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    目ざめよ! 1971 | 12月22日
    • 訓練を施される。かつては英国でもこれがよく行なわれた。東洋では古くから知られている。小魚以外は何も飲みこませないように,鵜のくびのまわりになわをゆるくかける。

      潜水の名人のなかにはカイツブリとアビがいる。どちらも同じような特徴をもっている。水の中では大した腕前であるが,陸上では不器用である。足がからだのうしろのほうについているので,水に潜ったり,泳いだりするぶんには,いたって都合がいいが,陸にあがるとどうにもならない。アビは陸からは飛び立てないので,水から遠く離れた土地に連れていかれることは,たいていの場合死を意味する。

      小さなカイツブリが水に潜るときの動作は見ていて楽しい。カイツブリは静かに,そしてすばやく身を沈める。音もしなければ,波紋もたたない。1分もすると水上に浮いている。次のしゅんかんにはもう姿がない。見ている者は,ほんとうに見たのかな,と考える。そしてしばらく待つなら,やっぱり見なかったんだ,と思う。それっきり姿を見せないからだ。カイツブリは長い時間水に潜っていることができ,潜ったまま遠くまで泳ぐ。それから水面に上がり,見られないように,巧みにくちばしと目だけを突き出す。

      アビは,長さ90センチくらいの大きな鳥で,鳥の仲間では,深く潜るダイバーのチャンピオンだろう。いし弓の太矢のように翼で推進し,文字どおり水の中を飛ぶ。アビは一番速い魚を捕えることができる。そして,信じられないほど深いところまで獲物を追いかけるために,数分間も水中にとどまることができる。アビは水面下50㍍のところに仕かけてある漁網によくかかる。しかしそれよりもっと深く潜ると信じられている。

      普通,鳥というものは,空のことしか知らないものだと考えられているかもしれないが,アジサシ,ミサゴ,ペリカンその他の水鳥は優秀な飛行家であるとともに,すばらしいダイバーでもある。そして,魚に負けないほどの水中機動性をもつものも少なくない。これらの鳥がダイビングでうまく暮らしをたてているのも不思議ではない。

  • 精神療法の研究
    目ざめよ! 1971 | 12月22日
    • 精神療法の研究

      ◆ 今日,精神療法医,つまり精神および感情面の障害を持つ患者を扱う医師の多くは,感情面の障害をかかえている人々に局外者が差し伸べうる援助を軽視するきらいがある。しかし,「精神療法の研究」と題する本の述べることからすれば,そうした態度ははたして妥当なものであろうか。アメリカ医学協力ジャーナル1970年12月21日号は,ふたりの心理学者の著わしたこの本に関する,B・P・リプトン博士の書評を掲載した。「集団治療が個人治療より幾らかでも効果的,もしくは不利だとか,精神療法は学派によって優劣があるとか,個人的な療法は医師の治療の効果を増すとか,経験を積んだ医師のほうが未経験者よりもすぐれた治療を行なえるとかということさえ実証されてはいない。実際,しろうと療法が熟練した専門家のそれに劣らず有効,もしくはよりまさっている場合さえありうることを示唆するいくつかの研究が紹介されている」。

      以上のことからすれば,感情面の障害をかかえてやって来る,義を愛する人々に,私心のない円熟したクリスチャン奉仕者が有効な援助を与ええないとだれが言えるだろうか。事実は,それら奉仕者がイエスの次のような招待のことばを差し伸べて,たいへん大ぜいの人々を助けてきたことを示している。「あなたがた,苦労し,かつ重荷を負わされているものはみな,わたしのもとに来なさい。そうすれば,わたしはあなたがたを元気づけましょう。あなたがたはわたしのくびきを負って,わたしの弟子になりなさい。わたしは気質が柔和で,心が謙そんだからです。そうすれば,あなたがたは自分の魂を元気づけるものを見いだすでしょう。わたしのくびきは思いやりがあり,わたしの荷は軽いからです」。―マタイ 11:28-30,新。

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