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  • 「あなたがたの救いが近づいている」
    ものみの塔 1969 | 2月15日
    • の12部族だけでなく,「地のすべての種族」が,到来するものを見て当惑し,嘆くことを述べました。(マタイ 24:30,新)このすべてが,イエスの臨在と「事物の体制の終局」とに関する「しるし」を述べた預言に含まれているのです。

      34 そのうえ,イエスは,エルサレム滅亡後26年を経て,その使徒ヨハネに与えた黙示の中で,ハルマゲドンにおける「全能の神の大いなる日の戦い」に集められる「人の住む全地の王たち」について述べ,そののち,ハルマゲドンの戦いで行なわれる壮大な殺りくの光景を描写されました。(黙示 16:13-16,新; 19:11-21)それでイエスは大げさなことばづかいを用いたことにはなりません。

      35 では,イエスは明らかにどんな見地に立ってエルサレムのことを語っておられましたか。

      35 ゆえに,明らかにイエスはここでエルサレムの滅亡を預言的なたとえとして用い,文字どおりの意味だけでなく,はるかに重大な事柄を示す予表的な意味で語っておられます。したがってイエスは,不忠実で滅びに定められたさらに大きなエルサレムのことを心にとめておられました。事実,いっそう大きな不忠実なエルサレムの滅亡と,それを発端とする世界的な災難について預言されたのです。イエスは実体的なエルサレムとユダヤ,すなわちキリスト教国について預言されました。統計によれば今日その成員は全世界でおよそ10億人に及んでいます。

      36 実体的な不忠実なエルサレムとユダヤがキリスト教国を意味すると,どうして言えますか。

      36 キリスト教国は,イエス・キリストの仲介により神と新しい契約を結んだ霊的なイスラエルであると唱えています。そして,神の約束を有する,あるいはその適用を受ける霊的なシオンもしくはエルサレムであると自称しています。バチカン市にいるキリスト教国の法王は,「ユダの族の獅子」であられる天のイエス・キリストの代理人あるいは代理者であるとして敬われています。(黙示 5:5)キリスト教国が存在するようになったいきさつは,麦と雑草に関するイエスのたとえに示されていますが,その中でイエスは,キリスト教国とその雑草のようなクリスチャンの滅び,つまり実体的な不忠実なエルサレムとユダヤの滅びを予告されました。―マタイ 13:24-30,36-43,新。

      異邦人の時の終了以来の世界の災い

      37 イエスの預言は,キリスト教国に関連して今日にまで及び,さらに今年よりも先にさえ及ぶと,どうして言えますか。

      37 マタイ伝 24章21,22節およびマルコ伝 13章19,20節のイエスの預言的なことばを,こうした観点に立って考えると,その預言は,実体的な不忠実なエルサレムとユダヤつまりキリスト教国の今日の終わりの日にあてはまることがわかります。将来に起ころうとしていた事柄に関するイエスの預言は確かに1914年にまで及び,そしてさらに今年よりも先にさえ及ぶのです。どうしてそう言えますか。それはイエスが,「そしてエルサレムは,諸国民の定められた時が満ちるまで,諸国民に踏みにじられるであろう」と言われたのちに,さらに多くのことを付け加えられた事実に基づいて言えるのです。(ルカ 21:24,新)わたしたちはここで,異邦人の時,「諸国民の定められた時」が,1914年10月1日ごろに終わったことを示す証拠を,くり返し掲げる必要はありません。それは歴史の証明するところです!

      38,39 (イ)イエスの預言の初めの部分のことばは,どの年以来,特にキリスト教国に成就してきましたか。(ロ)「災いの苦しみのはじまり」はキリスト教国にとって何を意味しましたか。

      38 その顕著な年である1914年以来,キリスト教国は人類の世界の他の国々とともに,イエスの預言の初めの部分のことばを自らの上に成就させてきました。それは次のとおりです。「国民は国民に敵対し,国は国に敵対して立ち上がるであろう。そして大地震があり,いたるところに疫病や食糧不足が生じ,また,恐ろしい光景や天からの大いなるしるしがあるであろう」― ルカ 21:10,11,新。

      39 マタイのしるした同様な記録はこう述べています。「国民は国民に敵対し,国は国に敵対して立ち上がるであろう。そして,いたるところに食糧不足や地震があるであろう。これらすべては災いによる苦しみのはじまりであろう」。(マタイ 24:7,8,新)1914年から1918年にかけて,国民は国民に敵対し,国は国に敵対して立ち上がった当時,関係した28か国のうち24か国は,実体的な不忠実なエルサレムとユダヤであるキリスト教国の国々でした。それで,特にキリスト教国にとって,第一次世界大戦,著しい食糧不足,疫病そして地震は「災いによる苦しみのはじまり」を意味したと言わざるを得ません。出産する婦人の苦しみにも似たこれらの深刻な「災いによる苦しみ」は,キリスト教国がキリスト教の新しい秩序,つまりキリスト教に改宗した世界をまさに生み出そうとしていることを意味するものではなく,キリスト教国に悲痛な死が迫っていることを意味しているのです。しかし真のクリスチャンには救いが近づいています!

  • 救いの近づいていることがどうしてわかるか
    ものみの塔 1969 | 2月15日
    • 救いの近づいていることがどうしてわかるか

      1 エルサレムが諸国民により定められた時の終わりまで踏みにじられることを告げた直後,イエスは,「恐ろしい光景や天からの大いなるしるし」に関してどんな預言を述べましたか。

      イエスの預言に関するルカの記録が「恐ろしい光景や天からの大いなるしるし」を予告していることに注目してください。(ルカ 21:11,新)エルサレムの滅亡と,異邦諸国民によって「定められた時」の満ちるまでエルサレムが踏みにじられることを描写したのち,ルカの記録は引き続きこう述べています。「また,日と月と星にしるしがあり,地上では,行く手を知らない諸国民が苦もんするであろう。海のとどろきと,その激動のためである。また人々は,地上に臨もうとする事柄に対する恐怖と予感のために,気を失うであろう。天の諸勢力が揺り動かされるからである。そのとき,彼らは人の子が力と大いなる栄光とをもち,雲のうちにあって来るのを見るであろう」― ルカ 21:25-27,新。

      2,3 航空技術の開発に伴い,「天の諸勢力」はどの程度揺り動かされましたか。

      2 予告されたこれらの事柄はみな,たとえその完全な規模ではないにしても,すでにおおかた事実となって現われていませんか。「天の諸勢力」は揺り動かされて,太陽や月そして星に影響をもたらしていませんか。

      3 天はこの20世紀に至るまで,人間の打ち上げた気球,たこ,飛行船などを除けば,鳥類や飛ぶ生き物の領域でした。1万3000年余の昔,創造の第5日に,神は海の生き物と「天のおほぞらのおもてに地の上に飛ぶ」翼を持つ生き物とを創造されました。(創世 1:20-23)しかし1903年12月17日,飛行機を飛ばすことに成功して以来,人間は飛ぶ生き物の領域に侵入し,さらにその領域を越えて宇宙空間にはいりはじめました。その後,飛行機は改良され,第一次世界大戦の時には,空中からの攻撃や爆撃に用いられ

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