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  • なぜバプテスマを受けねばならないか
    ものみの塔 1956 | 10月1日
    • 点について正しく解明し,ヨハネのバプテスマは律法契約に対して罪を犯したユダヤ人のためのものであり,またその契約は成就して,ヱホバによりキリストの刑柱に釘づけされたために,そのバプテスマはもはや有効でない,と説明しました。聖書の記録は,次のようです,『人々はこれを聞いて,(今一度,しかしこの度は)主イエスの名によるバプテスマを受けた。』そのとき,人々は神の聖なる活動力を多く頂いたのです。―使行 18:24,25; 19:1-7。マタイ 5:17。ロマ 10:4。コロサイ 2:13,14,新口。

      16 真のクリスチャンにとつて,バプテスマはなぜそのように重大な事柄ですか。

      16 このように研究してきたことから判断して分る通り,真のクリスチャンの受ける水のバプテスマは,人間の制度に加わるための簡単で些細な儀式ではありません。バプテスマは生命と結びついている極めて重大な行です。なぜなら,バプテスマは全能の神の前に誓を為すことを含んでいるからです。伝道之書 5章4-6節は次のように述べています,『汝神に誓願をかけなば,これを還すことを怠るなかれ。神は愚かなる者を悦び給わざるなり。汝はそのかけし誓願を還すべし。……それは過誤なりと言うべからず。』自分の言葉と同意を守らない人々は,『死に価する』とパウロは語つています。(ロマ 1:31,32。新口。民数紀略 30:2-4)それで,受洗希望者に話をする奉仕者が,バブテスマを受けたいと望む人々に,起立して特定の質問に答えるように,とお願いするのは正しいことです。しかし,その奉仕者は質問をする前に,受洗希望者に起立するだけの時間を与え,それから次のような言葉を言うことができます。

      バプテスマを受けたいと望む人々へ

      17 どんな権威に基いて,ヱホバの証者はすべての国の人々を弟子となし,またバプテスマを施していますか。

      17 復活したイエス・キリストが地上にいるとき,『私は天においても地においてもいつさいの権威を授けられた。』と云われたのは天に行くすこし前のことでした。また,御自分の弟子たちには,次のような極めて特定の言葉を述べられたのです,『それ故に,あなたがたは行つて,すべての国民を弟子として,父と子と聖霊との名によつて,彼らにバプテスマを施し,あなたがたに命じておいたいつさいのことを守るように教えよ。見よ,私は世の終りまで,いつもあなたがたと共にいるのである。』(マタイ 28:18-20,新口)このいましめを受けているヱホバの証者は,世界中に出かけて行き,あらゆる種類の人々を弟子にしています。

      18 バプテスマを受けたいと希望する人々は,なぜ『父と子と聖霊の名によつて』バプテスマを受けたい,と欲しますか。

      18 バプテスマを受けたいと希望しているあなたは,キリストの弟子になり,故に父を知るに至りました。あなたは,父の御名を負われたため,各人はヱホバの証者であります。故に,あなたは父の御名によつてバプテスマを受けたい,と欲しています。イエスの語られた言葉によると,イエスの弟子たちは子の名によつてバプテスマを受けねばなりません。あなたがたはクリスチャンである故に,あなたは彼の名を負つています。クリスチャンであるあなたは,イエスの守られた高い原則に従い,イエスの御跡を熱心に歩まねばなりません。なぜなら,イエスはいつも父の御意を行い,父のために証をしたからです。聖霊の名によつてあなたがバプテスマを受けることは,あなたが次のことを認める時だけに有効になるものです。すなわち,聖霊とはヱホバの活動力であつて,ヱホバを愛する者とヱホバのいましめをよろこんで行う人々に働くということです。ヨハネ伝 14章15-17節(新口)で,イエスは使徒たちにこう語つています,『もしあなた方が私を愛するならば,私のいましめを守るべきである。私は父にお願いしよう。そうすれば,父は別に助け主を送つて,いつまでもあなた方と共におらせて下さるであろう。それは真理の御霊である。』イエスはまた,ヱホバの御言葉が真理である,と教えられました。それで,ヱホバの真理の言葉を絶えず研究するなら,あたはヱホバの御意を理解するでしよう。(ヨハネ 17:17)あなたは,キリスト・イエスが昔に為した素晴らしい業や,また現在行つている素晴らしい業を知るにいたり,そして,ヱホバの霊の力を認めるでしよう。

      19-22 (イ)バプテスマを受けたいと欲している人々に,どんな二つの質問を尋ねるべきですか。(ロ)これらの質問に『はい』と答え得るなら,人はバプテスマを受けるのに躊躇したり,遅れるべきですか。

      19 それで,いま私の尋ねる二つの質問に答えることにより,あなたの信仰を公やけに言表わしなさい。そして,他の人にも聞えるように答えて下さい。そうするならば,あなたのまわりにいる人々は,厳粛に述べられるあなたの言葉について証人になることができます。

      20 (1)ヱホバ神の御前にあつて,あなたは自分が救を必要とする罪人であると認め,そしてこの救は御父である,ヱホバ神から御子イエス・キリストを通して来る,ということを認めましたか。

