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地上の平和を楽しむものみの塔 1969 | 12月15日
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は3万9000人余が出席しました」。今年の4月,全世界では132万2001名もの人々が神の平和の音信を宣明しました!
「真理」の本がはたした役割
1968年の夏,エホバの証人は「とこしえの命に導く真理」と題する聖書研究用の小型の本を出版しました。これは,珠玉のような神の真理のみことば聖書の主要な教えをわかりやすいことばで著わした本です。この「真理」の本は多数のことばに訳され,すでに1600万部も印刷されました。「地に平和」大会では,神と神がこの地にもたらすことを約束された平和とをほんとうに愛する人々を集める点で,この出版物がもたらしたすばらしい結果について,多数の代表が次々に報告しました。たとえばカナダの一代表はこう述べました。
「深い関心をもっていたある男の人は『真理』の本を求めて直ちに読み,続けて3回通読しました。そして証人の2度目の訪問を受ける前に,教会から籍を除いてもらい,ミッション・スクールから子供たちを退校させる手配をし,その他の面でも生活を変化させました。証人が2度目に尋ねたとき,羊のような心をもつこの男の人は,口を開くなりこう質問したのです。『バプテスマを受けるには,わたしは何をしなければなりませんか』。彼は真剣にバプテスマのことを考えていたのです!」
英国からの一代表はこう報告しました。「全時間奉仕者のひとりが若いカトリック信者の一婦人に『真理』の本を配布しました。次の週,再び訪問した奉仕者は,この婦人がその本を求めた日のうちに全部を読んだということを知りました。そして婦人はその全時間奉仕者に,『ご存じのように今は終わりの日です』と言うなり,自分が読んで知ったことをまるでその証人に向かって証言するかのように話し続けました。
「さっそく聖書研究が取り決められ,2週間もたたないうちにその婦人は集会に出席しはじめ,その後まもなく宣教に参加し,次の巡回大会でバプテスマを受けました。やがて彼女の夫も研究を始め,集会に出席し,宣教に携わり,ロンドンで開かれる『地に平和』大会でバプテスマを受けることになりました」。
ニュージーランドからの一代表も同様の経験を述べました。「1968年の末,ある若い夫婦が『真理』の本を用いて聖書研究を始めました。そして第3章を研究してすぐ集会に出席しはじめ,第5章まで研究して野外宣教に携わり,第10章を研究してからその夫は別の若い夫婦の聖書研究を自分ひとりで司会しました。
「この2番目の研究が3か月司会されたのち,今度はこの家の主人も伝道のわざに定期的に参加するようになりました。こうして最初の聖書研究が始められてから6か月も経たないうちに,これら二家族が神の平和の音信を広めるようになりました。そして最初の夫婦は去る5月にバプテスマを受け,2番目の夫婦は今年の『地に平和』国際大会のどれかに出席してバプテスマを受けることにしています!」
今年はこれまでに毎月平均8000人もの人々が水のバプテスマを受けて神への献身を表わし,自らエホバの証人の隊伍に加わりました。こうして彼らはあらゆる人種や国籍の信仰の仲間と交わって,今すでに平和を楽しんでおり,全地に永遠の平和を確立する,神の新しい事物の体制を待ち望んでいます。
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直接創造を否定する証拠はないものみの塔 1969 | 12月15日
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直接創造を否定する証拠はない
● 進化論を強力に支持する「大英百科事典」が次のように述べねばならないのは,意味のあることである。「しかしながら,現存生物の研究だけからするなら,(創世記の厳密な解釈が示すように)我々が個別的な直接の創造物の一部であるということを明確に否定するものは何もない。しかも,こうして創造された動物に一時的な変異が起きても,その変異はごく小さなものであり,重要な進化過程の一つとするに価しないものであった」―1965年版,第17巻,108ページ。
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