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あなたは喜んで助けますか王国宣教 1974 | 6月
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今週あなたは新しい伝道者を助けることができますか
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地域大会の計画王国宣教 1974 | 6月
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地域大会の計画
1 あなたは,4月号の「王国奉仕」に掲げられた,1974年の地域大会の一つに出席することをほんとうに楽しみにしておられるに違いありません。7月25-28日の豊橋での大会の会場は,今,豊橋市体育館として発表することができます。また,8月1-4日の盛岡での大会の会場は,盛岡市立体育館です。
2 宿舎: 協会は十分な時間的余裕を見て,宿舎申込み用紙を会衆ごとに送ります。その用紙には,それぞれの大会の宿舎部門の住所が印刷されているでしょう。用紙の記入欄に注意深く書き込み,それを,大会都市に(協会にではなく)直接郵送してください。それを,用紙を受け取ったらできるだけ早く行なってください。宿舎の割当てを受け取った後に計画の変更が必要になり,その割当てを受け入れることができない場合には,(1)あなたの宿舎割当てにあるあて先,(2)その大会の宿舎部門にすぐに通知を送り,その宿舎が他の人に割り当てられるようにしてください。
3 自発奉仕: 兄弟たちの必要をまかなうためどの大会においてもたくさんの仕事がなされなければなりませんが,大ぜいの自発奉仕者がいると,その仕事は軽くまた喜びの多いものとなります。個人個人で,また家族ごとにまとまって自発奉仕を計画することはいかがですか。自発奉仕申込み書に必要な事項を記入し,完全な記入の終わった用紙を主宰監督に渡してください。主宰監督はそれに署名し,それぞれの大会都市に(協会にではなく)回送してください。自分に割当てられた所で奉仕できないことが後にわかった場合には,あなたの変更について大会都市の自発奉仕部門に知らせてください。
4 野外奉仕: それぞれの大会に先だつ週末から始めてプログラムの始まる日に至るまで,大会都市およびその周辺で,一般公衆を大会の全プログラムに招待するための努力が一致してなされます。家から家の特別配布用に幾万枚ものビラが目下印刷されています。大会都市およびその近辺に住む伝道者たちはその業に加わるように招かれるでしょう。よその土地から大会都市に旅行する計画の人は,この業に加わるため,一日か二日早く到着するように取り決めることができるでしょうか。そうであれば,それに応じて必要な宿舎を申し込んでください。そして,大会都市に着いたら,宿舎部門に行き,区域とビラを受け取ってください。
5 一般的なお知らせ: 四日間の大会中,どの日もプログラムは午前9時55分に始まり,午後5時に終わります。一日だけ例外として,金曜日のプログラムは午前8時55分に始まります。これはバプテスマのためであり,バプテスマ希望者はみな,必要な用意を整え。その時刻までに会場の最前部の座席に着いてください。喫茶部門では120円で軽い朝食を用意しており,できれば,朝のプログラムの始まる90分前にそのスタンドは開かれます。昼の主な食事は食堂で250円で用意される予定であり,また,一日のプログラム終了後直ちに喫茶部門で弁当が150円で用意されます。こうした食事の取決めをできるだけ支持してください。大会はあなたのためにそうした準備をしているからです。1974年2月1日以前に任命を受けた正規開拓者には食券が送られますが,それはどこか一つの地域大会でのみ使用するものです。これは用意ができしだい主宰監督あてに送られます。特別開拓者に対しては,直接に送られます。開拓者の皆さんは,自分の受け取った食券を必ず大会場に持参し,現金と同じように扱ってください。食券の再発行はなされません。
6 バッジ: このカード,およびビニール製のケースは,それぞれ1枚5円および20円で協会に直接注文できます。大会出席者には,昨年のケースがあるならそれを利用するように勧めてください。そして,出席が見込まれる人の数に応じてちょうど足りる数,および多少の予備を見越してカードとケースを注文してください。バッジは大会場では入手できません。カードに会衆名と自分の名を,読み易くきちんと書き,胸など目立つ所で人に読み易い,高い所に着用してください。大会場への旅行の行き帰りにバッジを着けることにより,王国について証しをするための良い機会を見いだせるでしょう。途中での証しの業のために,いつも多少の雑誌その他の出版物を携えているのがよいでしょう。
7 英語のプログラムは,東京の府中大会でのみ用意されます。
8 どの大会も朝に始まりますから,宿舎には遅くともその前の晩までに到着することが勧められます。1974年の「神の目的」地域大会の四日間すべてに出席する計画を今たてるよう,皆さんに心からお勧めします。
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良いたよりを伝える ― 再訪問で関心を発展させる王国宣教 1974 | 6月
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良いたよりを伝える ― 再訪問で関心を発展させる
1 真理に対する関心を発展させるには時間がかかります。あなたは再訪問を定期的に行なうために十分な時間を計画していますか。多くの伝道者は,自分の野外奉仕時間の少なくとも半分を再訪問や聖書研究の司会に当て,すでに見いだされた関心を発展させるために努力するのが有益であることを見いだしています。
2 次の点を自問してみるのは有益です。『エホバの愛のご準備に関心を示す人を見つけるために自分はほんとうに目ざとく行動しているだろうか。それとも,文書を求める人だけに再訪問をしているだろうか』。わたしたちが探しているのは,義に対する誠実な愛を持ち,世界の悪い状態のために嘆きかつ叫び,真理を探し求めている人々です。個人的また宗教上の理由で文書を取らない人もいますが,それは必ずしもその人が真理に関心をいだいておらず,神の愛のご準備に対する暖かな反応を育てることができない,という意味ではありません。(ルカ 19:3-5)しかし,このような場合,わたしたちはどのように援助の手を進めたらよいでしょうか。
