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  • 分裂した家庭におけるクリスチャンの妻と子どもたち
    ものみの塔 1971 | 7月15日
    • 家庭聖書研究を始める

      25 (イ)不信者の夫を親しく訪問するさい,どんな目標をいだくべきですか。(ロ)妻が聖書の真理の面で進んでいる場合,どのように事を運ぶのが賢明でしょうか。

      25 不信者の夫を親しく訪問するさい,クリスチャンはその人と聖書研究を始めるという目標を目ざして努力したいと考えます。多くの場合,夫は宗教のことを妻から教わるよりも,他の男の人から教えてもらうのを好むものです。信仰のある妻が聖書の知識の点でそんなに進んでいなければ,エホバの証人は不信者の夫がその妻といっしょに研究をするよう勧めることができるかもしれません。しかし,妻が聖書の真理の面で進歩している場合には,その夫の自尊心を考慮に入れなければならない場合もあるでしょう。証人がそのような夫と研究をはじめることができたなら,研究中,妻はその場をはずすのが賢明でしょう。そうすれば,夫はもっと気持ちを楽にして,いっそう自由に話せるでしょう。

      26,27 (イ)不信者の夫を持つ信仰のある妻を大いに助けることができるのはだれですか。この点について,ある監督はなんと述べましたか。(ロ)不信者の夫が聖書研究に参加するのを好まない場合,どのようにすれば,研究に同席するよう助けられますか。

      26 クリスチャン会衆内のしもべたちは,特に,分裂した家庭を一致させるべく,不信者の夫を持つ信仰のある妻を援助したいと願っています。この点で特別の努力を払ったある監督はたいへん祝福されました。彼はおよそ2年間に8人の夫たちと聖書研究を行ない,そのうちの3人はよく進歩し続けています。彼はこう報告しています。「こうした不信者の夫は,男子,特に監督の訪問を受けると答え応ずるものだ,ということを知りました」。

      27 不信者の夫が聖書研究に参加するのを好まない場合でも,研究に積極的に参加するためではなく,ただその場にいて,妻の教わっている事柄がはたして真実かどうかを確かめるという見地から同席するよう勧めることができるかもしれません。このようにして,妻が得ている情報を夫自身も取り入れられるこうした機会に恵まれるなら,日ならずして夫は良い影響を受けるでしょう。聖書研究に同席して,妻の教わる事柄がすべて聖書に基づく真理かどうかを確かめてほしいと巧みに夫に尋ねる妻は,神のみことばの権威と論理に夫が答え応ずるのを見るようになるでしょう。

      子どもたちのりっぱな行ない

      28 不信者の父親が神の真理を学ぶのを子どもたちが助けるには,子どもたちはどのような訓練を受けねばなりませんか。

      28 不信者の夫をしばしば援助する方法となるものがほかにもあります。それは子どもたちを通してなされる方法です。母親は多くの場合,子どもとともにクリスチャン会衆の集会に出席したり,野外宣教に参加したりするよう取り計らうことができます。もし,夫がこのことに反対するならば,妻は夫の意向に従えるでしょう。それにしても,母親は子どもがどのようにふるまうべきかに関する聖書の原則を家で子どもたちに教えることができます。そうした訓練を受ける子どもは,聖書を調べるよう不信者の親を励ますのに大いに貢献できます。

      29,30 (イ)不信者の親に敬意を表するのは重要なことです。なぜですか。(ロ)不信者がわが子のりっぱな行ないを目のあたりにする場合,どんな結果が生ずるでしょうか。

