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良いたよりを伝える ―「王国が来ますように」の本を用いて研究を始めることにより王国宣教 1982 | 6月
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良いたよりを伝える ―「王国が来ますように」の本を用いて研究を始めることにより
1 エホバ神の「王国は,『地を破滅させている者たちを破滅に至らせ』,死者をよみがえらせ,敵である死を取り除き,この地球を人類の楽しい,平和な住みかとするために来るのです」。(啓示 11:15,18; 21:1,3,4)(「王国が来ますように」21ページ1節)わたしたちの心からの願いは,この本を受け取った人々が知識を得,聖書の主要な主題である王国に対する認識を抱くように助けることです。このことを成し遂げるためには普通,聖書研究をすることが必要です。
2 研究を始めることで成功を収めている大勢の兄弟たちは,きわめて簡潔な近付き方が最善の方法であると述べています。友好的なあいさつをした後,その出版物から最大のものを得る方法を簡潔にごらんに入れたいと家の人に告げてください。自分の本を持って来るよう親切に勧めてください。1章の初めにあるさし絵に注意を向け,何が魅力的で興味深いと思ったか尋ねてみてください。(家の人に意見を述べてもらう。)最初の節を読むように促してごらんください。そこにはさし絵の説明があります。家の人が読むことをためらうなら,あなたが読むことができるでしょう。それから,「質問 1」を尋ね,家の人に注解を述べてもらうようにしてください。2節と3節も読んでもらってから質問を討議し,4節と5節に進んでください。7ページの枠の中の資料も読んでもらうことができます。王国とは実際に何かを知りたいと思わないか尋ね,来週再び訪問してさらに資料を共に考慮できれば幸いであると伝えてください。次に訪問する時に,続く二つのページを考慮してください。そこにはその質問の答えがあります。
3 「王国が来ますように」の本の内容に入って研究を始めるもう一つの良い方法は,ある人々が主の祈りを繰り返し口にしてきたことについてふれる方法です。そして,その最初の部分を述べてから質問することができるでしょう。「『御国の来らんことを。御心の……行われんことを』。どこに来るのでしょうか。どこで行なわれるのでしょうか」。(家の人に答えてもらう。)家の人がちゅうちょしたり,答えられない場合は,続けて次のように言えます。「祈りは『天のごとく,地にも行われんことを』と述べています」。そして,神のご意志が地に行なわれる時,地球がどのようになると思うか,家の人に尋ねてください。(考えを述べてもらう。)1章のさし絵に注意を向け,神の王国が地にもたらす状態を話し合ってください。1節を読んでもらい,質問し,そして内容を討議し,このような方法で数節考慮して,さらに話し合うために再び訪問する取決めをしてください。それと気付かぬうちに研究を進めてゆけるでしょう。
4 別の提案: 幾百万人という人々が神の王国の到来を祈り求めていますので,当然のこととして多くの人々は「王国とは何ですか」という質問をします。家の人にその件についてどう思うか尋ねてみてください。そして,この本が答えを与えてくれることを伝えてください。家の人に本を持って来てもらい,8ページに注意を向けます。副見出しを読み,家の人に6節を読んでもらえるか尋ねてください。質問を討議します。それから,7節と8節を読んでもらい,討議します。学んだ事,つまり王国が実際の政府であることを復習してください。続く三つのページを読む時間を取れるか尋ね,このことをさらに考慮するために喜んで別の機会にもう一度来ることを約束してください。
5 「王国が来ますように」の本は研究で用いる目的で作られたものです。みなさんがこの本の助けを得て,多くの新しい研究を首尾よく始めてゆかれるよう希望いたします。この本は,新しい研究生と学ぶ2冊の本として「真理」または「良いたより」の本と共に用いられるでしょう。この本をその賛美のために巧みに用いるみなさんの誠実な努力をエホバが祝福してくださいますように。
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神権的ニュース王国宣教 1982 | 6月
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神権的ニュース
◆ 次の会衆で王国会館が献堂されました。秋田,横手。東京・台東。東京・亀有。山梨,高畠。富山,小矢部。富山,婦中。富山,富山・西。富山,小杉。三重,津。京都,久御山。京都,京都・久我。兵庫,尼崎・中央。高知,土佐。広島,広島・可部。福岡,福間。沖縄,平良。
