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  • 誰が実際に救われるか?
    ものみの塔 1959 | 3月1日
    • についての良いたよりを宣べ伝えたことと同じぐらいに難しいものです。聖書の告げるところによると,弟子たちはその為に鞭打たれ伝道を止めるように再三再四警告を受けました。初期クリスチャンたちは止めましたか。否であります。使徒たちについては,次のように報ぜられています,『毎日,宮にいて,又家から家へと行つて,彼らはキリスト・イエスについての良いたよりを引きつづき教えたり,宣べ伝えたりして止めなかつた。』(使行 5:42,新世)それらの使徒たちは,不完全でしたが神より与えられた業を成し行いました。その事は難しいからという理由で,彼らは自分自身を気の毒に思つたり,または止める言い訳にしませんでした。彼らは自分のしている事が正しいものであると確信していました。イエスはそれを行いました。彼らは自分たちの先生から,何を為すべきであり,何を言うべきかを告げられました。その時は聖霊が彼らを支持していました。もはや躊躇する時ではなく,恐れを感ずる時でもありません。目を覚まして見張りにつく時でした。そのときは,神の御国の良いたよりを伝道する時でした。そして,今でも伝道する時です。全くのところ,今まで以上にそうすべき時です。なぜなら,現在こそキリスト・イエスが見張りの者を検閲する者として来るからです。目を覚まして上衣を保ち,裸で歩まず人々にその恥じ所を見られない人は幸福です。キリスト教国の為すことがらがどんなものであろうと ― そして証跡の示すところによると,キリスト教国は御国の事柄を管理するという事に関しては眠つており,その衣服を取られてクリスチャンの目には裸に見えるのです ― ヱホバの証者は,現在のこの組織制度の終りの日にあつて,目を覚ましていなければなりません。そして伝道しなければならないのです。今こそ,あらゆる国民,種族,言語,宗教,そして富める者も貧しい者も,あらゆる階級から『他の羊』を集めるという神の御意を行う時です。―ヨハネ 10:16。

      救いを得る為にこれらの事柄を保つ

      6 なぜこれらの事柄を保ちつづけることは,それ程に重要ですか。どのように古い世は反応しますか。

      6 クリスチャンは,自分の初期クリスチャン生涯中に学んだ事柄を保ちつづけねばなりません。パウロはテモテに次のように語りました,『御言葉を宣べ伝えよ。時が良くても悪くても努めて行いなさい。』(テモテ後 4:2,新世)反対がどんなにつらいものであろうと,何ものもクリスチャンを神の愛から引き離すことはできません。今は眠りに就いて気を緩め食べたり飲んだりして生活の心づかいに没頭すべき時ではありません。キリスト・イエスは神の御国を伝道しつづけて行つたため,当時の宗教指導者たちは甚だ怒り,遂に彼を苦しみの杭にかけて殺しました。彼らはイエスを殺したのです! 初期のクリスチャンたちも同じく伝道をして行きました。そして,悪魔に従う当時の群衆は,クリスチャンを脅迫したり投獄したりして,キリスト・イエスの良いたよりの伝道を止めさせようと努めました。その良いたよりは,イエスが彼らに教えたものです。このことは失敗しました。

      7-9 この世は,どんな仕方でヱホバの民の忠実を破ろうとしましたか。しかし,1957年英国で出版された1冊の本は,彼らの方法の効果的なることについて何と述べていますか。

      7 現在の末の日にあつて同じ宗教的な群衆は,クリスチャンたちを沈黙させようとして来ました。そして,政治的な群衆に影響を及ぼしてヱホバの証者に反対の処置を取らせようとしています。全体主義的な支配者たちは,洗脳とか,収容所とか共産主義者の牢獄を試みてきました。支配者たちは,或るヱホバの証者の忠実を破つて,神への奉仕を続けさせまいと努めてきました。しかし,クリスチャンが忠実を保つて,警戒を保とうと決意するとき,いつさいの洗脳は効果のないものです。

      8 英国で1957年に出版された本『心に対する戦い,改宗と洗脳の生理学』(英文)は,次のように述べていました,『第二次世界大戦中,ドイツの収容所内で自分たちの標準と信仰を一番良く守り通したと伝えられる者たちの中に,ヱホベの証者派の成員がいた。この平和主義を唱える宗教的な群れは,奇妙な信仰を多く持つている。しかし,宗教的な指導者により力と確信をしつかり植えつけられているため,最高の理念を持つ他の人々がだんだん弱まつて心理的に堕落し,個人的な道徳とか群れの道徳で最低の考えを受け入れるような場合でも,大丈夫であつた。改宗に対する守りは,何か或る信条か生活の仕方に燃えるような強い信仰を持つことである。歴史の示すところによると,十分に思想を植えつけられ,訓練を受けた兵士たちは,ヱホバの証者と同じぐらい勇敢であり,頑強である。』

