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  • 神が悪行者を処罰するのは正当か
    ものみの塔 1972 | 11月1日
    • を身に纏」うことしかできませんでした。

      23 どのように「国の民の手は慄へ」ましたか。

      23 人びとはどうするのですか。指導者がそうした悲嘆と混乱状態に陥ったのですから,人びとは自らの手で何をなすべきか,何から手をつけてよいのかわかりませんでした。しかし彼らは,王や君たち,また長老たちとともに責めを負っていました。というのは,彼らはみな,エホバからの警告があったにもかかわらず,偶像崇拝に傾いた腐敗した悪い道を追い求めていたからです。神が次のように述べたのもそのためでした。

      24-26 神はエゼキエル書 7章27節後半に述べられているご自分のことばを,どのように,またなぜ成し遂げましたか。

      24 「我その行為に循ひて彼らを処置ひその審判に循ひて彼らを罰せん 彼等は我エホバなるを知にいたるべし」― エゼキエル 7:27後半。

      25 イスラエルと契約を結んでいた神は,イスラエルが従順を示したときには,契約事項に従って彼らを祝福しました。それとともに,契約の履行者であるエホバは,彼らがその契約を破ったとき,それもはなはだしく,また横暴な仕方でそうした場合,「その行為に循ひて」彼らを処置せざるをえませんでした。その地の法廷では公正な裁きはなされず,そのうえ殺人事件は数多く,また買収が盛んに行なわれ,罪のない者たちは苦しめられました。そうした事がらすべてからすれば,主権者なる主エホバは,当時のユダヤ人の父祖たちが仲介者モーセを通して厳粛な契約を結んだ神とはあたかも異なった神でもあるかのような仕方で,それらユダヤ人を取り扱うことができたでしょうか。

      26 ですから,エホバは彼らを「その審判に循ひて」裁きました。すなわち,ご自分の契約の律法に従って彼らに適用される審判をもって彼らを裁きました。エホバが行なった裁きは,公正また正当で,ご自身に対して忠実なものでした。エホバは,ご自分がだれであるかを彼らに誤解される余地を少しも残しませんでした。エホバは彼らの父祖たちが契約を結んだその同じエホバであって,変わってはいないことを,彼らは知らなければなりませんでした。そのかたこそ,義と真実と公正の永遠の神エホバであることを知らなければならなかったのです。

      キリスト教世界に臨もうとしている同様の災難

      27,28 キリスト教世界が古代のエルサレムと類似している点を幾つかあげなさい。

      27 キリスト教世界を見回してごらんなさい。古代のエルサレムと類似している点が見られますか。同世界には「死にあたる罪」が満ちてはいませんか。同世界はもとより,その宗教上の中心地や本拠地さえ「暴逆」で満ちてはいませんか。

      28 エルサレムと同様,キリスト教世界は進むべき正しい道について知らされましたし,神に対する悪行もしくはあやまちのもたらす結果についても警告されてきました。では,同世界は何を予期できますか。

      29 今日のキリスト教世界では,どのように「律法は祭司の中に絶え」,預言者には「黙示」がありませんか。

      29 キリスト教世界の教会は,出席者数また僧職者や収入の減少をきたし,すでに災害に災害が加わっています。同世界の僧職者はもはや神の律法の導きを人びとに与えてはおらず,また前途の何らかの改善された状態に関する現実的で信頼できる「黙示」を一つも持ち合わせていません。

      30 (イ)キリスト教世界にとって「国々の中の悪き者等」となるのはだれですか。彼らは同世界の神聖な事物をどうみなしますか。(ロ)その時,だれの「手は慄へ」ますか。なぜですか。