◆ 北海道,音更会衆には28人の成員が奉仕していますが,うち11人は正規開拓者であり,最近の巡回訪問中9人が補助開拓奉仕を楽しみました。それでその月は伝道者の71%に当たる20人が開拓奉仕にあずかりました。会衆には52件の家庭聖書研究があり,公開講演には74人の方々が出席しました。会衆で奉仕する一人の長老と一人の奉仕のしもべは共に正規開拓者であり,良い模範として働いています。
◆ 栃木県,宇都宮市桜会衆ではすばらしい拡大が続いています。1年前王国伝道者は90人でこのうち18人が正規開拓者でしたが,現在では122人が伝道者として奉仕しており,このうち24人が正規開拓者です。1年前には25人の異なった方々が補助開拓奉仕を行なっていましたが,現在では45人の異なった方々が補助開拓奉仕を楽しんでいます。長老たちのしっかりした牧羊と,開拓者たちの熱心な働きは会衆に活力を与えています。さらに,長年忠節に奉仕を続けてきた年配の兄弟,姉妹たちの働きは会衆に励ましとなり,模範となっています。
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発表王国宣教 1982 | 6月
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発表
◆ 野外での提供 6月と7月: 「王国が来ますように」の本と最新号の2冊の雑誌を500円の寄付で提供する。8月: 「わたしの聖書物語の本」を1,200円の寄付で提供する。
◆ 現在会衆の書籍研究で用いている「王国」の本が8月中頃で終了する時,「最善の生き方を選ぶ」の書籍が,書籍研究の資料として用いられることになります。各会衆は新しい方々のためにも必要とされるものを十分前もって注文しておくようお勧めします。
◆ 地域大会本部から大会について必要な指示や連絡の手紙が送られますが,会衆は奉仕会の発表でこれを扱うようにしてください。ほとんどの連絡は簡潔に扱うことができると思いますが,必要な場合には,他のプログラムを少し縮め,全部のプログラムが時間内に扱われるようにお勧めします。
◆ 6月初めに,各会衆は定例の長老の集まりを計画するようにしてください。
◆ 会衆の主宰監督は3か月ごとに1回会衆の会計検査をするようにしていただきたいと思います。(「組織」の本152ページ参照。)自分自身で行なうこともできますし,他の長老と分担しあって行なうこともできます。
◆ 「開拓者の身分証明と割当て」カードを紛失してしまった正規開拓者また特別開拓者は,地域大会前,十分早めに協会に再発行を求めてください。
◆ 1982年2月号「王国宣教」折り込みの,「1982年の神権宣教学校予定」がまだ在庫しています。新しく学校に入る方々のため,追加が必要であれば会衆は注文してください。
◆ 神権宣教学校割当ての変更: 8月8日の週の第1の話は,塔82 8/1 20-23ページに変更します。
◆ 7月18日の週は会衆の書籍研究の予定も,奉仕会の予定も「王国宣教」に掲載されません。これは地域大会出席と関連しているからです。みなさんの出席なさる地域大会が,7月または8月のどの週になるかに従って,書籍研究と奉仕会の予定を1週間ずつ繰り上げ,または繰り下げるようになさってください。
◆ 下記の出版物は協会に在庫しておりませんのでお知らせします。「神の自由の子となってうける永遠の生命」,「失楽園から復楽園まで」,「宗教は人類の為に何を成したか」,「神が偽ることのできない事柄」,「御心が地に成るように」。
◆ 長老と書籍研究の司会者へ: 7月,8月の間,大勢の伝道者は大会に出席したり,夏の休暇を取ったりすることでしょう。どうぞ各伝道者たちとできるだけ密接な連絡を保つようにし,各人が霊的に健全な状態を保つよう注意しましょう。休暇を取ったり,親族を訪問するため会衆を離れる伝道者たちも,奉仕の定期性を保ち,きちんと奉仕を報告するよう励ますことができるでしょう。非公式の証言も大切な奉仕の分野です。そうした奉仕の時間もノートに書き留めておき,月の中頃,または月末の奉仕報告に含めるよう勧めることができます。夏の期間中,だれも不定期な奉仕者にならぬよう,つまりエホバを賛美する機会を持つことなくひと月を過ごしてしまうことのないようにしましょう。
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会話するための話題王国宣教 1982 | 6月
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会話するための話題
人類の唯一の解決策 ― 神の王国
1. マタイ 6:10 ― わたしたちはそれを祈り求める。
2. 啓示 11:17,18 ― 王国が行なう事柄。
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