978 | 4月1日
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たことを思い出さなければなりません。確かに,「大患難」の後の永遠の命の見込みを考えてする忍耐には価値があります。願わくは,ヨナダブの子孫やエベデメレクの気質の正しさを愛する人々が引き続き見いだされますように。エホバの約束にたゆみなく信仰を働かせ,終わりまで耐え忍ぶ人すべてに与えられる報いは本当に大きなものでしょう!
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エホバの愛ある親切は豊かであるものみの塔 1978 | 4月1日
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エホバの愛ある親切は豊かである
エレミヤは,主権者なる主エホバに対する祈りの中で,エホバが『愛ある親切を幾千人にも施す方』であることを認めています。(エレミヤ 32:17,18,新)今日のエホバの民の間でこのことはいかにも真実です! 昨奉仕年度中,エホバの愛ある親切は,216の国や地域で奉仕した222万3,538人の証人に対して豊かでした。
次ページの表は,世界の各地で成し遂げられた業をまとめたものです。これら熱意にあふれた証人たちは非常に多忙で,神の王国の良いたよりをふれ告げることに,また128万2,246の聖書研究を関心ある人の自宅で司会することに,3億2,142万4,305時間をささげました。雑誌の配布は幾分減少したものの,聖書と聖書解説書は2,497万2,749冊配布されました。これは前年に比べて91万7,700冊の増加です。
全時間「開拓」奉仕,とりわけ補助開拓の支持は,1977奉仕年度を通して称賛に価するものがありました。表に現われているように,野外で多くの開拓者が奉仕した幾つかの国では,よい増加がありました。このことは真の開拓者精神を持つ会衆でも同じです。ですから,ますます多くの会衆が開拓者精神を育成するようにしたいものです。
終わりが近づくにつれ,時勢はむずかしいものになります。(テモテ第二 3:1)また多くの国で人々の態度がかたくなになってきています。エレミヤの時代でも同じでした。エホバはその人々について,『彼らは自分の首をかたくなにし,わたしの言葉に従わないようにした』と言われました。もしあなたの会衆が“首のかたくなな”人々の間で働かなければならないなら,勇気を出してください! 王国活動の手をゆるめるよりもむしろ,「エホバに向かって歌え,あなたがた民よ!」というエレミヤの勧めに従いましょう。(エレミヤ 19:15,新; 20:13)そうです,神がご自分の「羊」の残っているものを集められる間わたしたちは神とともに働く者として身を費やしましょう。―コリント第一 3:9。エレミヤ 23:3。
イエス・キリストを頭にいただいて奉仕する,群れの中の長老たちは,『群れを実際に牧し』続けています。そのことは,世界中にある4万1,635あるエホバの証人の会衆の集会への出席状態が一般に非常に良いことに現われています。(エレミヤ 23:4,新)出席者数が非常に多数に達したのは1977年4月3日の日曜日で,イエスの死の記念式に参列するために,合計510万7,518人が集まりました。「羊」は依然として集められています。そして1977年中に,12万4,459名の新しい証人がバプテスマを受けたのはうれしいことです。
励みになる報告
現在46ほどの国で,エホバの証人は禁令下に置かれるかまたは活動を制限されていますが,失意してはいません。彼らは巧みに証言を続けており,27ページの「その他の国々」からの報告が示しているように,優れた成果をあげています。敵が彼らを『打ち負かしていない』ことは,時折もれてくる消息からうかがえます。例えば,二年以上前に宣教者たちが去らねばならなかったアジアのある国に住む17歳の一姉妹から手紙が来ました。彼女は象徴的な言葉を使って次のように述べています。
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