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  • チェルシーを訪れる年に一度の花の世界
    目ざめよ! 1979 | 6月22日
    • 庭

      私たちは,ツツジ,バラ,ケシ,ポインセチア,ヒエンソウ,ダリア,カーネーション,アヤメ,ゼラニウムなど,挙げればきりがありませんが,息をのむような展示品を何時間もかけて見ることができました。でも,もう一度思い切って戸外に出て庭を見ることにしましょう。それらの庭が造られた目的は,大きさはどうであれ,私たちが自分の屋外庭園を設計する際の一助となることです。そのうえこれらの庭は様々な好みを満足させ,実用にもかなうものです。たいていどの庭も,水泳プールや湖,噴水,水路などのために水を使っています。

      店の並んだ長い大通りに出たら,古本屋をあさったり,無尽蔵かと思われるほど多種多様な園芸道具を値踏んだりして,ゆっくりするのも良いでしょう。折りたたみ式のいすでくつろぐのがお好きですか。それとも池におく彫像の方に心が引かれますか。これらの造園用品はすべてが売り物です。テントの中に展示されている花には息を吹きかけることさえしないように気を使ったのですから,これらの造園用品に触れることができるのは楽しいことに違いありません。

      帰る前に,隣のラネラフ・ガーデンで軽食を取り,腰をかけてバンド演奏に耳を傾けることができます。バンドは,空地の中央にある野外ステージで午後の間中演奏しています。老木に囲まれた草むらに座り,しばらくくつろいで,今と変わることがない,60年以上昔のチェルシー展示会の情景を思いに描いてみてください。

      思い出

      もしその日が四日間にわたる展示会の最終日なら,午後遅くに,花の行列行進に加わることができます。植物はこの催し物の最後に販売され,人々はそれを肩や頭に載せたり,腕の下にかかえたり,かばんの中に入れたり,首の周りにかけたりして家に持ち帰ります。実のところ,現在よく用いられる“現金払い持ち帰り”という言葉はチェルシー花の展示会から始まったもののように思われます。

      このような忘れ難い一日を過ごした後,あなたの心にはどんな印象が残るでしょうか。たった一日で,世界中の様々な植物を見ることができたのです。それは他の方法では一生涯味わえないような経験です。馥郁としたさまざまな香り,勢ぞろいした多彩な色,形やあしらいの美しさは本当にすばらしいものです。確かにそれらは,私たちの楽しみのために寛大な創造者から与えられた,すばらしい贈り物です。

  • 鳥の世界の決定権
    目ざめよ! 1979 | 6月22日
    • 鳥の世界の決定権

      ミソサザイの世界では,巣の材料集めに雌も雄も加わりますが,その時間のほとんどを,雄は雌に材料を運ぶことに,雌は巣を造ることに費やします。時折問題が生じます。「雄は時々,雌がはねつけ捨ててしまうような小枝を持ってくることがある。少し長すぎて枝が分かれていても,雄はその小枝を枝の逸品と考えたのかもしれず,その小枝に心が引かれたのかもしれない。ともかく,それは雌にはねつけられる結果に終わってしまう。それから愉快なことが始まる。雄はその小枝をつかみ,ねじったかと思えば次には回し,何度落とそうと,その枝を,巣の中に入れるべくあれやこれやと試みる。しかし,雄はあきらめるだろうか。決してそのようなことはない。雄は,小枝が遂に中に入り巣の中に置かれるまで働き続ける。戻ってきた雌は即座にその小枝を外に捨ててしまう。雄はそれを元に戻し,雌はそれをはねつける。この繰り返しは,遂にどちらかが折れるまで続き,その後は二羽で巣造りの仕事をするようになる」― L.L.ルー著「北米の鳥に関するさし絵入り案内書」三巻,273ページ。

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