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    ものみの塔 1967 | 10月15日
    • ました。その父親は猛烈に反対し,彼をしたたかたたいたあげく,家から追い出しました。後日その父親は共産主義の同調者とみなされ,逮捕されました。そして今回の革命事件で捕えられた囚人たちが留置所で,多くの宗教団体の人々から受けた残忍な仕打ちのことを話し合い,全般的に宗教のことを非難していたところ,ある囚人がこう語りました。「しかし,我々を滅ぼそうという運動に加わらない宗教団体が一つある。それは,エホバの証人と呼ばれるあの新しい宗教団体だ。彼らはいつも政治問題で中立の立場をとっているが,あらゆる場所で憎まれ,迫害されている。しかし彼らは自分たちの敵,つまり彼らを迫害する者に対してさえ愛を示す唯一の宗教団体だ」。このことばを聞いたその父親は,問題をよく考え,自分がそれとは知らずにたたいて家から追い出したむすこのやっていたのがその宗教だったことにはじめて気づきました。後日,共産党の陰謀の共犯容疑が晴れて,出所し,家に帰る途中,エホバの証人であるむすこに出会いました。その時,父親はこう語りました。「おとうさんからお願いするが,エホバの証人をひとりさっそく家に案内してきてほしいのだ。お前の宗教のことをぜひ聞きたいのでね」。そして家族全員のために研究が取りきめられ,こうしてその父と子はふたたびともに生活することになりました。それから,6か月も経たぬうちに父親と家族の人々すべては伝道者になり,父親は家を会衆の集会所として提供しました。

      スマトラ島からは,多くの努力を払い,片道2日間のバス旅行をして地域大会に出席した経験が一人の婦人の伝道者から寄せられました。かつては仏教徒だったこの婦人には7人の子供がいます。そして真理に反対する夫は,彼女が大会に出席するのに必要なお金を与えませんでした。彼女は,家計の中から毎月二,三ルピアを貯えては菓子の原料を買い,作った菓子を二,三か月間売って,大会の旅費を工面したのです。この婦人は,家事を手伝うように子供たちをよく訓練しているため,1週間に数回奉仕に参加し,すべての集会に出席しています。

  • 新しい世界支配
    ものみの塔 1967 | 10月15日
    • 新しい世界支配

      1 考え深い人をいつも悩ましてきたのはどんな問題また疑問ですか。

      考え深い人を悩ましてきたのは,その意義はどこにあるかという問題です。美しい自然を見ても地球はすばらしい住みかになるはずであるのに,絶望や悲しみを与えるものが多すぎます。それでもたいていの人はささやかな生活に喜びを見いだしています。しかしそれもやがて終わりを告げなければなりません。死を免れない,短い人生にどんな意義がありますか。それははかないように見えます。たとえば人生に高い目的を持つ若者がいます。人類の福祉に貢献しようとの愛他的な精神を持ち,医師あるいは技師になるため,大学にはいって勉強します。人のために役だたせる目的で貯えるその知識は,金銭で計ることのできない,価値あるものです。

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