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良いたよりを伝える ― 円熟を追い求める王国宣教 1970 | 11月
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良いたよりを伝える ― 円熟を追い求める
1 聖書研究を定期的に司会することは,円熟を追い求めるのに大いに貢献するものです。この点を考えたことがありますか。事実,それは貢献するものとなります。研究をよく司会するには,予定の個所を前もって調べ,引用あるいは参照されている聖句が,論点をどのように証明しているかに特別の注意を払う必要があります。ある答えが正しいと信じる理由を家の人に尋ねるとき,あなたも,なぜその答えが正しいかをよく考えなければなりません。家の人の質問に対して,その答えが思い浮ばなかったり,答えを知らなかったりするなら,質問に対する聖書からの答えを見つけるため,協会の出版物や聖書を調べねばならないでしょう。そうです,研究を司会している人は確かにいつも多くの点で益を得ます。時には,司会者のほうが,研究生よりも多くを学べるのです。
2 「目ざめよ!」を予約した人を再び訪問する際,贈り物として配布した「見よ!」か他の小冊子を用いて,新しい家庭聖書研究を始めることができます。11月と12月の間,研究を始める目的をいだいて,本を求めた人すべてを再訪問しましょう。研究の取り決めに関心を持つよう人々を助けるため,「真理」の本のちらしを活用してください。
3 円熟を追い求める際,個人的な研究と聖書の朗読を定期的に行なうことは,だれにとっても欠かせないものです。聖書と協会の出版物を定期的にひとりで読むための時間を設けておられますか。大ぜいの人が個人的に,あるいは家族で,食事の時間や他の都合の良い時に,その日の聖句を討議するなどして,このことを行なっています。親のみなさんは,ご自分とご家族の益をはかって,家族の聖書研究を定期的に司会しておられますか。
4 円熟を追い求めるに際し,集会への定期的な出席も重要なものです。聖書は,ともに定期的に集まり合って,わたしたちの信仰を公けに言い表わすことをやめないように注意しなさいとさとしています。集会に参加し,適当な時に注 することにより,信仰を公けに言い表わすことができます。
5 ヘブル書 5章12-14節にしるされている使徒パウロの助言を忘れないでください。そうです,円熟を追い求める際,定期的に取り入れている知識を用いなければなりません。
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発表王国宣教 1970 | 11月
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発表
◆ 11月と12月の提供物: 「真理」と「偽ることのできない事柄」の本に,研究用の小冊子を1冊添えて,300円の寄付で。「神の自由の子」の本を在庫している会衆は,12月中その本を,「偽ることのできない事柄」の代わりに提供できます。1月-4月: 「ものみの塔」の1年の予約を,贈り物の小冊子3冊を添えて,400円の寄付で。
◆ 日本語と英語の新しい小冊子: 「近づく一千年の平和」。各会衆は日本語のを1箱(1,000冊)まで注文できます。その他入手できる日本語の出版物: 「偽ることのできない事柄」「御国のこの良いたより」「聖書の話の筋書」。
◆ 1971年のカレンダー(日本語と英語)および「エホバの証人の1971年度年鑑」(英語)の必要数を今注文してください。今年は例年よりも早く入手できる見込みです。宣教者,巡回のしもべ,開拓者たちも会衆を通して注文なさってください。
◆ 協会は,「真理」の本の注文に応じて,「聖書の教えを知りたいとは思われませんか」のちらしを,注文と同数だけ送ってきましたが,もし必要なら,伝道者ひとりにつき10枚,開拓者ひとりにつき50枚あて,1回だけ余分に注文できます。
◆ 「クリスマス」と正月の特別活動を考えると,今は雑誌の特別注文をする時期です。12月22日号「目ざめよ!」には,「クリスマスの音楽」と題する記事のほか,すぐれた記事が多く掲載されます。また,「ものみの塔」1月1日号は,今年の地域大会における公開講演の全文を載せた特別号です。必要とする雑誌を注文してください。また,年末年始にかけて休暇開拓を計画している人すべてのために,十分の雑誌と休暇開拓奉仕の申込書を注文してください。
