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  • 「エホバにふさわしいしかたで歩む」
    ものみの塔 1978 | 11月15日
    • もってあなたの神エホバと共に歩むことではないか」と,ミカは書いています。―ミカ 6:8,新。

      20 なぜわたしたちはエホバの保護と助けを確信できますか。

      20 公正を行ない,愛ある親切を示し,慎み深くエホバと共に歩むとき,敵意を持つこの事物の体制の中に保護のないまま放置されるようなことはありません。わたしたちがエホバにふさわしいしかたで歩みつづけるなら,エホバ神はわたしたちをご自分の民として保護し助けて,約束の新秩序に救い出してくださる,という確信を抱くことができます。預言者サムエルがかつて断言したとおりです。「エホバはその偉大なみ名のためにご自分の民を捨て去られはしないのです。エホバはあえてあなたがたをご自分の民とされたからです」― サムエル前 12:22,新。

      21 今エホバの名によってそれにふさわしく歩んでいる人の前には,どんな見込みがありますか。

      21 もしわたしたちが神のみ前における責任を真剣に考え,エホバの名によってそれにふさわしく歩むなら,エホバはわたしたちの友としてわたしたちと共にいてくださいます。もしわたしたちがエホバの霊感による言葉の知識を取り入れそれを自分に適用することをつづけていくなら,エホバがわたしたちをお捨てになることはありません。わたしたちはエホバの証人として,「わたしたちの神エホバの名によって歩む」ことを宣言しました。(ミカ 4:5,新)その決意に従って生きたいものです。そうするときにわたしたちは,永遠にわたってエホバにふさわしいしかたで歩むというすばらしい見込みを得るのです。

  • 南アフリカにおいて実を結ぶ王国の「種」
    ものみの塔 1978 | 11月15日
    • 南アフリカにおいて実を結ぶ王国の「種」

      1978年2月26日の日曜日に,黒人,白人,有色人種,インド人など1,867名の入り混じった人々の群れが,ヨハネスバーグの東方約16㌔の所にある大きな美しい建物に集いました。ボツワナ,レソト,スワジランド,南西アフリカおよび南アフリカのあらゆる場所から,クリスチャン会衆の代表者たちがやって来ました。それは,南アフリカのものみの塔聖書冊子協会の本部である,拡張されたベテルの献堂の集いでした。

      最初の二人の講演者は,この新しく拡張された建物を献堂するに至るまでの歴史的な背景を幾つか語りました。今世紀初頭,アフリカ大陸全体は王国の音信という点ではまだ「暗黒」状態で,開墾を待つ広大な処女地でした。王国の「種」は,1902年に幾つかの場所で根を下ろし始めていましたが,1910年になってはじめて一つの小さな事務所を持つ支部がダーバンに設立されました。たった一人のエホバの証人が,業を世話していたのです。

      1917年に支部事務所は,大陸の南端にあるケープタウンに移りました。それは赤道より南のアフリカ全域における宣教の業を監督しました。最初の進歩は遅く,1931年までにこの広大な区域で「良いたより」を活発に宣明していた人々の数は,およそ100名ほどにすぎませんでした。しかし1948年には,今日マラウィ,ローデシア,ザンビアと呼ばれている国々に,新しい支部が設立されました。1952年までに,南アフリカには9,500名を超える王国宣明者がいました。同年中に支部はケープタウンから,現在と同じ場所にあるジャーミストンのアクティヴィア公園の新しい建物に移りました。

      献堂式のプログラムの主題が示すように,「神がそれをずっと成長させてくださったのです」。(コリント第一 3:6)1959年に元の建物に加えて大幅な拡張が行なわれ,1971年には,さらにそれも増築されねばなりませんでした。程なくして,さらに大きな場所が必要となり,1975年6月に約二倍の大きさの建物が計画されました。

      プログラムの次の部分では,差し迫って必要とされる助け手や備品をエホバ神が備えてくださったことが示されました。建築家,技師,製図工,電気技術者,れんが工,鉛管工,大工および他の熟練した人々が,奉仕を申し出ました。多くの人々は専門の技術がありませんでしたが,こうした膨大な仕事を成し遂げるために必要な若い活力とスタミナを喜んで提供しました。

      エホバの霊は,労力や時間および技能を自発的に提供することだけではなく,資金や用具,機械類を備える面においても,多くの人々を動かしました。例えば,20メートルの起重機が必要でしたが,新品を借りたり買ったりすることは,財政的に手が届きませんでした。しかし,あるエホバの証人が,安売りで手ごろな値段のものを求めることができました。同時に,出費をまかなうための寛大な寄付が寄せられました。しかし,だれが起重機を組み立て,操縦できるでしょうか。丁度その時,その地方でその種の起重機の専門家であると認められているエホバの証人が,それを修理し,組み立て,操縦する奉仕を申し出ました。

      エホバの証人が所有している地元の部品鉄くず集積場には,いろいろな型や大きさの,驚くほど多様な機械備品が備えられていました。一再ならず,丁度必要な物がここで無料で求められました。

