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    1978 エホバの証人の年鑑
    • インド支部から他の73か国に雑誌が郵送されています。こうした出版活動すべてを行なうために,支部事務所の外で50人を超す兄弟たちが翻訳,印刷,郵送の仕事をしています。

      最近のインドの政策により,文書を国内に入れることはひどく制約されています。4万ルピー(約150万円)相当の出版物を輸入する申請が定期的になされていましたが,その額は年々削減されて1万ルピー相当に制限されました。1975年に5万ルピー相当の書籍を輸入する許可証を申請しました。その許可証が届いた時の喜びを想像してください。エホバが祝福してくださった結果,インドに霊的な食物が豊かに供給されたのです。

      地域大会は着実な増加を如実に示す

      毎年定期的に地域大会が開かれ,一層徹底した証言を受ける都市の数は全国的に増加して行きました。そして大会はエホバの目的に関心を示す人の数が着実に増えていることを如実に表わしてきました。例えば,1975年に15か所で開かれた「神の主権」大会で243人がバプテスマを受け,公開集会には6,061人が出席しました。その時のインドの王国伝道者の数は4,300人でした。

      そうした大会で聖書劇を上演するために支部の仕事は増えました。小さな支部事務所において,あるいはその監督下で劇のテープを10の言語で作製するためになされた仕事の量を考えてみてください。まず,台本が翻訳されます。次いで声を吹き込む人は,聖書中の人物になりきるように訓練を受けなければなりません。次の大きな問題はテープに吹き込むことです。支部事務所で作製されたのは四つの言語のテープだけで,残りは野外の兄弟たちによって作製されました。多くの場合,設備は限られていましたし,登場人物全員の数だけ有能な兄弟と姉妹を見付けるのは困難でした。

      非常に簡素な家がテープの吹き込みをする“スタジオ”になったこともありました。兄弟たちはしばしば午前1時ごろになってから吹き込みを始めます。というのは,そのころならあたりが静かになっているからです。カエルの鳴き声を止めるために,近くの池に石を投げる仕事がふたりの兄弟に割り当てられたこともありました。地域大会のプログラムを準備するには,6か月の間相当厳しい仕事をしなければなりません。けれども,人々が自分の言語で行なわれる大会に出席して感謝してくれることを思えば,1分1秒が価値のあるものとなります。

      支部の新しい管理

      他の国と同様インドにおいても,1976年の初めに,王国を宣べ伝える業の監督は,交替する司会者と永続的な調整者を持つ支部委員が行なうことになりました。この取決めは,特に一層重い仕事の荷を負い,起こり得る問題を扱う上で進歩的な方法であると考えられました。それによって,監督する責任がもっと土地の兄弟たちに委ねられました。また,支部委員を構成している人々は,野外の活動との接触が増えるので,野外の問題をより広く把握することができます。

      神とともに行なう将来の業のための基礎

      この世代のうちに起こるすばらしい出来事を切に期待して,インド,ネパール,バングラデシュのエホバの証人は,エホバの目に見える組織から離れないことによって前途の試練に備えています。一番最近の伝道者最高数は4,687人で,1976年4月14日に行なわれたキリストの死の記念式には1万1,204人が出席しました。インドで,イエスの油そそがれた追随者であることを表明した真のクリスチャンはわずか11人でした。

      インドは,広大な土地と多くの人口を有する国ではありますが,エホバの設立された王国に関する証言を受けています。特に1912年以来,聖書の真理はインドにあふれている大勢の人々に宣明されてきました。聖書や他のキリスト教の文書を多数配布したり,宣伝カーを使った公開講演,蓄音機の業,戸別に証言をすること,再訪問および家庭聖書研究などの方法を用いて,人々に真理を伝える努力が大いになされました。非常に厳しい気候条件,病気に冒される危険,その他の苦難があるにもかかわらず,聖書の救いの音信を聞く機会は大勢の人々に与えられました。そして,数千人の人々が好意的に答え応じたのは喜ばしいことです。

      インドでは,神権組織が,異なる言語地域に散在する孤立した伝道者の群れから,密接に結び合って一致したクリスチャンの福音宣明者の一団へとしだいに成長しました。偽りの宗教に原因する無関心,時々狂信者が起こす騒動,ふたつの世界戦争中の禁令,政治闘争その他の問題があったにもかかわらず,組織はそのように成長したのです。こうした状況にあって,エホバは常にわたしたちとともにいてくださいました。わたしたちはエホバの証人として,『神とともに働いて』いることを深く感謝しています。―コリント第二 6:1。

  • リベリア
    1978 エホバの証人の年鑑
    • リベリア

      「自由に対する愛がわたしたちをここへ連れて来た」。この言葉は,大西洋を横断して1822年4月25日にアフリカの西海岸の小さなプロビデンス諸島に上陸した移民が語ったものです。アメリカ植民地協会の後援を受け

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