◆ 会衆の書籍研究で「偽ることのできない事柄」の研究を終えたなら,「神の自由の子となってうける永遠の生命」の本を再び研究することが勧められています。
◆ 「真理」の本,あるいは「見よ!」や「良いたより」の小冊子で家庭聖書研究を司会する際,必ずまとめにすべての節を読むことにより,新しい人の理解を深めてください。
◆ 11月1日より講演の招待ビラは,すべて,1000枚につき350円を送金してください。この変更は,招待ビラ関係の費用すべてを協会がまかなえるようにするためです。古いS-16Jの招待ビラ注文用紙がある場合,価格の数字を訂正して,その用紙を全部使用してください。古い用紙を使い終えてから,新価格のしるされている新しい用紙を使いはじめてください。
◆ 11月3日と23日の祭日は,各会衆で合同の特別活動をする良い機会です。
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神権的ニュース王国宣教 1970 | 11月
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神権的ニュース
◆ 一連の巡回大会が再び始まりました。次のようなすぐれた報告が寄せられています。東京・大森: 出席者,1,131人。バプテスマを受けた人,23人。日本テレビは,この大会の土曜日朝のプログラムとバプテスマの模様を1分間のすぐれたニュース番組として放映しました。豊橋: 出席者,802人。バプテスマを受けた人,27人。春日井: 出席者,557人。バプテスマを受けた人,24人。札幌・豊平: 出席者,712人。バプテスマを受けた人,30人。
◆ 青森会衆の8人の伝道者が交わっている書籍研究の群れは,「御国奉仕」2月号の研究生の紹介によって新しい研究を始めるという提案を実行した結果,6か月後に,火曜日晩の書籍研究の出席者は,12人から30人に増加しました。それら新しい人々は伝道者になるため,熱心に研究しています。
◆ 開拓者と伝道者合わせて50人の北九州会衆小倉分会は,巡回のしもべの訪問中,「御国奉仕」8月号の「聖書研究を始める」と題する記事の提案を実行した結果,週中,56の新しい研究が始まりました。公開講演の出席者は103人でした。
◆ キューバは5月と6月に伝道者の新最高数を報告しました。両月とも,伝道者の平均時間は15時間でした。
◆ 依然禁令下にあるにもかかわらず,マラウィは7月に伝道者新最高数1万9,050人(31%増加)を報告しました。
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質問箱王国宣教 1970 | 11月
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質問箱
● どうすれば会衆の公開集会の活動に対する興味を高めることができますか。
それには創意を働かしていつも興味深いプログラムを催すことがたいせつです。88の一連の公開講演の中から,会衆に最も価値あると考えられる主題のものを選び,会衆内や近くの会衆からの別の講演者を用いて,それらの講演を再び取り上げることができます。委員が新しい講演者を認めたなら,監督はそれら講演者に話を割り当てることができます。会衆は,それら兄弟たちの話を聞いて,大いに励まされるでしょう。時には,スライドや,他の興味深い資料を用いる特別講演を行なうこともできます。映写機を利用できる旨,協会から連絡されたなら,ぜひ,協会の教育的な映画の一つを公開集会として上映する機会を活用してください。現在公開集会に出席している人々の大半は,過去一,二年以内に交わりはじめたばかりの人ですから,以前の講演や映画は,大きな益を与えるでしょう。
協会は,現在,さらに八つの講演の筋書を準備しています。それらは,以前,地域および巡回のしもべが用いたものです。それらの筋書は,次の筆記の復習用紙とともに送られます。1月から4月にかけて,それらの講演を毎月二つずつ行なうよう提案されています。主題は次のとおりです。: 89番,イエスの奇跡から学ぶ。90番,「とこしえに喜ぶ」ための備え。91番,神の道は愛。92番,忍耐は神の是認を受ける道。93番,法と秩序 ― いつまたどのように。94番,イエスのたとえ話の意味。95番,真の崇拝対偽りの崇拝。96番,すでに終結した「諸国民の定められた時」。
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