      9 それで,今日のヱホバの証者はみなクリスチャンでなければならず,キリスト・イエスに真実に従う者でなければなりません。彼らは,キリスト・イエスを通してヱホバに一筋の献身を捧げている故,救いを受けることができます。

      10,11 (イ)ヱホバの証者は,ヱホバ神に捧げる専心の献身を保つ為に必要な力を,何処で得ますか。(ロ)厳しい迫害を受けるにもかかわらず,彼らが『これらの事柄を保ちつづける』という事実を証するものとして,今日アメリカ合衆国以外の国でヱホバの証者の一番大きな群れは,何処に存在していますか。

      10 ヱホバの証者は,何処でこの力を得ますか。彼ら自身の中から得るのではありません。神からの力を得ることによるのです。パウロは,テモテにこう語りました,『そこで,私の子よ。あなたはキリスト・イエスにある恵みによつて,強くなりなさい。そして,あなたが多くの証人の前で私から聞いたことを,さらにほかの者たちにも教えることのできるような忠実な人々に,ゆだねなさい。キリスト・イエスの良い兵卒として,私と苦しみを共にして欲しい。』― テモテ後 2:1-3,新口。

      11 ヱホバの証者は,日々目ざとく警戒していなければなりません。それは,神の言葉を研究し,会衆内でヱホバの民と会合し,家から家に行つて良いたよりを伝道することによるのです。今日,ドイツの収容所はかなり前になくなりましたが,しかし,ヱホバの証者は勝ち残つています。共産主義者の収容所は,今でも存続していますが,ヱホバの証者は,その年鑑(英文)内の報告の示すごとく,鉄のカーテンの背後で急速に増加しています。アメリカ合衆国以外の国に住むヱホバの証者の最大の群れは,洗脳とか,宣伝とか,また神の忠実な僕たちを絶滅し,滅ぼすという脅迫にもかかわらず鉄のカーテンの背後で集まりました。

      12,13 忠実であると見出されるすべての人は,何に特別な注意を払わねばなりませんか。そして,どのように?

      12 世界中のどの場所に住もうとも,もしクリスチャンとして存続し,警戒を払いつづけてキリスト・イエスが盗人のようにハルマゲドンのときに来るときに忠実を保つ状態でいたいなら,自分自身と自分の教える事に絶えず注意を払わねばなりません。このことを為し得る唯だ一つの道は,ヱホバの制度に密接につき従い,神の御心を学び,その御心どおりに生活することです。もしこれらの事柄を保ち行うなら彼は自分自身を救うのみならず,彼の言葉を聞く者をも救います。

      13 ヱホバの制度の力,かつヱホバ神とその愛する御子キリスト・イエス,そして,真実の約束にたいする信仰があります。クリスチャンの心は真理で充たされねばなりません。そして,初期のクリスチャンであるテモテの為したと同じく,「自分自身と自分の教えに絶えず注意を払い,これらのことを保ちつづけ,かくして自分自身と彼の言葉を聴く人を救う」人々は,テモテと同じ報いを受けるでしよう。もしあなたが光であるキリスト・イエスを求め,神の御心を行うなら,それはあなたでもあり得ます! 忍耐は幸福をもたらします。忍耐は報いをもたらします。忠実な働きによつて或る事柄を達成するとき,それは大きなよろこびと無限の幸福をもたらします。

      14 イエスは,彼の『食物』は何であると言いましたか。いまヱホバの証者の決意は何ですか。

      14 クリスチャンは今日働いています。目ざめています。そして真実に忙しく伝道しています。彼らがこの業をするとき,すべての者に迫害が来ます。そして或る者は死を受けます。しかしクリスチャンはイエスの次の言葉をいつでも記憶しなければなりません,『私の食物というものは,私をつかわされたかたのみこころを行い,その御わざをなし遂げることである。』(ヨハネ 4:34,新口)それで,一番最後にいたるまで,ハルマゲドンの戦いの終りにいたるまで,ヱホバの証者は見張りをつづけ,目をさまし,その宣教の上衣を保ちます。彼らは自分の任命を保ちつづけ,神の御国の良いたよりを宣べつたえます。

  • 『いつさいのことを愛をもつて行いなさい』
    ものみの塔 1959 | 3月1日
    • 『いつさいのことを愛をもつて行いなさい』

      1 世界の堕落した状態から判断してみるとき,クリスチャンはどのように振舞うべきですか。

      現在は緊迫した危険な時です。或る人々は,平和な世界に住んでいると考えます。しかし,大多数の人々は,破滅をもたらす戦争がいつ何時始まるかも分らぬ世界に住んでいると知つています。しかし,私たちはみな,偶像崇拝者,淫行者,殺人者,盗人,貪欲な人,まつたく若い者にも年老いた者にとつても堕落した世界に住んでいます。それですから,何処に住んでいようと,難しい事柄に取り巻かれるのです。この

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