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  • 神の目的とエホバの証者(その18)
    ものみの塔 1961 | 5月15日
    • 部20セントで売られるであろう。i

      ですから,兄弟たちのすることはたくさんありました。彼らのうちの多くは,「聖書研究生月刊」や「御国の音信」もまだ手元にもっていましたが,みな「ZG」をさきに配布するようにすすめられました。

      ロイス: 「ZG」というイニシアルにはどういう意味があったのですか。

      ジョン: 「Z」は,最初「シオンのものみの塔」を呼ぶのに使われた符号でした。「G」は,「聖書研究」第7巻を意味しました。このシリーズの中のそれぞれの書籍は,アルファベットの最初の七つの文字で呼ばれました。ですから,「ZG」はただ,「完成された奥義」または,1918年3月1日,「ものみの塔」の特別版として印刷されたもののことです。j

      兄弟たちは,1919年にブルックリンに行った時に,マートル街に適当な場所を見つけることができ,そこに彼らの買い入れた中古品の大きな輪転機を備えつけました。工場で働いていた兄弟たちは,それに「古い戦艦」という名をつけました。そして協会は「黄金時代」「ものみの塔」および小冊子を印刷するのに長い間それを用いました。この古い戦艦についてはのちほどもう少しお話しするつもりです。

      1919年には聖書販売または開拓奉仕も復活し,春にはこの奉仕の分野で150人が活発に働いており,秋までには507名がこの分野で全時間活動をしていました。巡礼の奉仕も復活して,86人の特別代表者たちが会衆から会衆へとつかわされました。その目的は,戦争による迫害で散らされた人々を集め,本部組織との密接な交わりを通して新たな熱意を呼び起こすことにありました。k まことに兄弟たちは,多難であったいく年かを成功裡にきりぬけ,いまや真の崇拝擁護における新しいしかも興奮に満ちた偉業への途にのぼったのでした。

  • 「彼らは一致の中に伝道する」
    ものみの塔 1961 | 5月15日
    • 「彼らは一致の中に伝道する」

      ― 1961年のエホバの証者の年鑑より ―

      ブラジル

      人口: 65,743,303人

      伝道者最高数: 20,321人

      比率: 3,235人に1人

      協会はブラジルの将来に目を向けており,この広大な土地での大きな増加に対処するため,新しいベテルの家を建てるよう目下計画中です。ブラジルは昨年再びいちじるしい増加を見,17パーセントふえて伝道者の新最高数は2万302人になりました。これはたしかにすばらしいことです。ふりかえってみると1940年の伝道者最高数は248名でした。エホバの証者はどこでもこの繁栄をみて喜んでいます。ブラジルの兄弟たちは非常に進取的で,たくさんの者が必要の大きな場所で働くために出かけていきました。その兄弟たちが遠い所に会衆を設立すると,巡回の僕は非常に興味をそそるその地を訪問いたします。支部の僕はブラジルからのよい経験と報告をよせてきました。

      昨年の際立ったできごとは17の連続した地域大会でした。合計して2万7000名以上が出席し,リオ大会は,会長のブラジル訪問とかちあいました。会長が残していった助言や提案を取入れて実行することにより,たしかに将来の増加とわざの円熟性をはかることになります。

      会衆で行なわれている読み書きの課程は何百人という人を助け,もっと効果的な野外奉仕ができるようになりました。一つの代表的な例として,レシフェの善意者のばあいをとりあげてみましょう。彼は証言をきいて真理だと認めました。大会に出席してから近くの御国会館の集会にも出席するようになりました。「ものみの塔」の研究のさい,研究についていくように雑誌を手渡されましたので,どうしても「私は読むことができません」と言わねばならなくなりました。彼はすぐ読み書きの僕に紹介され,御国会館で週1回開かれている学校にはいりました。最初彼は,前に学校に行ったことがあるが何も学ばなかったから無駄だ,といって否定的でした。しかし,5ヵ月たつうちに,読み書きができるようになりました。自筆の手紙で彼はこう続けています,「それからは私は集会で答え始めました。何という喜びでしょう! 私は読むことができたのです。今では野外奉仕で上手に聖句を読んで,それを説明することができます。そして現在では神権学校にはいり,生徒の話をします」。

      私たちの予約の増加は,新しい多くの伝道者の熱意や熱心によるところが大きいです。例えばリオデジャネイロのひとりの新しい伝道者は,以前の彼の友人や知人の名前を200以上書き出しておき,10月の「目ざめよ!」予約運動の時,その人々をひとりずつ訪ねて予約を提供しました。その結果,1ヵ月に128の新しい予約を得ました。

