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  • ヱホバの伝達の経路
    ものみの塔 1955 | 8月15日
    • 20 エバはだまされて惑わされました。そして,真の主権者ヱホバ神に対して,許すことのできない大逆の罪を犯しました。狡猾なサタンは,それからエバを用いてヱホバの予言者アダムに影響を及ぼしました。彼はエバに対する肉慾のために,その影響に屈しました。アダムは惑わされたのではありません。彼はその悪い結果を充分認識しつつ,叛逆に加りました。サタンは,その時以来つねに偽りの予言者と霊媒を通して,悪い考えを伝達しています。その偽りの予言者と霊媒は,偽りと慾望でもつて地上にいるヱホバの真の崇拝者たちを不純にし,汚すため嘘偽を伝えています。―テモテ前 2:14。ヤコブ 1:13-15。

      21,22 (イ)アベルはどのように奉仕しましたか?(ロ)エノクは,どのように奉仕しましたか?

      21 簡単に言えば,アダムとエバはエデンの園から追放され,神の忠実な奉仕者の制度より追い出されました。そしてアダムは,神の予言者としての特権を失いました。(創世 3:16-24)エデンにおける叛逆の後,アダムは900年生きてから死んでしまい,存在を永久に失いましたが,その間ヱホバの伝達の系統は二度とアダムを通してなされなかつたのです。神は,アダムの子孫の中から正義の人を見出し,それらのものと霊的な伝達を復興し,そして地に真の宗教を建てました。アダムの後,アベルは最初の義人でした。アベルは罪人アダムの子孫であり,堕落した罪人でしたが,信仰の道を歩み,正しい犠牲を捧げました。その犠牲は,ヱホバの御旨にかない,彼は恩恵をうけました。アベルは神のエデンの契約にもとづき,地上はエデンの園のごとき完全さと永遠の生命を再び得るという希望を建てました。(創世 3:15)彼は,ヱホバの伝達の系統を通して啓示された真の宗教の代弁者になり,ヱホバの最初の証者として奉仕しました。サタンは再び現われた真の宗教を亡ぼすため,カインをそそのかして,悲惨にも忠実なアベルを殺させました。―創世 4:2-12。

      22 幾年か後,神は別の正義の人エノクを見出しました。神は,偽りだらけのサタンの宗教的な世にのぞむ最後の亡びについて,いちじるしい予言をエノクに伝達しました。予言者エノクは,長年の伝道の業をなし終えた後,神は平和な死の眠の中にエノクを取り去られたため,宗教的な敵が加える非業の死を避けることができました。彼はおそらく回復された楽園内における将来の生命の栄光に充ちた幻を見つつ死んだことでありましよう。―創世 5:21-24。ユダ 14,15。

      予言者ノアは径路

      23,24 (イ)予言者ノアは,径路としてどのように奉仕しましたか?(ロ)ノアを助けた取り極めを説明しなさい。

      23 天廷の伝達をうけたと記録されている次の人は,予言者ノアです。約50年のあいだ,彼は地上にいて,ヱホバの唯一の伝達の径路となつて奉仕し,神の真理の言葉を人々に分け与えました。そして,大洪水の後の約350年間,ヱホバの族長の代弁者として奉仕しました。ノアは自分に与えられた宣教の任務に従い,熱心な正義の伝道者になりました。洪水前当時の者たちへの明白な裁きは,ノアを通して述べられました。ノアは唯一の真の宗教を大胆に述べ伝えました。彼は恐れを感ぜぬヱホバの証者であつて,その世の危機にあつて自分の家族と自分自身を救いました。多分サタンは模擬の予言者たちを多く送り,平和であるという偽りの宣伝を述べさせて,人々を惑わし,偽りの宗教的な欺瞞を支持したことでしよう。ノアは唯一の真の宗教を持つと主張しましたが,宗教的な敵はノアのその主張を嘲笑したに違いありません。ノアを『径路主義』であるとさえ言つて,侮蔑し嘲笑したことでしよう。

      24 ヱホバはノアだけを通して,霊感の指示を伝達していましたが,ノアはそのことをたしかに知つていました。ノアの妻,3人の息子とその妻はノアを信じ,ノアこそ神の唯一つの径路であると認め,その指導に従いました。彼らも正義の伝道者であるノアに加り,ノアを援助して大きな方舟をつくりました。ノアは天にいる神よりの直接の伝達をうけつつ,地上における長なる代理者かつ正式な予言的な径路となり,この小さな伝道者制度を指示しました。予言者ノアを通して語られた神の御言葉は,聖書に書き留められて今日の私たちのために保存されており,宗教的真理の一部になつております。―創世 6:1-22。

      予言者アブラハムは径路

      25,26 (イ)アブラハムは,予言者としてどのように奉仕しましたか?(ロ)彼に伝達された啓示は,今日なぜ特別に大切なものですか?

