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  • 「人びとを弟子とし……教えなさい」
    ものみの塔 1977 | 8月1日
    • は他の人々を教える資格をだんだん身につけるように助けられる必要があります。例を挙げてみましょう。あなたは神の本性について討論しているかもしれません。では後でこういう質問をしてみます。「わたしたちが神について学んできたことはこの地域社会の人々の多くが信じていることとどのように違いますか。どの聖句は人々が真の神を知る助けになりますか。この知識はどのように人々の益になりますか」。そうした質問は研究生が勉強した資料を他の人々の援助のために用いることを考えはじめるのに役立つでしょう。

      12 公の証言に携わる人の振る舞いについて,聖書研究生は何を認識するよう教えられねばなりませんか。どうすればそれができますか。

      12 同時に,人に教える者は聖書の原則に一致した生活をしなければならない,ということも研究生に明確にしておきます。(ローマ 2:21-24)これは聖書研究が始まったすぐあとに行なえます。「とこしえの命に導く真理」という本の中の「なぜ自分の宗教を調べてみるべきですか」という章にある聖句を調べたなら,復習のときにこう質問してみるのもよいでしょう。「もしわたしたちが自らを公に神のしもべと呼ぶのであれば,わたしたちの行動は実際にどんなものであるべきですか。教会員でさえ行なっているかもしれない事柄でも,真のクリスチャンは避けねばならないことがありますが,それはどんなことですか」。

      13 人がイエス・キリストの弟子となるのを助ける際に,会衆は全体としてどのようにその分を尽くしますか。(ローマ 12:4-8。コリント第一 12:14-26)

      13 弟子を作る業に関連した重要な責任は,聖書研究を司会している人だけにかかっているのではありません。会衆内の人はだれでも言葉や模範によって,イエス・キリストの弟子となるために聖書を勉強している人々を助けることができます。どのようにしてですか。会衆内には多くの顕著な特質がはっきり見られます。クリスチャンらしい親切,寛大さ,深い関心,霊的な心の眼,感謝などのりっぱな模範が見られます。聖書研究生がいろいろな人に会ってその人たちの経験を聞いたり,りっぱな振る舞いを観察したりするなら,それから健全な影響を受け,クリスチャンとして生きる点で進歩するよう励まされます。ですから,聖書研究を司会している人が,聖書に関心を持つ人を会衆内の他の人々に紹介するのは良いことです。そうすれば仲間の信者たちは,聖書研究生がイエス・キリストの弟子になるよう助ける点で自分の分を尽くすことができます。

      エホバとの個人的な関係

      14 (イ)人がイエスの弟子に成長するとき,その誉れはすべてだれに帰すべきですか。(ロ)どうすれば聖書研究生がエホバと個人的な関係を持つように援助できますか。

      14 しかし結局のところ,人がイエス・キリストの弟子として成長するかどうかは,エホバ神にかかっています。(コリント第一 3:6,7)「わたしを遣わしたかたである父が引き寄せてくださらないかぎり,だれもわたしのもとに来ることはできません」と,神のみ子は言われました。(ヨハネ 6:44)ですから,聖書研究生がエホバ神との関係を個人的なものにするように助けることは最も重要な事です。これはどのようにしてしますか。聖書を読み,書かれていることを黙想し,それを自分の生活に生かすように聖書研究生を励ますのです。(ヤコブ 1:22-25)また研究生の前で祈りの重要さを常に強調します。祈りの内容が明確であるなら,自分の願いを神が聞き届けてくださったことを,一層強く感じるようになります。そのことは人を天の父にますます近づけ,その人の霊的成長に大きく寄与します。―ヨハネ第一 5:14,15。

      15 どうすれば聖書朗読や黙想や祈りの大切さを,わたしたちと勉強している人々に忘れないようにさせることができますか。

      15 霊的な人になるよう他の人々を助けるには,聖書の朗読,黙想,祈りなどの価値について一度話すだけでは不十分です。こうしたことは適当な時であればいつでも話すべき事柄です。聖書研究の間でも織り込むことができます。その際に例えや(自分の,あるいは他の人々の)経験を話したり,聖句を用いるなら,その益はよく強調されるでしょう。しかし,同じことを繰り返し話すのは避けたいものです。そういうことをすると聖書研究生を励ます代わりに退屈させる結果になりかねません。