      アマゾンのジャングルの真中で,地域の僕は善意者を見つけ,「御国のこの良いたより」の小冊子を配布しました。その時すぐに研究が始められ,地域の僕の友だちが毎週勉強を続けるように取り極めました。マナウスで次の巡回大会があった時,地域の僕は今度は証言用のかばんをもってにこにこしているこの同じ男の人に再びあい,びっくりしました。彼はその土地の兄弟たちと共に,モーターボートで大変な旅をして大会にきたのです。

      この地域の僕の奥さんはギレアデ卒業生の中で,一番最初にこのジャングルの真中にふみこんだ姉妹ですが,カヌーを漕ぐことを覚え,ジャングルの単純な生活様式にも難なく順応しています。彼女はこの土地の姉妹たちが新しい聖書の話をするのは上手でも,勉強をなかなか始めることができないということを知りました。彼女は多くの姉妹たちに家から家のわざで,「御国のこの良いたより」の小冊子を配布している時,最初の訪問で研究を始める仕方を示しました。研究を始めるのに1週間待つ必要はないのです! 始めて訪ねた時から1週間後には2度目の研究をします。このようにしてその地域でたくさんの研究が始められるようになりました。

      私たちはいつもパンフレットを各種そろえて持っているべきです。そして奉仕をしている時でも,バスに乗っている時でもすぐ取り出して使うようにしましょう。お客さんに渡したり,手紙に同封したり,そのほか数えきれないいろいろな方法で使うことができます。開拓者である一人の姉妹は,再訪問に行く途中,突然の雨に見舞われ,スコールがやむまで雨やどりをしようと思って一番近くの家にかけこみました。その家の若い娘さんが,どんな仕事をしているのかと彼女にききました。それで簡単に仕事の内容を説明し,その娘のお父さんのためにパンフレットを1部おいていきました。お父さんが帰ってきてパンフレットを読んだ時,非常な興味をおぼえ,そのパンフレットを発行した教会がどこにあるのか,知りたくなりました。1週間たたぬうちにこの姉妹は再訪問し,研究を始め,近くの御国会館をこの人に教えました。次の日曜日に彼は出席し,野外奉仕の発表をきき,家から家の伝道の時兄弟たちについていきました。2ヵ月たつと彼は献身した伝道者になりました。これは雨やどりしている時,彼の娘さんに渡したパンフレットがもとで,このような結果が生れたのです。

  • 読者よりの質問
    ものみの塔 1961 | 5月15日
    • 読者よりの質問

      ● 「子どもはその父の故によりて殺さるべからず」と述べている申命記 24章16節の言葉は,サムエル後書 12章14節に示されているように,ダビデとバテシバの間の姦淫関係によって産まれた子供が両人の罪の故に死んだ,という事実とどのように調和しますか。―アメリカの一読者より

      申命記 24章61節の述べるごとく,律法は次のことを示します。すなわち,父は子の故に殺されてはならず子は父の故に殺されてはなりません。公正なさだめは,各人は自分自身の罪の故に死ぬべきであって,罪のない親族をひきこむべきではありません。このダビデとバテシバの場合には,そのどちらにも子供を持つ権利がなく,したがって,両人から子供が取られても,それは不正なことではありません。また,割礼をうけておらず,名前もつけられていなかったその子供は個性の型あるいは意識が十分に発達せず,生命を認識するにいたってはいません。さらに,姦淫を犯したバテシバは石打ちされて殺されることもあり得ました。その場合には,産まれていない子供も死んでしまうでしょう。しかし,「ものみの塔」でかつて述べられたごとくダビデには,エホバが彼とむすんだ御国契約の故に,恵みが示されました。しかし,エホバの不興を銘記させるため,エホバはその子供を死なせました。それは,ダビデ王にとってきわめて痛烈な打撃でした。ダビデの生涯中におきたふたつの類似の事件は記録されています。ひとつはけいやくのはこの安定をはかったウザの死で,もうひとつの場合は,ダビデ王が僭越にも誇り高ぶってイスラエルの軍勢の数をかぞえたために幾万人というイスラエル人が滅ぼされたことです。(歴代志上 15:13; 21:1-27)これらの記録はエホバ神の至上性をはっきりと示すものです。―ダニエル 4:35。

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