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  • その26 アジヤと太平洋地域での拡大
    ものみの塔 1956 | 8月15日
    • あつたのに,1955年には,4541名へと上昇しています。多大の困難と戦いながらも,強固な拠点は,レバノン,パレスチン,パキスタン,ビルマ,シャム,インド,韓国,中国の一部,最後に日本の各国に築かれて行きました。

      真のキリスト教という点から見ると,アジヤは,真に『暗黒』の大陸とも呼び得ることでしよう。次に初期の遅々たる進歩をかかげましよう。

      年度 国の数 奉仕者数 伝道時間

      1942 6 406 93,223

      1947 8 475 140,661

      1952 19 2274 504,301

      1955 18 4541 915,269

      今日,28万人について,僅か1名のヱホバの証者がいる割合になつています。この大陸で,良いたよりの伝道は,なんと強く要望されていることでしよう! しかし,いまでは強固な地盤が築かれ神の御言葉はますます人々の心に浸透していますから,霊的の闇にとらわれている莫大な群衆のうちから,更に数多くの人々は,真のキリスト教へと心をふり向けることでしょう。

      大平洋の島々

      全世界のヱホバの証者の拡大を順次に調べてきましたが,次は,太平洋の美しい島々やフィリッピン,オーストラリヤ,ニュージーランドの諸島を検討して見ます。この太平洋の広大な地域には,ポリネシヤ人,アジヤ人,西洋人から成る1億1千万にのぼる島民が住んでおります。ある面から見ると,それらの人々は,アジヤ大陸に住む人々と比較して,はるかに恵まれています。しかしアジヤ文明,思考,宗教は,これらの島々の住民に可成りの影響を与えてきました。幾世紀ものあいだこれらの島々は,西洋からの支配をうけ,民主的な考えが力を占めています。そのため,この地において,東西両洋の考えが合流して,思考は混合したものとなつています。人々の中の大部分の者は,良い教育を受けており,また1世紀以前から聖書も数ヵ国語に訳されて,配布されています。これはこの方面でのキリスト教の発展と拡大に大きな助けでした。人々は,毎日々々をあわただしく過しておらず,友好な態度をもつて,ヱホバの証者をよく迎えます。

      オーストラリヤの土地では,ものみの塔協会の支部事務所は,遙かむかしの1903年にすでに設立されており,時が経つにつれて,ニュージーランドやその他の諸島へと,伝道の業は発展して行きました。1942年と云えば,太平洋戦争は,まだ酣の頃でしたが,4275名の活潑な伝道者が伝道していました。エヌ・エッチ・ノア兄弟とエム・ヂー・ヘンシェル兄弟とは,1947年の2月の初めに,飛行機により,太平洋の主要な国々を訪問し,大会を開催したり,宣教者の家を設立する場所を決定したりして,大規模な拡大の基礎を築き上げました。同年,13名のギレアデ卒業の宣教者は,これらの島に到着し,教育の業を開始しています。1955年までに,宣教者の数は85名へと増加しました。1955年には,それらの土地の証者は,驚異的な3万8325名という数にまで達しています。

      『栄光をヱホバにかうぶらせ,その頌美をもろもろの島にて語りつげよ。』(イザヤ 42:12)このことは私たちの時代の1945年から,文字通りに成就しています。どうぞ,次の表を御覧下さい。

      年度 国の数 奉仕者数 伝道時間

      1942 3 4,275 701,037

      1947 6 7,385 1,390,228

      1952 12 26,690 3,590,037

      1955 19 38,325 5,421,019

      いま力強い伝道が太平洋に行われ,幾千というヱホバの『他の羊』は,『ベウラ』の地にある神権の新世社会に集められつつあります。1955年には2800名の島民について1名のヱホバの証者がおりました。新しい世の光はこれらの遠隔の地にまで達しています。ヱホバの正しい羊飼は,ほんの1点の場所をも見逃しません。沢山の宣教奉仕者がこの楽しい良いたよりの伝道に参加すればする程,ヱホバの輝しい御名の宣明時間は,ますます増加することでしょう。

