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組織宗教の滅亡後どこへ行くかものみの塔 1980 | 6月1日
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のないエホバの定めの時に必ず生じます。そこで問題は,キリスト教世界が実際に滅びるとき,その驚くべき出来事を目撃する人々はみな,どんな道を取るかということです。エホバの助言に従おうとしなかったイシマエル,ヨハナンそれに彼らの追随者たちが西暦前607年に残したパターンによると,わたしたちは,その目撃者の無数の大群衆が,エレミヤ級とその忠実な仲間たちの実践する真のキリスト教に心を向けることは期待できません。真のキリスト教は,エレミヤの神であり,イエス・キリストの天の父であるエホバに対する崇拝に考慮を払います。イエスはサマリアのある井戸のところで女に話されたとき,エホバに対する崇拝について次のように語られました。「真の崇拝者が霊と真理をもって父を崇拝する時が来るのであり,それは今なのです。実際,父は,ご自分をそのように崇拝する者たちを求めておられます。神は霊であられるので,神を崇拝する者も霊と真理をもって崇拝しなければならないのです」― ヨハネ 4:23,24。
18 イエス・キリストは地上におられたとき,だれの証人でしたか。現在はだれがイエスのような証人でなければなりませんか。
18 クリスチャンも,神としてのエホバに対する崇拝を無視することはできません。神のみ子は啓示 1章5節の中で,ご自身を,『「忠実な証人」であるイエス・キリスト』と呼んでおられます。人間として地上におられたとき,イエスは一人のユダヤ人,一人のイスラエル人でした。イザヤ書 43章10節の次の言葉は,イエスの属していたそのイスラエル国民を対象にして書かれました。「『あなたはわたしの証人である』― エホバのお告げ ―『すなわちわたしが選んだわたしの僕である』」。イエスはご自身がエホバの忠実な真の証人であることを実証されました。イエスの今日の真の弟子たちも同じ種類の証人,すなわちエホバの証人でなければなりません。
19 キリスト教世界の滅亡後,生き残った目撃者たちはエホバの証人のところに集まりますか。他の宗教制度は,生存者にどんな希望を与えますか。
19 来たるべき「大患難」において,古代エルサレムの現代版が滅ぼされたあと,以前キリスト教世界に属していた人々が多数改宗し,エホバの証人として知られる迫害されているクリスチャンの側につく,ということを示す預言的聖句を指摘することはできません。多くの人々は,物質主義的なキリスト教世界が悲惨な最期を遂げたために自分が有利な立場を失ったことを嘆くでしょう。それは啓示 18章に描かれている,大いなるバビロンの焼かれるのを見て泣き悲しむ旅商人のようでしょう。彼らはもはや大いなるバビロンを相手に,もうけの多い商売をすることができません。宗教心の厚い人々の中には,キリスト教世界よりもわずかばかり長く存続するいずれかの非キリスト教宗教に集まる人たちもいるかもしれません。そういう人々は,滅びに定められている別の宗教に入るにすぎません。それらの宗教もすべて,大いなるバビロン,偽りの宗教の世界帝国に属しているからです。大いなるバビロンに属する部分はすべて滅びることになっています。
20 大いなるバビロンの滅亡を生き残る人々がどちらへ行くかを,どうすれば知ることができますか。
20 大いなるバビロンの滅びを生き延びる人々はそれからどこへ,あるいはどちらへ行くでしょうか。霊感によって書かれた預言の書,聖書はそのことについて何を示していますか。彼らは,エレミヤとその書記官バルクによって予表された人々の側に来るでしょうか。また来ることができるでしょうか。これに対する答えは,それらエホバの崇拝者たちの終末期に起きた預言的な事件から得ることができます。
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今正しい道を選ぶ必要があるものみの塔 1980 | 6月1日
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今正しい道を選ぶ必要がある
1,2 (イ)聖書は,崇拝に関して間もなくどんな世界が出現することを予言していますか。(ロ)なぜ今は,自分の歩むべき道を決めなければならない重要な時ですか。
人類の大多数が聖書の神を信じていないことは,公にされる様々な事実が示しています。過去の歴史を通じて,地球上の住民の圧倒的大多数は,聖書の神を信じてきませんでした。キリスト教世界の組織宗教は聖書の神を信じていると主張します。少なくとも聖書の一部を信じていてそう主張する宗教組織も幾つかあるかもしれません。しかし,宗教を持つと公言する人々がすべて滅ぼさ
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