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喜びに満ちた働き人でありなさい王国宣教 1978 | 1月
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の研究は冷たい,組織的な考察や討議であってはなりません。むしろ,暖かくて役立つものであるべきで,優れた教えが含まれ,エホバとの良い関係を発展させることに強調がおかれるものであるべきです。聖書の原則や命令を教えることで満足するのではなく,これらの原則を生活の中でどのように適用し,神の義にかなったご命令をどのように果たしてゆくかを示し,わたしたちと研究している人を常に助けるように努めるべきです。わたしたちの討議は,弟子となる見込みのある人,それゆえ信仰における将来の兄弟または姉妹としての研究生に対する真実の個人的な関心を表わすものであるべきです。
6 本当に,弟子が献身とバプテスマの段階まで進歩するのを見るのは大きな喜びです。パウロはそのような喜びを経験し,自分が助けた人々に特に愛着を感じました。(テサロニケ第一 2:17-20)バプテスマの後でさえ,多くの人は引き続き援助を必要としています。確かにわたしたちは,ある人が信仰のうちにしっかりと根ざし,確固とした者となるよう助けることから喜びを得ます。(エフェソス 3:17-19)新しくバプテスマを受けた弟子たちに個人的な関心を示してください。その人たちが信仰において確固とした者となるよう助けるため,彼らが少なくとも2冊の本を研究するまで援助を続けてはどうですか。
7 確かにエホバと隣人に対する愛は,他の人々を助けることに関し,正しい態度を持つようわたしたちを動かします。愛と喜びは密接に結び付いており,それら二つは神の霊の実です。(ガラテア 5:22)あなたが証言し,教え,弟子を作る活動を行なってゆく時,人々に愛と関心を表わし続けてください。そうすればあなたは,幸福と喜びの神エホバから祝福として多くの喜びを得られるでしょう。
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再訪問 ― それは難しいものですか王国宣教 1978 | 1月
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再訪問 ― それは難しいものですか
1 野外奉仕で出版物を紹介した時,家の人が次のように言うのを聞いたことがありますか。「この前いただきましたが読まなかったので,今回はけっこうです」。先回出版物を配布した奉仕者は再訪問したものの家の人と会えなかったか,何かの理由で再訪問がなされなかったのかもしれません。それで,次の奉仕者が証言のため訪問しても話に耳を貸さなかったり,再び出版物を求めようとしない場合があるのです。
2 この事は再訪問の重要性をわたしたちに認識させるものではありませんか。雑誌や文書を求めた人を幾度も再訪問し,親切に出版物の中からふさわしい記事を共に読み,益を得るよう努力すれば真理に対する関心は高められ,親切な訪問は感謝され,人々に真理を教えることができるのです。―マタイ 28:19,20。
3 もちろん,出版物は受けなかったものの,質問するなどして関心を示した人々に対しても再訪問がなされれば良い結果を見ることができるでしょう。では,どうしたら効果的な再訪問をして良い結果を得ることができますか。
4 家から家に奉仕する際,出版物を求めたり,関心を示した人を是非記録に留めるようにしましょう。住所,氏名,配布した出版物,どんな事に関心あるいは質問があったかなど,再訪問を行なうのに役立つと思われる情報をノートに書き留めておけば再訪問をよく準備することができるでしょう。また訪問することを巧みに提案してみましょう。多くの場合配布した出版物の中にふさわしい記事や話題があるので,それに基づいて話し合いを準備できます。何か話をしに行くように考えると再訪問は難しく思えますが,わたしたちが配布している出版物を材料に家の人と話し合い,霊的な益を分かち合うことを目ざせば再訪問を準備することはもっと容易になります。
5 実際にどのように行なえますか。できるだけ早いうちに再訪問するのはいつでも成功の秘訣です。ある人は翌日に再訪問して大変良い結果をみています。是非その週の間に訪問するよう努めましょう。関心が他のものに奪われないうちに,それを高めることができます。
6 長い訪問よりむしろ短い訪問を,できれば幾度も繰り返し行ない,家の人と親しい信頼関係を培うように努力しましょう。家の人の霊的な福祉に対するわたしたちの真の関心を表わし,毎回の訪問を通して聖書からさらに何かを学び取るよう援助することを目ざしましょう。―使徒 18:11。ペテロ第一 2:2。