3 自分の区域内のある人々をよく知るために,その人を時おり訪ねてみることが非常に有益な場合があります。それによってその人と親しい関係で知り合うことができ,真理についていっそう真剣にまた定期的に話し合う道が開けます。人々が見知らぬ人について不安に思うのはもっともであるという点を銘記しておかなければなりません。それで,そうした人々の関心とともに信頼感をも忍耐強く育ててゆくことが必要かもしれません。これには時間がかかり,わたしたちの側の継続的な努力が必要です。そうした人たちに特に関心があると思われる記事を載せた号の雑誌を時おり持って行くことによって目標が達成される場合もあります。そして,機会がある時には,そこで得られる数分を活用してその人に真理について話せるでしょう。いずれかの聖句か最近号の雑誌のどれかの記事について話す準備をしておいてください。その人に証しをするのにそれ以上の機会がもはや得られない場合もあります。それで,次の訪問があるとしても,あまりに急いでその場を去ってしまうことのないようにしてください。
4 その人が時間をかけての話し合いに応ずる場合には,いろんな近づき方が可能です。初めは家の人に主に語らせ,その人が何を考え,何に関心をいだいているかをまず知るようにしている兄弟たちもいます。その人が何か誤った考えを述べるとしても,初めからそれを一つ一つ論ばくすることは必ずしも必要でありません。わたしたちの音信は王国の良いたよりであり,強調したいのはそれです。この点を忘れないでください。他の事がらはやがてかたずけてゆくことができます。わたしたちの目標は議論することではなく,心を勝ち取ることです。
5 また,それがわたしたちの「羊」ではなく,神の「羊」であるという点も忘れないでください。ある人に対しては自分よりも別の伝道者のほうが効果的に話せる場合も少なくありません。それで,その伝道者にいっしょに来てもらうことはいかがですか。
6 だれかに再訪問をしたさい,あなたの家庭聖書研究の申し出が断わられることがあっても落胆しないでください。その訪問が自分の望むほど産出的でなかったとしても,その人が考えたり読んだりするきっかけとなり,後の訪問のさいにいっそうの進歩が見られるかもしれません。もちろんわたしたちの銘記していることですが,わたしたちが可能な努力を尽くしたあと,その関心を成長させてくださるのは神であり,わたしたちはそれを祈り求めます。(コリント第一 3:6,7)しかし,植えたり耕したりするわたしたちの仕事の中には,少しも関心のない雑草を抜くことも含まれており,再訪問はその点でも役だっています。
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神権的ニュース王国宣教 1974 | 6月
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神権的ニュース
◆ 日本じゅうで引き続き王国会館の献堂がなされています。九州の宇佐の群れは王国会館を建て,献堂式には48人が出席しました。横浜・根岸会衆では,44坪の広くて明るい王国会館の献堂式が行なわれ,148人が出席しました。これまでの会館は11か月前に献堂されましたが,今ではすでに手狭になり,新しい王国会館を建てることが必要になりました。横浜・神奈川会衆の献堂式には262人が出席しました。札幌・白石会衆では184人,橿原では183人,新居浜では127人,西宮・甲子園では269人,八戸では73人,岸和田では137人,大阪・西では167人がそれぞれの献堂式に出席しました。
◆ 福井会衆では,巡回監督の訪問中に,30人の一時開拓者を含む92人の奉仕者が奉仕に参加しました。巡回監督の講演に,名古屋・桜山会衆では161人が,また名古屋・千種会衆では268人が出席しました。そして,広島・西会衆でも190人が出席しました。この会衆の69人の伝道者と10人の開拓者は,合計200件の家庭聖書研究を司会しています。ここに掲げたすべての会衆では,新たな会衆を組織することが必要になりました。
◆ 巡回監督の報告によると,東京・荻窪会衆では訪問中に14人の新しい伝道者が生まれました。また,15人の伝道者が次の大会でバプテスマを受ける予定です。この会衆の68人の伝道者と16人の開拓者は区域を3,4週間ごとに回っていますが,伝道者は平均21時間奉仕し,18冊の雑誌を配布し,1つの聖書研究を司会しています。
◆ タイでは533人が奉仕に携わり,連続5か月めの最高数を報告しました。
◆ インドネシアは,連続9か月めの最高数に達し,3,487人の奉仕者を報告しました。昨年中にバプテスマを受けた人は520人だったのに対し,これまでにすでに543人がバプテスマを受けました。
◆ チリでは,ひと月の数としては最高の659人が一時開拓者として報告しました。ある会衆では,すべての長老と奉仕のしもべを含む65人が一時開拓奉仕をしました。
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質問箱王国宣教 1974 | 6月
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質問箱
● バプテスマを受ける前にどんな出版物を読んでいるべきですか。
「組織」の本の16ページには,バプテスマを考慮している人に対して,現在勉強している本のほかに,最近の出版物を読むなら大きな助けが得られるでしょう,と書かれています。ここで,どの出版物の名も挙げられていない点に注意してください。それは土地の長老たちにまかされており,それぞれの人に最大の助けになると思われる出版物を長老たちは推薦します。「真理」の本を勉強することに加えて,「平和と安全」の本の中に説明されているクリスチャン生活の原則を学ぶなら,ある人は大きな益を受けるでしょう。聖書の権威について何かの疑問をいだいていた人は,「神のことば」の本から益を受けるでしょう。ある場合に,長老たちは,『偽ることができない』あるいは『永遠の生命』の本を勧めるかもしれません。これは,多くの本を読むようにという要求を定めているのではありません。むしろ,一人一人に,霊的に成長するための助けを与えるものです。その理由で,「組織」の本は同じページの中でこう述べています。「あなたの交わっている会衆の長老たちは,たいへん有用な資料を喜んで推薦いたします」。
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