      29 信仰のある子どもたちが不信者の親に従順と敬意を示すなら,子どもたちは神の意志を行なっていることになります。不信者に敬意を示すのは非常にたいせつです。子どもたちが母親といっしょに聖書を学びながら,不信仰の父親に敵意を示すようになるならば,こうした事態に接する父親は聖書に好感をいだくでしょうか。答えは明らかです。ゆえに,「凡ての事みな両親に順へ」という聖書の助言に子どもたちが留意するのはたいへん重要なことといわねばなりません。その「凡ての事」とは,神の意志に反しない事柄のすべてという意味です。(コロサイ 3:20)信仰のある子どもたちは,何かをするようにいいつけられたなら,それが食器を洗ったりふいたり,食卓に食器類をそろえたり,あるいは芝生を刈ったりすることその他なんであっても,言われたことを熱心に,そして喜んですべきです。

      30 礼儀を知らないこの世の多くの若者に見られるものとは全く異なる,わが子のりっぱな気質をまのあたりにする不信者は,子どもたちの信仰について調べるよう気持ちを動かされるかもしれません。また,わが子が盗みもしなければ,うそもつかず,問題も起こさないのを見て,自分の子どもたちと世の中の子どもたちとの著しい相違に気づき,「私の子どもたちはそんなことはしない」と考えたり口にしたりするようになるかもしれません。そして,まさしくこうしたことがきっかけとなって,不信者の目が開かれ,聖書の真理は調べてみるだけの価値があるということを理解するよう不信者が助けられる場合もあるのです。これは神を恐れる子どもたちにとってなんという祝福でしょう。

      31 分裂した家庭を一致させるのを助けるためになしうる事柄を要約しなさい。

      31 分裂した家庭の一致を目ざして努力をするには,ほんとうに多くのことが行なえます。いつも二つの目標(忠誠を保持し,かつ,目ざとく不信者を助けること)を第一に考慮してください。柔和さは反対を和らげるものであることを思い起こし,「常に恵み深さを添え(て)」神の真理について話してください。りっぱな行ないは強力な仕方で働き,多くの場合,クリスチャンの妻が「ことばをもってではなく」して夫を説得し,真理の側に引き入れさせるものとなります。良い計画を立てれば,信者はすべての活動に十分の平衡を保つ助けが得られます。種々の間接的な援助方法も用いてください。家族を一致させるために聖書研究を始める目標をいだいて,不信者を親しく訪問するよう取り計らってください。希望を捨ててはなりません。神のみことばにより,また,そのコリント前書 7章16節やペテロ前書 3章1節のことばから励みを得てください。現状のもとで最善をつくすとともに,「もろもろの慈悲の父,一切の慰安の神」からの祝福を確信してください。―コリント後 1:3。

  • 働くことの祝福
    ものみの塔 1971 | 7月15日
    • 働くことの祝福

      親が子どもといっしょに読むための特別な記事

      あなたは働くことと遊ぶことと,どちらがすきですか。遊ぶのはだれにとってもたしかに楽しいことです。でも,いつも遊んでばかりいるのはほんとうに良いことなのでしょうか。だれも働かなかったらどうなるか,と考えたことがありますか。少しそのことについて考えてみましょう。

      あなたの着ている服を見てごらんなさい。それがどうして作られたか知っていますか。たぶん動物の毛か,土にはえる綿の木からできています。でも,人が毛やめんを使って服を作るために働かないなら,あなたにはなにも着るものがないでしょう。ですから,服を作るために人が働いてくれるのはうれしいことですね。

      食べるものはどうですか。それはどこから来ますか。たいていの食べ物は小さな植物や大きな木からなります。でも,だれもそれをせわせず,みのったくだものや,はえたやさいなどを集めてくれなかったら,なにを食べますか。食べ物が食べられるように,人が働いてくれるのは良いことですね。

      自分の家のまわりを見てごらんなさい。ねるふとん,こしかけるいす,また,テーブルがありますか。そのようなものを作るために,だれかが働いてくれたのはうれしいことではありませんか。

      偉大な師であったイエスは,働くことについてどう考えておられたでしょうか。調べてみましょう。

      マリアの夫ヨセフは大工でした。木を使っていろいろなものを作りました。そして,ヨセフはイエスを自分のむすことしてそだてました。ですから,聖書はイエスのことを「大工のむすこ」と

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