7 再訪問の最終的な目標は研究を取り決めることにありますが,多くの場合は一度にこの目標に達することは不可能です。しかし,繰り返しなされる再訪問を通して,徐々にこの目標に近づくことができますので,ごく自然に研究,すなわち,聖書を学ぶことに入ってゆくことができるでしょう。いつでも家の人が次の訪問を楽しみにするようなことを何か残してくるのは良いことです。
8 再訪問が成功した場合でも,思い通りの成果が得られなかった時でも,わたしたちが行なえる一つの事は,わたしたちの行なった再訪問を分析してみることです。どうしたらさらに効果的な再訪問ができるだろうかということを念頭に置いて再訪問を分析してみましょう。そうすればわたしたちはみな巧みな教え手であられたイエスの弟子としてみ言葉を教える業にあずかれます。
9 それでみなこの極めて重要な,報いの多い業に熱心に携わりましょう。去る7月に青森県,野辺地町に任命された特別開拓者たちは毎月90件から130件の再訪問を行ない,任命から3か月目の9月には二人で20件の家庭聖書研究を司会しています。毎週奉仕に出て,家から家の奉仕の後に少なくとも一つの再訪問を行なうようにすれば,わたしたちみなはこの重要な業にあずかり,大きな報いを得ることができるでしょう。
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会衆の書籍研究王国宣教 1978 | 1月
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会衆の書籍研究
「救い」の本による会衆の書籍研究
1月 1日に始まる週 8章38節-52節
1月 8日に始まる週 9章1節-17節
1月15日に始まる週 9章18節-32節
1月22日に始まる週 10章1節-18節
1月29日に始まる週 10章19節-11章6節
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発表王国宣教 1978 | 1月
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発表
◆ 野外での提供 1月: 「目ざめよ!」の予約を提供する。一年の予約,3冊の小冊子を添えて1,300円の寄付で。あるいは半年の予約に「良いたより」の書籍を添えて800円の寄付で提供してもよい。関心ある人には両方の雑誌の予約を勧めることができる。2月: 「聖霊」の本に2冊の雑誌を添えて200円の寄付で。
◆ 1978年3月23日,木曜日,日没後に各会衆は記念式を計画できます。その週,各会衆は週中の集会に必要な調整を施し,記念式が際立ったものとなるようにすべきです。12月中頃に記念式招待ビラの注文用紙が送られます。取り決めができしだい会衆はすぐ注文できます。会場と時間が定まっているなら,注文書にそれをはっきり書き込んでください。
◆ 1月15日の祭日が日曜日と重なりますので1月16日に休日が得られるなら,会衆は合同の特別活動を計画しましょう。家族が一緒に奉仕に参加するなんとすばらしい機会でしょう。長老のみなさん,率先し,伝道者を助けましょう。
◆ 1978年「年鑑」,1977年の製本した「ものみの塔」と「目ざめよ!」は入荷しだい会衆に送られます。「年鑑」については,伝道者は1冊300円で入手できます。昨年までのように代金を添えて注文する必要はありません。これらは伝道者価額で会衆の文書会計に請求されます。1977年7月1日よりも前から正規,または特別開拓者として働いている方は文書を扱う兄弟から「年鑑」を1冊無料で受け取ることができます。会衆はこれをあらかじめ注文に含めておくべきであり「無料で渡した『年鑑』」の払い込み請求を協会に行なってください。開拓者はほかに1冊90円で「年鑑」を求めることができ,これらについては「90円で渡した『年鑑』」として払い込み請求を行なってください。
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日本の野外奉仕報告: 10月王国宣教 1978 | 1月
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日本の野外奉仕報告: 10月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 963 134.1 63.6 5.0 124.5
開拓者 5,575 87.2 36.3 3.2 59.6
補助開拓者 5,121 63.5 25.6 2.2 36.7
伝道者 30,833 15.3 6.4 0.8 11.4
合計 42,492 新予約: 22,730
新しく献身しバプテスマを受けた人: 377
昨年の平均に対する伝道者の増加: 6%
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