ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 若者の前に開かれている最も優れた機会
    ものみの塔 1985 | 8月15日
    • ましたが,その半数は刑務所にいます。大半の人が麻薬を使っており,女の子の中には私生児のいる人が少なくありません。彼らの生活はめちゃめちゃです。死んだ人も数人います。自分の生活に目をやって,自分の見ていることを誇れるのは本当にありがたいことです」。クリスチャンの他の若者も心からこの言葉に同意します。

      13 テモテ第二 4章5節の命令に従うことは,なぜ生活の意義を深めると言えますか。

      13 敬虔な専心をもって生きる人々には宣教という宝があります。(コリント第二 4:1,7。テモテ第二 4:5)宣教は真の目的と生きがいを与えます。クリスチャンは,テレビドラマや劇映画の作り話による偽りの興奮に巻き込まれるのではなく,宣教に携わり,実際の人々の家を訪ね,彼らを助けます。実際のさまざまな問題も扱います。不道徳な,あるいは暴力的また絶望的な生活を送っていた人々が聖書の教えにこたえ応じ,以前の悪い習慣を捨て去り,自尊心を培い,エホバに仕えるのを見るのは言葉では言い表わせない喜びです。これほど意義深く,これほど永続的な善を生み出す仕事はほかにありません!

      満足と清い良心

      14,15 金銭に関する敬虔な満足は,どのようにより良い生活に寄与しますか。

      14 「確かに,自ら足りて敬虔な専心を守ること,これは大きな利得の手段です。……ですから,命を支える物と身を覆う物とがあれば,わたしたちはそれで満足するのです。しかし,富もうと思い定めている人たちは……多くの苦痛で自分の全身を刺したのです」。(テモテ第一 6:6-10)1981年に「今日の心理学」誌が行なった調査は,若い人々が他のどんな年齢層の人々よりも金銭を「重視している」ことを明らかにしました。しかし,金銭のことを非常に気にかけていた回答者のグループ(富んだ人も貧しい人もいた)の半数は,「心配と不安が絶えず付きまとう」ともらしています。

      15 日本の一人の若い男の人は“貧しさのどん底から身代を築き上げ”ましたが,そうしているうちに健康を損ねてしまいました。後にこの人は聖書研究によって助けられ,敬虔な専心を培いました。そして次のように締めくくっています。「裕福になることを人生の主要な目標にしていた,かつての自分を振り返ってみる時,目標を変えて以来の人生は何ものにもまして幸福なものでした。私たちの偉大な創造者への奉仕に命を用いることから得る安らぎと満足に匹敵するものは,確かに何もありません」。d ―箴言 10:22。伝道の書 5:10-12。

      16 正しい良心を保たない人々にはどんな結果が生じますか。

      16 パウロはテモテに,「正しい良心を保つ」よう勧めました。どのようにして保つのでしょうか。テモテにとって一つの方法となったのは,「貞潔をつくして」婦人に接することでした。(テモテ第一 1:19; 5:2)しかし若者たちの良心は麻痺してしまっているので,貞潔さは大勢の若者の間からほとんど影をひそめてしまいました。(テモテ第一 4:2)とはいえ,不道徳行為は内面的な平和や満足をもたらしません。ある研究は,数百人の青年を対象にして,性に関する見方と性活動を考察しました。性的に最も乱れていた人々についてその報告は,「彼らは,自分たちがほとんど目的を持たず,満足感もなく生きていると考えている」と述べました。そのうちの半数近くは,「自分の今の生き方では,自分の能力がほとんど無駄になってしまう」と感じています。

      17 『正しい良心から出る愛』が,人生から最善のものを得る上で助けとなるのはなぜですか。

      17 一組の男女が時たつうちに誉れある結婚を追い求めるようになれば,「清い心と正しい良心……から出る」愛を示すことによって益を得るでしょう。(テモテ第一 1:5)1984年に「結婚と家族ジャーナル」誌は,最近結婚した309組の夫婦について調査した結果,婚前交渉と,「夫婦双方の結婚生活の満足感がかなり損なわれる傾向」との間に関連のあることが判明したと伝えました。それに引き替え,貞潔な人々は何と際立った対照をなしているのでしょう! 幸福な結婚生活をすでに7年間送っている若いクリスチャンの妻は,「過去を振り返ってみて,自分が清いことを知るのはとても気持ちの良いことです」と述べています。そうです,清い良心は,『貞潔さに手本となる』若者に対する豊かな報いの一つです。―テモテ第一 4:12。