      21 (2)神にこの信仰を持つことと,救に対する神の御準備にこの信仰を持つことにもとづいて,あなたは神に全く献身し,今後はイエス・キリストを通し,また聖霊による解明の下に聖書を通して啓示される神の御意を行いますか。

      22 これらの質問に『はい』と答えたあなた方は,みなためらうことなく,また遅れずに,バプテスマを受けねばなりません。あなたは,自分の行についての十分の知識と理解を持つています。そして,水によるバプテスマを受けてからは,あなたは神の御意を果さねばなりません。それは神に対するあなたの責任です。

      23 バプテスマを受けた後,人はつねに何を記憶すべきですか。

      23 ヱホバの勝利の御国と,その栄光に輝く王キリスト・イエスをつねに念頭に置きなさい。私たちの指導者および指揮官であるキリスト・イエスは道を照されました。詩篇 40篇8節に述べられているごとく,ヱホバに対してキリストの持つた心と同じ心を持ちなさい,『わが神よ,我は聖意にしたがうことを楽しむ。なんじの法は我が心のうちにあり。』たしかにヱホバの法である神の書かれた朽ちざる言葉,聖書を忘れてはなりません。聖書を注意深く研究しない。聖書の導きと指示に従つて歩きなさい。聖書はあなたの道を照らす光です。ヱホバの御霊を忘れてはなりません。ヱバの御霊は,悪魔の霊よりもずつと強い故に,ヱホバの御霊によつてすべての活動をいたしなさい。ヱホバの制度を忘れてはなりません! つねに,制度につき従いなさい。なぜなら,ヱホバの制度はあなたの母親のごとく,あなたに滋養物を与え,あなたを養い,いましめ,そして保護するからです。

      24,25 献身してバプテスマを受けたクリスチャンは,どんな行をするときに心の平和や満足とともに,最大の幸福を得ますか。

      24 あなたは,水のバプテスマを受けたこの日を記憶したい,と欲します。それで,将来の参考用に永久の記録をつくりなさい。神より任命され,使命をうけたことに関係を持つこの日は,あなた方各人の生涯中でたしかに大いなる日であり,幸福な時であります。なぜなら,あなたは以前の偽りの宗教を捨てて,真の証者と共にヱホバを永遠に崇拝する,ということを今日多くの証者たちの前で言明されているからです。そして,創造者の清い崇拝と奉仕を行うことにより創造者の恵みの御手よりあなたは素晴らしいものを沢山頂きました。このすべての事により,あなたは極めて幸福になりました。しかし,受けることよりも与える方がずつと幸いである故に,これらの良いものを自分だけが持つて楽しんではなりません。それで,偽りの多くの宗教を行つているこの世の他の人々にも,ヱホバの側に立ち,あなたと共にヱホバ讃美を歌うように熱心にすすめなさい。そのような良い行に従うとき,ハルマゲドンにおける全能の神の大いなる日の戦以前でもあなたの心は,よろこび,平和,そして満足で充たされます。さらに,来るべき将来では,溢れるばかりのよろこびと,測り知れぬ程の幸福を得るでしよう,それはみな,生ける神ヱホバの御言葉と御名にほまれ,栄え,讃美,そして立証をもたらすものです。その時,奉仕者は次のように言うでしよう。『私たちはみな頭を下げてヱホバに祈りを捧げましよう。』

      25 これらの考えを頭に入れ,そして神のことを心に思いながら,受洗希望者はいまやバプテスマの場所に行き,水の浸礼を受けるべきです。かく献身してバプテスマを受けた各人は,今後永久にわたつてヱホバの御国を伝道し,神の書かれた言葉に従つて生活しなければなりません。なぜなら,ヱホバの証者の一員であることを証明し続けねばならぬからです。

  • 洗礼式に対する必要な取極め
    ものみの塔 1956 | 10月1日
    • 洗礼式に対する必要な取極め

      大会における洗礼式は,その重大さの故に秩序正しい仕方で行われなければなりません。それで大会の最初の日に,その責任者は音楽の係りの兄弟と打合わせて,「ヱホバに讃美の歌」の本の57番「ヱホバの側に立て」を話の終りに歌うように準備します。この歌は結論の言葉とよく結びつくものです。話の前には74番の歌「献身」を歌うのが良いでしよう。

      責任者は更に,前以て案内の部門及び浸礼のプールに皆さんをお連れする係の者と打合わせます。そのようにして,関係者全部を案内するための適当な発表が為されます。

      浸礼希望者を助けるように割当てられた案内者は前の晩に詳細の事項を知っていなければなりません。それで各自は,どの出口が使用され,浸礼希望者は大会の場所の外でどのように列を作るかを理解します。

      洗礼の講話の時には,5分前から講演者と司会者は演壇の上に出て,司会者は出席者全部に席につくようにと言います。浸礼希望者は演壇のすぐ前に設けられた席につきます。それから2分前に司会者は74番の歌を歌うことを知らせ,大会を開きます。もしこれが午前中ならば,司会者か或は他の選ばれた兄弟が短い

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