      16 (イ)教えが相手の心に達するようにするのはなぜ重要ですか。(ロ)どうすれば自分の信じていることを聖書を用いて説明するよう,聖書研究生を援助できますか。

      16 人を教えるさいにはクリスチャンは学ぶ人の心に達するように教えなければなりません。学ぶ人の心を動かせば,その人は行動を起こします。イエス・キリストは,「心に満ちあふれているものの中から人の口は語る」と言われました。(ルカ 6:45)確かに,人は良いたよりが心に達すると感動して他の人たちに話します。しかし学んだことを神の言葉から示すことができますか。もし聖書の用い方を教えられているならできるでしょう。聖書研究生にそうすることを教える良い機会は学んだことを一緒に復習するときです。例えば,ある点について聖書はなんと述べているか,聖書を開いて示しまた説明するように頼みます。会衆の書籍研究においても同様のことが行なえるでしょう。それは関心を持つ人々をさらに助けることにもなり,また家庭聖書研究の司会の良い手本をすべての人に示すことにもなります。

      17 新たにバプテスマを受けた弟子に対して会衆にはどんな責任がありますか。なぜですか。

      17 人がバプテスマを受けてイエス・キリストの弟子になっても,その人に対する会衆の責任は終わるわけではありません。その人は依然として霊的赤ん坊で,エホバとの関係において円熟するために,また神の言葉を教える資格のある者となるために,援助を必要としています。(エフェソス 4:11-16)引き続きその人と研究をし,会衆全員が人々を築き上げる霊的な会話を交わすことによってその人を励ますのは,キリスト教の精神にふさわしい行ないではないでしょうか。また,経験を積んだ会衆の成員と一緒に公の証言や教える業にあずかれるなら,その人にとって有益です。

      18 弟子を作ることはなぜ喜ばしい業でもありまた重要な業でもありますか。

      18 弟子を作ることは,命が関係しているために重要な業です。しかしまた多くの喜びをもたらす活動でもあります。他の人のために身を費やすなら,確かに大きな喜びを刈り取ることになります。(使徒 20:35)命が関係している以上,教える人は「神のみ旨をことごとく」伝えることに心を用いる必要があります。この面での怠慢は,教わっている人が重大な罪を犯す一因となりかねません。パウロがエフェソス会衆の長老たちに,「きょうこの日に,わたしがすべての人の血について潔白であることに関して,あなたがたに証人となってもらいます」と言えたのは,他の人が知る必要のある事柄を何一つ差し控えずに教えたからでした。―使徒 20:26,27。

      19 イエス・キリストの弟子は皆,宣べ伝え弟子を作ることについて何をすることを決意すべきですか。なぜですか。

      19 わたしたちイエス・キリストの弟子である者は一人残らず,良いたよりを宣べ伝え弟子を作る業に忠実であることを決意したいものです。この重要な活動と関連して,わたしたちはテモテ第一 4章16節の次の助言を自分に適用できます。「自分自身と自分の教えとに絶えず注意を払いなさい。これらのことをずっと続けなさい。そうすることによって,あなたは,自分と自分のことばを聴く人たちとを救うことになるのです」。『人々を弟子とし教えなさい』というキリストの命令に従うことは,わたしたち自身の救いと他の人々の救いに欠くことのできないものです。それは現在においては喜びと満足という形のすばらしい祝福につながります。なぜならわたしたちは自分が神の同労者であることを知っているからです。そして神のお立てになる新秩序においては永遠の命の約束を保ちます。(ペテロ第二 3:13)ですから,わたしたちには人々を弟子とし教えることに熱心であるべきあらゆる理由があるのです。

  • 「陰深き谷を歩もうとも」
    ものみの塔 1977 | 8月1日
    • 「陰深き谷を歩もうとも」

      ● 詩篇作者ダビデは言いました。「たとえ陰深き谷を歩もうとも,わたしは悪いものを恐れない」。(詩 23:4,新)ダビデは少年のころ羊飼いだったので,羊たちがどんな危険に遭遇するかをよく知っていました。薄暗い谷間には野獣がはいかいしているかもしれず,山賊が待ち伏せているかもしれません。深い穴が幾つかあるかもしれません。ですから羊飼いの注意と世話がなければ,羊たちは重大な危険に陥ります。羊と同様,ダビデも危険な事態に幾度も遭遇しました。しかし偉大な羊飼いエホバを信頼していたので安心していました。

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