      30 しかし,そうした災害は,まもなくキリスト教世界に突如として臨む「大かん難」の前ぶれにすぎません。その時,「国々の中の悪き者等」,つまりキリスト教世界に関するかぎり最も悪き者たち,すなわち急進的で不敬虔な政治的また世俗的分子は,キリスト教世界の聖なる事物を少しも尊重しないでしょう。同世界の司祭職や僧職者の律法は無視されるでしょう。それは,同世界の世故にたけた長老たちや教会の指導者にとって大いなる哀きの時となり,その制度になおもしがみついている人びとは,自分たちの宗教制度を救うにはどうしたらよいのかもわからず,彼らの「手は慄へ」ます。

      31 聖書を読んでいる人たちは,キリスト教世界に臨もうとしている事がらについて聞いても少しも驚かされません。なぜですか。

      31 そうした事がらがキリスト教世界に臨もうとしていると聞かされても,聖書を読み,聖書に信仰を置いている人たちは少しも驚かされません。神の裁きはすべて書きしるされています。淫行や姦淫を行なう者(ヘブル 13:4),性的倒錯者・偶像崇拝者・うそつき・人殺し・心霊術を行なう者(黙示 21:8; 22:15),偽善者(マタイ 23:29-33),また神の崇拝を汚す者,特に神に仕えていると称しながらそうする者すべてを神は裁きます。このことには疑問の余地がありません。―コリント前 3:17。

      32 傍観者はもとより,キリスト教世界の人たちは,同世界に生ずることを見て,何を知るようになりますか。

      32 その結果,キリスト教世界および傍観者すべては,エホバ神こそ主権者なる主であって,「罰すべき者をば必ず赦すことをせず」,神を侮る者に対してはその顔に報復するかたであることを知るでしょう。―出エジプト 34:7。申命 7:10。

      33 悪行者に対する神の裁きに関する真理を調べる人は,各自どのように自問すべきでしょうか。

      33 今日,神のみことば聖書が悪行者に対するエホバの正当な処置について何と述べているかを調べる人は各自次のように自問すべきでしょう。エホバはまた,正しいことを行ないたいと願う人に対しては「憐憫あり恩恵あり怒ることの遅く恩恵と真実の」神であることを,わたしは学ぼうとしているだろうか。(出エジプト 34:6)わたしは正しくて清いことを実践して,エホバの『あげばりのうちにやどる者』になろうとしているだろうか。(詩 15:1-3)「国々の中の悪き者等」がエルサレムを攻め取ったとき,エホバはエレミヤやエベデメレクその他のある人びとに死を免れさせました。たとえ,「国々の中の悪き者等」がキリスト教世界を蹂りんして滅ぼそうとも,今日エホバの義の道を学んでそれに従う人たちを,エホバは保護できます。

      34 (イ)「大かん難」はあらゆる人を滅ぼすものとなりますか。(ロ)「国々の中の悪き者等」はキリスト教世界の宗教を滅ぼした後に,処罰を免れますか。

      34 そうです,キリスト教世界の裁きをもって始まる期間は,「世のはじめから今に至るまで起きたことのない,いいえ,二度と起きないような大かん難」の時となります。しかし神は保護を与えるので,『ある肉身は救われるでしょう』。そして神は,ご自分に敵して自らを高めたバビロンを後にそのせん越さゆえに処罰したとおり,「国々の中の悪き者等」をも処罰されるでしょう。こうして悪人はことごとく滅ぼされ,「根も枝も」残らないようにされます。神を愛する人たちはみな,今神との平和を求め,そして生きてください。―マタイ 24:21,22。マラキ 4:1。

  • 順応すべきか,それとも順応すべきではないか
    ものみの塔 1972 | 11月1日
    • 順応すべきか,それとも順応すべきではないか

      若い人々が知りたいと願っている有益な事実

      家でも学校でも,また仕事をしたり遊んだりするうえで他の人たちと交わる時にも,若者は絶えずこの問題にぶつかります。

      これはたいせつな問題です。なぜなら順応するかしないかは,若者の人生の形成を左右し,幸福の探求に大きく影響するからです。

      順応させようとする圧力の源

      順応させようとする圧力はどこから来ますか。自分

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