      主だった講演者は,りっぱな物質の建設計画が完了しただけではなく,さらに重要なこととして,大規模な霊的建設の業が南アフリカで行なわれた点を指摘しました。同地の支部の監督の下にある区域で,昨年記念式の祝いに7万7,357名が出席したことからすると,さらにすばらしい増加の見込みがあることが示されました。講演者は続いて,今世紀初頭,この大陸が“暗黒のアフリカ”と言われていた頃の様子と比較すると,今は27万4,000人の「良いたより」の活発な宣明者をかかえる,6,000以上のエホバの証人の会衆があることを示しました。

      幾百人もの訪問者たちは,支部事務所の敷地内を見て回りました。その見はらしの良い位置と高さと魅力的な外観の点で,建物自体がそのあたり一帯で抜きんでたものとなっています。勾配のある床や快適ないす,美しい装飾の施された冷暖房付きの王国会館は,大いに賞賛されました。会館に付随して防音装置の施された新しい録音室があり,そこでは聖書劇の分野で用いられる録音テープが多くの言語で作製されます。

      王国会館の上には,能率的に仕事ができるようよく整えられた新しい事務所があります。訪問者たちはまた,踊場から踊場へと吹き抜きを小さな滝が流れている美しい階段を賞賛しました。新しい建物の最上階は,家族のための快適な生活の場になっています。現在南アフリカのベテルには,合計87の部屋があります。

      訪問者たちの心をぐんと引き付けたもう一つのものは,広くて新しい食堂でした。食堂に隣接して,労力を省くための近代設備を備えた大きな台所があり,毎日約450人分の食事が準備されています。台所に続いてりっぱな野菜貯蔵室,そして酪農製品のための冷蔵室があり,最後に大量の肉や魚などを新鮮に保つことのできる冷凍庫に続くドアがあります。

      南アフリカのベテルを訪問する人々をいつも引き付けるのは広大な工場です。そこには九台のライノタイプ,製版部門,一時間に1万2,000冊の雑誌を作ることができる輪転機一台を含む九台の印刷機械が設置されています。今や建物の拡張に伴い,用いられる膨大な量の紙を保管する場所も十分にとれるようになりました。同支部では毎月,合計11の言語で28の異なった「ものみの塔」および「目ざめよ!」誌を生産しています。さらにそれ以上の拡大のための取決めもなされているのです。

      見聞きした事柄に励まされ,霊的に築き上げられたベテル訪問者たちは,南アフリカにおける王国宣明者たちのすばらしい増加に,自分たちもそれぞれ寄与していることを喜びつつ帰途につきました。彼らはみな,献堂式の祈りの中で言い表わされた,エホバがご自分の偉大なみ名の誉れのためにこの改良され拡大された建物を祝福してくださるようにとの求めに,心から同意していました。

  • 『エホバの恵み深きを味わいしれ』
    ものみの塔 1978 | 11月15日
    • 『エホバの恵み深きを味わいしれ』

      『エホバの恵み深きを味わいしれ』― この勧めは聖書の詩篇を書いたダビデのものです。(詩 34:8)あなたはこの勧めを受け入れましたか。そのためにはどうすれば良いのですか。

      まず神の言葉の述べる事柄を知る必要があります。なぜならエホバがご自分のしもべたちのために備えてくださる良いものについては,聖書の中で語られているからです。「神の賜物は…永遠の命…です」と聖書に述べられています。(ローマ 6:23)しかし神がご自分の忠実なしもべたちに差し伸べられているのはそれだけではありません。今の時においてさえ,心に平安と,生きることに真の満足を見いだすことが約束されているのです。

      ではこのような良いものをエホバが本当に与えてくださるかどうかを,どうすれば『味わい』,かつ体験できるのですか。エホバの次の勧めに従って,謙そんまた従順にエホバに従うことが必要です。「我が子よわが法を忘るゝなかれ 汝の心にわが誡命をまもれ」。(箴 3:1)エホバのおきてと戒めに一致した生活を送ることによって,わたしたちはその事が自分に益となる結果に終わるかどうかを実際に味わい,試みていることになるのです。

      ダビデの経験

      詩篇作者ダビデはこの事をしました。彼にもいろいろな過ちがあったのは事実です。それでもダビデの心の願いはエホバに仕えることであり,彼は従順に神のご意志を自分の生活の中で第一にしました。それは必ずしも容易な事ではありませんでした。事実,ダビデはそのために非常な危険にさらされた事も時にあったのです。

      イスラエルの王サウルが,ねたみにかられてダビデの命をつけねらったことがあります。それでダビデは敵であるペリシテ人の領地に逃れることを余儀なくされました。その地で彼は狂気をよそおい,命からがら逃れることができました。ダビデが詩篇 34篇を書いたのはこの時,つまり命の危うい時でした。この事情を理解して読むとき,彼の言葉はいっそう意義深いものになることに注目してください。

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