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    ものみの塔 1971 | 6月1日
    • ではなく,エホバのお考えを心臓に植え込むことにあります。(エペソ 3:17-19)それは,情報を頭から心臓に至らせる作業を意味します。なぜ神の意志を行ないたいのか,なぜそれが最善の道であるのかを家族に説明し,家族全員が,この世のたどっている道に従うのは愚かであることを知るよう助けてください。そして,資料が家族にどう適用するかを示してください。

      以上の事柄全般にわたって鍵となるのは,質問をすることによって注解を引き出すことです。良い教師は単に解答を与えるだけでなく,生徒から解答を引き出すことに力を注ぎます。さらに質問そのものも短い質問や,正誤を問うもの,選択させるものなどというように,変化に富ませることができます。変化はおもしろみを添えます。

      みんな,特に子どもたちを,いつも楽園におけるとこしえの命の見込みに注目させてください。一例として,聖書を教えられていた6歳のある少女が学校に行くようになりましたが,スペイン語しか話せず,しかも担任の先生は英語しか話せませんでした。ある日,各人が将来何をしたいかをクラスで発表させられることになりました。その少女の番が来て,いっしょうけんめい努力しましたが,先生にわかってもらえませんでした。とうとう少女は毛のふさふさしたライオンの絵を書き,その絵の上に先生の手を置きました。それでも理解できなかった先生は母親を呼びました。母親は友人を通して,子どもが楽園でライオンと遊びたいと願っていることを説明しました。先生は興味を覚えて聖書を研究し,王国会館での集会に出席しはじめました。これは,ひとりの少女が楽園でライオンと遊ぶことについて学んでいたからにほかなりません。―イザヤ 11:6。

      また,この経験から,研究資料に出ているさし絵に注意を引くことの価値がわかります。さし絵は深い印象を与えますから,時間をかけて説明してください。その他,図表とか地図といった他の助けとなるものを使うことができます。地名が出て来たら,その位置を地図の上で示せます。視覚による助けは,研究をさらに興味深くするのに役だちます。

      研究の場をあまり堅苦しくせず,なごやかさを保ってください。研究のあと,母親は家族に飲み物を出して,その夜に楽しさを添えることができます。他の家族を自分たちの研究に招くことを好む家庭もあります。おたがいの家に交替で行き,興味深い注解や変化に富んだ注解を聞くのです。しかし,一家だけで研究したいと考える人もあります。

      真の祝福

      家族研究はエホバからの真の祝福です。子どももおとなもそこから霊的な糧を得,しかもそのことは現在の危機的な時代にきわめて重要です。また家族研究によって,読書力や知力がつきます。特に子どもの場合はそうです。また親密な家族のきずなを築き,両親に対する敬意の念を深めさせます。しかし,なによりもまして,エホバへの深い畏敬の念を育て,神の恩恵とその新秩序におけるとこしえの命とをもたらすのです。―ヨハネ 17:3。

      あなたのお子さんは家族研究を感謝しておられますか。『愚かさが子どもの心臓と結びついてい』ますから,最初はそうではないかもしれません。しかし,やがて感謝するようになります。ある既婚女性から寄せられた手紙の次のような一節をごらんください。

      「わたしは,エホバの方法によって子どもを教える家庭で育てられたことをたいへんありがたく思っております。そしておそらく親であるかたが,わたしたちがどれほどそうした生き方に感謝しているかをお知りになれば,聖書の原則を教え実践することにおいて子どもに対ししっかりした立場を取るための大きな励ましとなるでしょう。

      「『幼い時から聖なる書を知っている』無数の他のクリスチャンの子どもたちとともに,両親が神を恐れるクリスチャンであることを日々エホバに感謝しています。そして,そうしたたぐいの訓練や訓戒がどれほど感謝されているかをみなさんに知っていただきたいと思います。

      「わたしたち3人の姉妹は現在20代で,結婚していますが,わたしは毎週の聖書研究のことをよく覚えています。家族で行なった聖書朗読もその研究の有益な一部になっていました。わたしたちは毎晩ベッドの端にすわって,順番に聖書を読んだものです。

      「学校には,『あなたには何の楽しみもないのね』などと言って,わたしたちを嘲笑する生徒もいました。しかし,わたしたちはそうしたことに対して答えを持っていました。その一つとして,そうした決定は自分たちが下したものだということがありました。父はいつもわたしたちとともに腰をおろし,わたしたちが自分で答えを得るまで聖句を調べてくれました。父は『その点についてはエホバがどのように言っておられるか調べてみよう』とよく言ったものです。わたしたちは子どもの時からエホバに対する愛をいだいていたので,まず天の父を喜ばせることをし,それから地的な両親を喜ばせることをしたいと考えました。

      「それから,楽しみがないということに対する答えをすると,いつも他の人たちはあ然としました。第一,わたしたちは何度もいろいろな場所での大会に旅行して,史跡や博物館,動物園,国立公園その他の名所を数々実際に見学していました。ニューヨークにあるベテルの家や工場をも見学したことがありました。地上のいろいろな土地にいる宣教者たちを知っていましたし,どこにでも兄弟や姉妹を持っていました。その上,両親は家族のピクニックや遠足,キャンプ旅行をしてわたしたちといっしょにすごしてくれました。植物や動物の生態についてたくさん学び,さまざまの野性動物のありのままの生態をなん度も観察していたのです。

      「両親はこうした事柄すべてにおいても,『エホバがこれらすべてのものと永遠の命の約束とをわたしたちにお与えになったのであり,わたしたちからは愛と従順また崇拝しか求めておられない』という点をわたしたちが見落とさないようにしてくれました」。

      そうです,家族研究は真の祝福を得る基礎となるのです。それは,現在の体制と神の新秩序とにおける,命のための確固とした基礎を,子どもたちにばかりでなくおとなたちにも提供します。

      あなたは家族研究をしておられますか。もし,しておられないなら,さっそく今週から計画されてはいかがですか。

  • 人々が悪いことをするのはなぜですか
    ものみの塔 1971 | 6月1日
    • 人々が悪いことをするのはなぜですか

      親が子どもといっしょに読む特別な記事

      もしみんなが良い人で,ほかの人をきずつけないなら,すばらしいではありませんか。

      しかし,いつもほんとうに良いという人がいますか。あなたはどう思いますか。聖書には,エホバはいつも良いかたで,エホバには少しも悪いところがないと書かれています。また,偉大な師であるイエスはいつも正しいことをなさいます。でも,自分はいつも良い人だとほんとうに言える人は,わたしたちの中にはひとりもいません。

      わたしたちは良い人であろうとするかもしれませんが,悪いことを考える時がありますね。ときどき悪いおこないもします。最初の人間アダムは,わざと神にそむきました。それはたいへん悪いことでした。そのために,わたしたちはみな,不完全に生まれつきました。みなアダムの子どもだからです。それは,人々が悪い人でありたくないと思っても悪いことをする理由の一つです。

      でも,悪いことをたくさんする

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