      25 『いま彼の妻を返しなさい。彼は予言者であり,お前のために祈りを捧げるであろう。』(創世 20:7,新世)これは霊感の夢の中で,アビメレク王に語られた神御自身の御言葉です。そして,アブラハムはヱホバの予言者であると示されています。神の友,大いなる信仰の人,そして順次に啓示されてきた真の宗教を忠実に宣明した人,アブラハムは,地上におけるヱホバの正式の伝達径路として本当に長年のあいだ奉仕をしました。彼も又有名な伝道者であつて,その割当ての地である約束の地を隅なく伝道しました。ヱホバの証者として,彼が伝道したことについては,こう書かれています。『それから,彼はそこで(ベテルの近くで)ヱホバに祭壇を建て,ヱホバの御名を宣べ(伝道し)始めた。』― 創世 12:8,新世。脚註ろ。

      26 アブラハムがヱホバの天的な伝達系統と接触をしていたということについて,次の出来事に注意しなさい。『これらの事の後,ヱホバの御言葉は幻の中にアブラムに臨んで,こう言つた。アブラムよ,恐れてはならい。私はお前を守り,お前は多くの報いを得るであろう。』さて,神の誓の言葉を伴う大きな約束がアブラハムに与えられました。その約束とは,アブラハムの裔(キリスト・イエスと彼の14万4000人の御国共同相続者たち)を通して,地上の全家族は正義の新しい世で祝福をうけるということです。(創世 22:17,18)神よりアブラハムに伝達された啓示のいくつかは,今日の宗教的真理の一部になりました。次の記事では,神の伝達に用いられているヱホバの地的径路を更に表わし示しています。

  • 伝達のクリスチャン経路
    ものみの塔 1955 | 8月15日
    • 伝達のクリスチャン経路

      『いまや,天界にあるもろもろの支配や権威が,会衆を通して,神の多種多様にわたる智恵を知るためである。』― エペソ 3:10,新世。

      1 真のキリスト教は,何に依存しますか?

      啓示宗教である真のキリスト教は,アダムの時より使徒ヨハネの時まで順次地に伝達されたヱホバの聖なる言葉の啓示にまつたく依存しています。さらに,神は西暦33年の五旬節<ペンテコスト>以降,クリスチャンの僕たちに信頼すべき径路を備えられました。クリスチャンの僕たちは,その径路の導きをうけて,神の御意と御目的のすばらしい啓示を理解することができます。その予言的な前影と実体から判断しても,神の備えたこのクリスチャン径路は,油注がれた者の集合の会衆であると分ります。彼らは伝達をなす頭キリスト・イエスの指導をうけつつ,予言者のごとき制度として奉仕します。―エペソ 5:23。

      2 (イ)予言者のモーセは,どのように奉仕しましたか?(ロ)伝達のどんな司法系統が設立されましたか?

      2 アブラハムの時より後,ヱホバの伝達の系統は神の地的径路であつたイサク,

  • 家から家の伝道の忠実
    ものみの塔 1955 | 8月15日
    • 家から家の伝道の忠実

      セント・ヘレナ島にいるヱホバの証者にとつて,家から家の伝道の業は,きわめて難しいものです。島の住民は5000人以下であつて,40人の伝道者は各家庭を定期的に訪問しています。伝道に行く度ごとに,区域はだんだん小さくなるように見えます。伝道者が自己紹介することは,もう必要でありません。多くの場合,家の戸が開けられる前に,― もしも開けられるならば,― 家の人の決定はできあがつています。伝道の業に反対する偽りの非難をかかげる注意書は,一般公共の場所に掲示されています。ある人々は,偽りの羊飼の圧迫をうけて,もう二度と訪問しないようにと兄弟たちに言いました。他の人々は,真理は何処にあるかを知りながらも,無関心の態度を取つています。この難しい状態にあつても,すべての兄弟たちは,家から家の伝道の業を行い,帰るときは幸福な気持で充たされます。そして,いつも與味深い経験談を語り合います。(1955年度のヱホバの証者の年鑑より)

日本語出版物(1954-2026)
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