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    ものみの塔 1968 | 12月15日
    • かたに対ひて坐し」ておられました。そのオリブ山は今もそこにあります。そこから西方を見渡すと,ゲッセマネの園のかなた,ケデロンの谷の対岸に現代のエルサレムの町の東側の城壁が見えます。イエス時代,その場所には壮麗な宮が立っていました。そのさまは,ものみの塔協会の1968年のカレンダーに描かれています。かつての宮の敷地に今はイスラム教の寺院,岩のドームが立っています。その場所もその土地も依然としてそこにあり,マルコ伝 13章3節のことばは地理的にも確証されています。オリブ山で腰をおろされたイエスはその地を眺めましたが,宮の場所は今日でもオリブ山から眺められます。

      15 聖書以外にポンテオ・ピラトが実在の人物であることを示すどんな証拠がありますか。どこで発見されましたか。

      15 イエスの宣教の末期にポンテオ・ピラトという人物が登場します。キリスト・イエスの時代にエルサレムのローマ総督だったこのポンテオ・ピラトにかんしては,海岸地方の平野の町カイザリヤで考古学上の貴重な資料が近年発見されました。ピラトについては聖書中の記録と古代の歴史家とくにヨセハスの著述以外,考古学的な証拠は何も知られていませんでした。ところが1961年,ミラノ大学のイタリア考古学探検隊がカイザリヤの近くで縦58センチ横79センチほどの石板を発見しました。この碑文には,ポンテオ・ピラトとチベリウス(テベリオ)の名前の一部がラテン語でしるされており,その石板はピラトが実在したことを考古学的に立証しています。エホバの証人は,聖書がピラトについて述べているゆえに,彼が実在の人物であることを知っています。聖書を認めない人々は,ポンテオ・ピラトとしるされたこの碑文を前にしてどうするつもりでしょうか。

      16 聖書を裏づける考古学上の資料はわたしたちにとってなぜ有益なものですか。

      16 真理のみことばを裏づけるこの土地から得られた記録はほかにもたくさんあります。これまで述べたのはその一部にすぎません。では,このような知識はわたしたちにどんな影響をもたらしますか。どんな益がありますか。考古学によりもたらされた,聖書を裏づける資料からどんな益が得られますか。約束の地というエホバのすばらしい賜物は,終わりの時代の今どんな点で役だちますか。聖書とその土地について知り,また考古学やその土地がもたらす,聖書の裏づけとなる証拠を学ぶとき,真理のみことばに対するわたしたちの認識は深められます。古い写本の発見は正真正銘の聖書原典の本文を再現させるのに大きく貢献しました。同様に,発掘された膨大な量の出土品により,聖書の本文にしるされている事柄は,歴史,年代学,地理いずれの面でも詳細な点にいたるまで信頼できるということが確証されました。

      17,18 (イ)大英博物館の附属図書館長はどんな見解を公に述べましたか。(ロ)考古学者グルックはなんと述べていますか。

      17 こうして聖書の批評家は考古学により困惑させられています。多年,大英博物館の理事と同附属図書館長をつとめる英国のひとりの著名な学者は,聖書についてこう述べました。「考古学上の証拠によりその権威は回復されようとしており,また,その背景にかんするより深い知識が得られたため聖書はいっそう理解しやすくなり,その価値は高めらようとしている。考古学はまだ決定的なことばを述べてはいない。しかしこれまでに得られた結果は信仰の示す事柄,つまり知識の増加は聖書に利するということを確証している」。

      18 考古学者ネルソン・グルックは自著,「砂漠に流れる川」の中でこう述べています。(1959年版,31頁): 「しかし実際のところ,聖書に述べられている事柄を論ばくできる考古学上の発見は一つもないと断言できるであろう」。

      19 (イ)考古学は何を確証していますか。(ロ)どのようにして約束の地に親しむことができますか。

      19 真理と神のみことばに資する考古学上の諸事実の益を幾つか列挙してみましょう。考古学は,族長にかんする物語やサウルとダビデの統治を確証しています。また聖書中の出来事の年代を定める助けとなり,聖書時代の文化や風習にかんする知識を供します。さらに,聖書の歴史的な背景を述べ,また聖書中の色々なことばの意味を理解する助けとなります。真理のみことばの土地はまぎれもなく存在しており,そこに横たわっています。それでは,できるだけその土地について詳しく知るようにしましょう。聖書の記録の中に,あるいは神のみことばを研究する際に,場所や土地のことが出てきたなら,聖書に載せられている地図や他の地図を用いてそれらの場所を調べてみましょう。聖書を読むときそこに書かれている事柄をいっそう深く理解したいと思いますか。確かにそう思います。土地の地理を思い浮かべると,書かれたことばの意味をいっそう深く理解できます。(これはわたしたちの願うべき事柄の一つです)そして,やがて約束の地について詳しく知るようになり,その結果,聖書そのものにいっそう通ずることになるでしょう。

      20 エホバの贈り物であるその土地とみことばにどう答え応じるべきですか。

      20 その土地は造り主をたたえます。創造者がたたえられることはわたしたちの喜びです。贈り物であるその地は与え主を立証し,わたしたちはエホバの立証されることを喜びます。また神のみことばの贈り物を愛し感謝します。そして,詩篇 119篇130および140節のことばに声を和します。「聖言うちひらくれば光をはなちて 愚かなるものをさとからしむ なんぢの聖言はいときよし このゆえになんぢの僕はこれを愛す」。わたしたちはエホバのしもべです。ゆえにエホバの真理のみことばを愛します!

      21 ヨシュア記 23章14節のことばはわたしたちにとってどんな意義を持っていますか。

      21 神のみことばの批評者や反ばく者が提供するものは,偽り,疑い,当惑,こじつけ以外の何物でもありません。それらはわたしたちにとって無益なものです。むしろエホバの証人はヨシュアの述べた次のことばの真理を認め,そのことばに和して語ります。『わたしたちの神エホバがわたしたちに語られた良いことばはひとつも欠けることなくすべて果たされた。わたしたちはこのことを自分の心と魂のすべてをもって十分に知っている。それらはみなわたしたちに真実となった。ひとことも果たされないものはなかった』― ヨシュア 23:14,新世訳。

  • 小さな種子から
    ものみの塔 1968 | 12月15日
    • 小さな種子から

      ● 米国カリフォルニア州産の巨木セコイア(アメリカ杉)の,一粒の種子の重さはわずか1ミリグラムにすぎない。しかしそれほど小さな種子から高さ60メートルを優に越す大木に生長する。この種の木のあるものは高さが83メートルあり,根もとの部分の周囲は30メートル以上もある。つまりそれは約17人の男子が腕を広げて根もとの部分を取り巻くほどの長さである。これは神の御手のわざの一例にすぎない。

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