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なぜバプテスマを受けねばならないかものみの塔 1956 | 10月1日
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による解明の下に聖書を通して啓示される神の御意を行いますか。
22 これらの質問に『はい』と答えたあなた方は,みなためらうことなく,また遅れずに,バプテスマを受けねばなりません。あなたは,自分の行についての十分の知識と理解を持つています。そして,水によるバプテスマを受けてからは,あなたは神の御意を果さねばなりません。それは神に対するあなたの責任です。
23 バプテスマを受けた後,人はつねに何を記憶すべきですか。
23 ヱホバの勝利の御国と,その栄光に輝く王キリスト・イエスをつねに念頭に置きなさい。私たちの指導者および指揮官であるキリスト・イエスは道を照されました。詩篇 40篇8節に述べられているごとく,ヱホバに対してキリストの持つた心と同じ心を持ちなさい,『わが神よ,我は聖意にしたがうことを楽しむ。なんじの法は我が心のうちにあり。』たしかにヱホバの法である神の書かれた朽ちざる言葉,聖書を忘れてはなりません。聖書を注意深く研究しない。聖書の導きと指示に従つて歩きなさい。聖書はあなたの道を照らす光です。ヱホバの御霊を忘れてはなりません。ヱバの御霊は,悪魔の霊よりもずつと強い故に,ヱホバの御霊によつてすべての活動をいたしなさい。ヱホバの制度を忘れてはなりません! つねに,制度につき従いなさい。なぜなら,ヱホバの制度はあなたの母親のごとく,あなたに滋養物を与え,あなたを養い,いましめ,そして保護するからです。
24,25 献身してバプテスマを受けたクリスチャンは,どんな行をするときに心の平和や満足とともに,最大の幸福を得ますか。
24 あなたは,水のバプテスマを受けたこの日を記憶したい,と欲します。それで,将来の参考用に永久の記録をつくりなさい。神より任命され,使命をうけたことに関係を持つこの日は,あなた方各人の生涯中でたしかに大いなる日であり,幸福な時であります。なぜなら,あなたは以前の偽りの宗教を捨てて,真の証者と共にヱホバを永遠に崇拝する,ということを今日多くの証者たちの前で言明されているからです。そして,創造者の清い崇拝と奉仕を行うことにより創造者の恵みの御手よりあなたは素晴らしいものを沢山頂きました。このすべての事により,あなたは極めて幸福になりました。しかし,受けることよりも与える方がずつと幸いである故に,これらの良いものを自分だけが持つて楽しんではなりません。それで,偽りの多くの宗教を行つているこの世の他の人々にも,ヱホバの側に立ち,あなたと共にヱホバ讃美を歌うように熱心にすすめなさい。そのような良い行に従うとき,ハルマゲドンにおける全能の神の大いなる日の戦以前でもあなたの心は,よろこび,平和,そして満足で充たされます。さらに,来るべき将来では,溢れるばかりのよろこびと,測り知れぬ程の幸福を得るでしよう,それはみな,生ける神ヱホバの御言葉と御名にほまれ,栄え,讃美,そして立証をもたらすものです。その時,奉仕者は次のように言うでしよう。『私たちはみな頭を下げてヱホバに祈りを捧げましよう。』
25 これらの考えを頭に入れ,そして神のことを心に思いながら,受洗希望者はいまやバプテスマの場所に行き,水の浸礼を受けるべきです。かく献身してバプテスマを受けた各人は,今後永久にわたつてヱホバの御国を伝道し,神の書かれた言葉に従つて生活しなければなりません。なぜなら,ヱホバの証者の一員であることを証明し続けねばならぬからです。
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洗礼式に対する必要な取極めものみの塔 1956 | 10月1日
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洗礼式に対する必要な取極め
大会における洗礼式は,その重大さの故に秩序正しい仕方で行われなければなりません。それで大会の最初の日に,その責任者は音楽の係りの兄弟と打合わせて,「ヱホバに讃美の歌」の本の57番「ヱホバの側に立て」を話の終りに歌うように準備します。この歌は結論の言葉とよく結びつくものです。話の前には74番の歌「献身」を歌うのが良いでしよう。
責任者は更に,前以て案内の部門及び浸礼のプールに皆さんをお連れする係の者と打合わせます。そのようにして,関係者全部を案内するための適当な発表が為されます。
浸礼希望者を助けるように割当てられた案内者は前の晩に詳細の事項を知っていなければなりません。それで各自は,どの出口が使用され,浸礼希望者は大会の場所の外でどのように列を作るかを理解します。
洗礼の講話の時には,5分前から講演者と司会者は演壇の上に出て,司会者は出席者全部に席につくようにと言います。浸礼希望者は演壇のすぐ前に設けられた席につきます。それから2分前に司会者は74番の歌を歌うことを知らせ,大会を開きます。もしこれが午前中ならば,司会者か或は他の選ばれた兄弟が短い
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