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  • 野生動物と仲良くするには
    目ざめよ! 1980 | 9月22日
    • がもしうまく割当てを果たすと,多分,えさが与えられるのでしょう」。

      ところが,タイタス夫婦が動物たちを相手にする時は,独立した専門トレーナーのようになり,情況はもっと楽しいものになります。

      ラリーが口を開きます。「たとえば,“サイレンス”という題名の映画で,私は動物たちを扱ったことがあります。映画にはクマ,野獣の子,ヤマアラシ各1頭,それにコヨーテ2頭が必要でした。脚本は自然なふるまいを求めるものでした。動物たちはA点からB点へ,あるいはC点からD点へ移動するといったものでした。私の仕事は,それぞれの動物ごとに,食べ物に到達するルートをしつらえ,綱につないだ動物を連れてそのにおいをつけたルートに沿って何度か歩くことでした。その前夜,えさを与えずにおいたので,動物たちは脚本の指示と全く同じように,食べ物に至るルートを熱心に走りました。ひとつの場面では,ヤマアラシが俳優のウィル・ギアを小屋から追い出し,これを追って丘をかけおりるというものでした。ギアのやることと言えば,食べ物のルートの上にいたヤマアラシの前に現われることだけでしたが,これで追跡がスタートしたのです」。

      クリスは自分と夫の現在の心境と希望を次のようにまとめました。

      「野生の生物が自然の生息環境の中にいるのを見ていて,後にそれらが連れ去られ,人間の重罪人のように動物園やサーカスの檻の中に閉じ込められるとするなら,悲しい思いになるのではありませんか。動物と一緒に様々なことをしましたが,これは,キリストの王国の下に建てられる地上の楽園に関する神の言葉の真理を受け入れる上で大いに役立ちました。

      「イザヤ書 11章6-9節に述べられている,動物たちの約束された状態について学び,私たちは心がときめくのを覚えました。そこには,あらゆる種類の動物が共に住み,幼い子供がそれを導く平和な様子が予告されています。これによって,エホバが人類のために備えてくださっている事柄をさらに学びたいという気持ちになりました。確かにエホバは,動物というすばらしい創造物に対する私たちの愛を理解しておられ,こうした夢のような約束をしてくださったのです。

      「動物たちと一緒に暮らしたのはしばらく前のことですが,私たちはしばしば戻っては動物たちに会っています。ベンガル・トラのナジなど,あるものは私たちのことを覚えています。

      「エホバが新しい体制の中に私たちのための場所をもうけてくださり,動物たちを相手にできるようになることを希望し,祈り求めています。野生動物であれ家畜であれ,動物たちは人間の世話を必要とすることでしょう。新しい体制に対する私たちの期待は,まことに大きいものがありますが,私たちが神の義の新秩序の中で行なうことは何であれ,私たちの心の願いを満たしてくれるものとなることを私たちは知っています。

      「私たちが新秩序に関する真理について学び知るようになったのも,ラリーの双子の兄弟で1年前に死の眠りについたギャリーの助けがあったおかげです。ギャリーは,これまでラリーと一緒にやってきたように,もう一度サイの背に乗り,ライオンを抱きしめてかわいがることのできる日の到来を待ち望んでいました。

      「ですから,私たちがどんなに期待に胸をふくらませているかがお分かりでしょう。従順な人類すべてにそのような幸福を約束してくださるとは,なんと愛ある創造者なのでしょう」。

  • 危機にひんするパンダ
    目ざめよ! 1980 | 9月22日
    • 危機にひんするパンダ

      ● パンダは竹を食べて生きているが,ニュー・サイエンティスト誌によれば,中国の四川省で多くのパンダが「餓死した。パンダの好物である竹の繁殖の仕方が変わっているためである」。ある種の竹は草のような繁殖の仕方をし,タケノコつまり分枝系をあらゆる方向に伸ばす。それらの竹の分枝系の中には,100年かそれ以上の期間にただ一度だけ花をつけ,実を結んで枯死するものがある。それがパンダの食糧供給に問題となる。人間が侵入して来たためにパンダは,古さの異なる多くの竹林から自由に食糧を得ることができなくなっているからだ。

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