      ここに掲載されている表を見れば,全地でのヱホバの証者の伝道の拡大の状態がよく分ります。これは,1955年度分までの報告を含んでいます。

      全世界の報告

      年度 国の数 奉仕者数 伝道時間

      1942 54 115,240 28,464,352

      1947 86 207,552 43,842,305

      1952 127 456,265 68,703,699

      1955 158 642,929 85,832,250

  • 韓国における神権的な進歩
    ものみの塔 1956 | 8月15日
    • 韓国における神権的な進歩

      人口 2200万

      伝道者の最高数 1949年: 16名 1955年: 1407名

      韓国にいるヱホバの証者は,曾つてない程に多くの収穫を得ました。天の窓を開いて,容れるところのないまでに,ヱホバは祝福を注がれました。全世界のすべてのヱホバの証者に祝福は注がれましたが,他の羊を集める業は,すばらしい成果を収めています。長期間に亘つた苦しい戦争も終つて,いま韓国は再建の途上にあります。しかし,私たちはまだ古い世に住んでおり,悪魔はその悪しき制度を用いてあらゆることを為し,ヱホバの制度に来る人々の心を欺いて,至上主権者より引き離そうとしています。どんな妨害を受けようとも,業は目ざましい発展をとげ,すべてはヱホバの御名を立証しています。支部の僕は,韓国の業についての興味深い報告を送つてきました。

      韓国では,以前巡回大会が開催できなかつたものが,今年に5つの巡回大会が開催されました。制度の指示に従う訓練,ということを強調した協会の大会プログラムは,極めて時機に適つたものであり,本当に有益なものでありました。韓国の兄弟たちは,大会を円滑に運営するための多くの責任を立派に成しとげました。また,従来の6ヵ月毎ではなしに,4ヵ月毎に兄弟たちに奉仕をするという協会からの指示をうけ,そして孤立した地区にいる兄弟たちに特別な奉仕をするという指示をうけてから,韓国には二つの巡回区がつくられました。孤立した群に特別な注意を払つた結果,その良い結果はすぐに表われ,又この取極めにより,巡回区制度はぐんと引き締められるようになりました。

      地味な証言方法である家から家へ,店から店への証言を行つて,文書と雑誌を配布することに強調を置いたため,殆ど100パーセントの兄弟たちは,家から家の伝道者です。韓国では,いつも文書が不足するので,兄弟たちは聖書を用いつつ3分から8分までの聖書の話を極めて巧みに行います。兄弟たちは英語が分りませんが,しかし800冊以上の『すべての事を確めよ』(英文)という本は奉仕に用いられています。どのように? 見出しと,副見出しを訳してから,それを欄外のところに書き記しておき,そして英語で書かれている聖書の名前もどうにかして知るようにしているのです。

      この活動を見て,ヱホバの証者の御国宣明に反対する愚か者たちは,非常な憤りを感じています。証者の業についての官憲当局の調査は,再三再四行われています。大きな勢力を持つ偽りの宗教家たちは,ヱホバの証者に偽りの非難を投げかけているため,官憲当局はいつもその非難を真に受けてしまい,非難にそそのかされているのです。彼らの反対は,昨年の冬に最高潮に達しました。韓国外務省は,韓国に来る8人のギレアデ宣教者への許可済の旅券を取り消してしまつたのです。政府の高位についている一兄弟の手助けもあつて,書類による証拠が官憲当局に提出され,無責任な宗教指導者たちの非難は,全く嘘いつわりのものである,と曝露されました。それで,宣教者たちは無事に入国することができたのです。

      ギレアデで訓練を受けた宣教者たちは,会衆に力強い励ましを与えました。このことは,特に京城地区について云えます。150万人の都市で,伝道区域の問題はあり得ない,と思われるかもしれません。しかし,実際には,区域はきわめて小さいものです。家は長屋になつていて,しかも大抵の場合,10人から15人ぐらいの人が,小さな家に住んでいるからです。現在,京城には7つの会衆があり,4つの御国会館は,たがいに徒歩20分の距離に位置しています。区域によつては,月に1回ずつ伝道されるところがあります。いまの京城の人で,625名のヱホバの証者のことを知らない人は,先ず居りません。でも,ほんの二,三ヵ月前,ヱホバの証者と云つても,誰一人知つている人はいなかつたのです。しかし,今では知らない人は,先ずいないのです。

      映画『躍進する新しい世の社会』は,奉仕年度の初めに入手されました。政府の許可を示す標題を映画のフィルムにつけることができたため,何処であつても

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