      内面的な力

      18,19 (イ)テモテはどんな圧力に取り組まなければなりませんでしたか。(ロ)神はどのようにテモテを助けましたか。

      18 テモテはきっとエフェソスで数々の圧力に直面したことでしょう。“お祭り騒ぎ”に重きが置かれ,繁栄を極めた不道徳な都市に関係した誘惑は,外的なストレスとなる可能性がありました。テモテは内気な性質だったようですが,そうした性質やテモテの「度々かかる病気」もテモテにとって内的な圧力となったに違いありません。(テモテ第一 5:23)しかしパウロは,「神はわたしたちに,憶病の霊ではなく,力と愛と健全な思いとの霊を与えてくださった」とテモテに注意を与えました。―テモテ第二 1:7。

      19 実際,皆さんと同じ年ごろの仲間の中でそのような力を得たいと強く願っている人は大勢いるのです。一人の若い女性は売春と麻薬中毒の生活を完全に克服しました。その人はこう語りました。「エホバの助けがなければできませんでした。あの昔の考え方に引き戻されるときもありますが,私は祈り始めます。すぐにです。こうした問題を克服するための力は,私がこれまでの人生で得てきたどんなものよりすばらしいと思います!」 この点について疑問の余地はありません。神はあなたに『力を注ぎ込む』ことも,どんな圧力にも対処し,正しい決定を下すための内面的な力を与えることもおできになるのです。―テモテ第二 4:17。

      20,21 (イ)敬虔な専心の益を幾つか挙げてください。(ロ)次の記事ではどんなことを考慮しますか。

      20 ですから敬虔な専心は数々の益をもたらします。あなたの「生き方」は,物質的な機会だけを得ようと努める人々の目標よりもはるかに高い目的を帯びることになります。(テモテ第二 3:10)大学での奨学金を返上し,全時間の福音宣明者となった一人のクリスチャンの若者が力強く述べているとおりです。「私は良いたよりを教える者となり,愛ある父について学ぶよう他の人を助けることにより,望み得る最善の仕事をしています。しかも,“特別手当”とも言える,自分自身の人格の向上は,ほかのだれも与えてくれない優れたものです。それに加えて,もはや悲しみのない楽園で永久に生きるという見込みがあります。ですから,だれがこれ以上の良い生活を望み得るだろうか,と自問してください」。

      21 『自分としてはどうすれば敬虔な専心を培えるだろうか』と尋ねる方がいるかもしれません。その答えを得るために,次の記事をお読みください。

  • 敬虔な専心を目ざして訓練しなさい
    ものみの塔 1985 | 8月15日
    • 敬虔な専心を目ざして訓練しなさい

      「敬虔な専心を目ざして自分を訓練してゆきなさい」― テモテ第一 4:7。

      1 ある優れた走者が勝てなかったのはなぜですか。

      その女性走者は自分が出場する種目ではチームの中で最も良い成績を収めていました。それまで何度も勝利の栄冠に輝いていたためこの女性は国家的な評価を受けており,名高いこの陸上競技大会でも勝つものと期待されていました。ところが,そのレースの成績はそれまでの選手生活の中で一番悪く,コーチも,チームの仲間も,自分自身もすっかり落胆してしまいました。なぜそうなったのでしょうか。その若い女性は大変きまり悪そうに,「だらだらと練習していましたし,厳しい訓練をやめてしまっていました。コーチはもっと厳しいトレーニングをさせようとしましたし,警告もしてくれたのですが,わたしは耳を傾けませんでした」と,告白しました。正しい訓練をしなかったために,目ざしていた勝利を逸してしまいました。

      2 クリスチャンはどのような点において訓練しなければなりませんか。訓練の仕方についてすべての人が知りたいと願うべきなのはなぜですか。

      2 クリスチャンであれば,とりわけ若い人なら,あなたにも大切な訓練があります。「敬虔な専心を目ざして自分を訓練してゆきなさい」。(テモテ第一 4:7)『訓練してゆく』に相当するギリシャ語(ギュムナゾー)は,運動選手が体育場<ジムネイジアム>で行なった,猛烈で,時に苦痛を伴う練習を指していました。ですから,使徒パウロは敬虔な専心とその報いについて,「わたしたちはそのために骨折って働き,また努力しているのです」と付け加えました。(テモテ第一 4:10)欠くことのできないこの特質はただ自然に体得できるものでも,敬虔な両親から自動的に移ってくるものでもありません。ではどんな方法を講じるべきでしょうか。あらゆる年齢層のクリスチャンがその点を知りたいと願うべきです。

      神と良く意思を通わせる

      3 (イ)個人研究が非常に重要なのはなぜですか。(ロ)あなたは神のどんな特質に引き付けられますか。

      3 敬虔な専心が,エホバの持っておられる特質

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする