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  • 神に信頼すべきなのはなぜですか
    ものみの塔 1973 | 5月1日
    • ません。しかしながら,バビロニア人は自分たちと結んだ彼女のちぎりを忘れはしません。それに,彼女はバビロニア人から顔をそむけ,彼らを憎みましたが,エホバ神との関係における彼女の記録は清められませんでした。アホリバはその霊的姦淫を後悔してはいなかったのです。彼女は依然としてエホバとの契約を破ってはエジプトのような異教諸国家との同盟という不義の関係にはいり,自らの安全を確保しようとする傾向を持っていました。したがって,エホバは,破廉恥な売春という彼女の記録をあからさまにすることによって,彼女の陰部をあらわにさせます。その姉アホラのように,アホリバは国家的な滅びとその土地からの住民の追放という杯をいや応なく飲まされます。アホリバは,まるで,しみ込んだ水分の最後の一滴を吸い取るために杯の『砕片』をしゃぶり,かみ砕かねばならないかのように,神に対する彼女の不忠実のための神からの罰をいや応なく十分に受けさせられるのです。悪意をいだく周辺の諸国家にとってアホリバは,『笑いと嘲りを満たす者』となります。エホバの裁きの成就としてエルサレムが滅ぼされた西暦前607年に,こうした事がらがことごとく彼女の上に臨みました。―エゼキエル 23:28-35。

      キリスト教世界の失敗

      16 キリスト教世界はアホラとアホリバに起きた事がらになぜ注目すべきですか。

      16 アホラとアホリバ,つまりイスラエル人の南北両王国は,神に信頼せず,神との契約関係に不忠実になったため,明らかに恐るべき代償を払いました。このことはキリスト教世界と同世界の信者すべてにとってみせしめとなるでしょう。なぜですか。なぜなら,アホラとアホリバのように,キリスト教世界は神との契約関係にはいっていると唱えているからです。しかし,キリスト教世界は実際に神に信頼していますか。同世界はむしろ,この世の政治体制と提携してきませんでしたか。軍事力に頼って保護を求めているのではありませんか。確かにそのとおりです! したがって,キリスト教世界は霊的な売春の罪を負っています。神のみことばはこう断言しています。『姦淫をおこなう者よ,世の友となるは,神に敵するなるを知らぬか,たれにても世の友とならんと欲する者は,己を神の敵とするなり』。(ヤコブ 4:4)キリスト教世界の犯してきた罪の記録にはおびただしいものがあります。その記録は,次のような告発を受けたアホラとアホリバの悪い記録に匹敵します。

      17 アホラとアホリバは流血の関係しているどんな恐るべき罪を犯しましたか。

      17 『彼[女]らは姦淫をおこなえり また血その手にあり彼[女]らその偶像と姦淫をおこない またその我に生みたる息子らに火の中をとおらしめてこれを焼けり しかのみならずまたこれをなせり すなわち彼[女]ら同じ日にわが聖所を汚し わが安息日を犯せり 彼[女]らその偶像のために息子らをほふりしその日にわが聖所に来たりてこれを汚し かくわが家の中に事をなせり』― エゼキエル 23:37-39。

      18 キリスト教世界はどのようにしてその手を血で染めてきましたか。

      18 キリスト教世界がみずから霊的姦淫を犯してきたことは否定すべくもありません。同世界が政治家や軍事勢力また大企業の暴利獲得者たちと絶えず親しくしてきたことは公の醜聞となっています。キリスト教世界の諸宗派はまた,けがらわしい「偶像」と霊的姦淫を犯してきました。地上の住民のための唯一の希望である神の王国に人類を注目させるかわりに,キリスト教世界は今日,国際連合を平和のための人間の唯一最善の希望として偶像視しています。キリスト教世界はその息子や娘を戦争の神に犠牲としてささげてきました。同世界の両の手は血で染まっています。キリスト教世界は十字軍の戦い,旧新両教徒間の戦争,宗教裁判そして今世紀における二度の恐るべき世界大戦において血を流してきました。その世界大戦にさいしては,カトリック教徒も新教徒も同志討ちをしました。キリスト教世界の信者は,その手を血でびしょぬれにさせているにもかかわらず,彼らのいわゆる「安息日」には神の聖所とされる所にはいっているのです。

      19,20 アホラとアホリバはどのようにして職業的売春婦のようにふるまいましたか。

      19 また,アホラとアホリバが職業的淫婦として行動するさまを描写したことばは,キリスト教世界にもよく当てはまります。そのことばは次のとおりです。

      20 『彼[女]らは使いをやりて遠くより人を招きて至らしむ その人々のために汝身を洗い目を描き飾りを着け華やかなる床に座し台盤をその前に備えその上にわが香とわが油を置けり かくて群衆のさわぎそのうちに静まりしがその多くの人々の上にまた荒野より〔大酒飲み〕を招き寄せたり彼らは[彼女らの]手に腕輪をはめ首にうるわしき冠をいたゞけり』― エゼキエル 23:40-42〔新〕。

      21 キリスト教世界はどのようにして職業的淫婦のようにふるまってきましたか。

      21 職業的淫婦のようにキリスト教世界は自らを,この世にとって,事実,『荒野からの大酒飲み』のような非常に卑しい者たちにとってさえできるだけ魅惑的な者にしようと努めてきました。キリスト教世界の諸宗派は,宗教をそうした世俗的な人間にとって容易なものにしてきました。そのような人びとは,キリスト教世界の教会員でありながら,同時に,偶像崇拝に陥って血まみれになった利己的なこの世のものとして引き続きとどまっておれるのです。彼らは,自分たちに官能的な喜びをもたらす宗教的愛顧に対して,それが何であれ,その代償としてキリスト教世界をほめたたえます。彼らはあたかも,血で赤く染まったキリスト教世界の両手を美しくするためにその手首に腕輪をはめさせ,同世界の諸宗派の首に冠をいただかせ,僧職者を自分たちのかしらとしていただくのです。

      22 キリスト教世界の滅びをもたらす器となるのはだれ,もしくは何ですか。

      22 キリスト教世界の記録は古代のアホラとアホリバのそれに似ている以上,同世界は災厄を免れることはできません。アホラとアホリバが彼女たちの以前の恋人らによって滅ぼされたのと全く同様,キリスト教世界もその以前の恋人たちの手によって滅びをこうむります。エホバ神はそうさせるでしょう。偽りの宗教の世界帝国である『大いなるバビロン』を売春婦として描いている聖書巻末の書はそのことを確証しています。(黙示 17:3-6)政治上の以前の恋人たちが『大いなるバビロン』に対して何を行なうかに関して,黙示録 17章16節はこう述べています。『(十の角と獣とは),かの淫婦を憎み,これをして荒れすさばしめ,裸ならしめ,かつその肉を食い,火をもて[彼女]を焼きつくさん』。

      23 『大いなるバビロン』とともに災厄をこうむらないようにするには,どんな行動を取らなければなりませんか。

      23 もし,『大いなるバビロン』とともに苦しみを受けるのを免れたいなら,エホバ神に信頼し,一意専心エホバ神に仕えてください。そうするには,『大いなるバビロン』の主要部分を成すキリスト教世界のどれかの宗教団体のうちにとどまっているわけにはゆきません。神のみことばはこう命じています。『わが民よ,[彼女]の罪にあずからず,[彼女]の苦しみをともに受けざらんため,そのうちを出でよ』。(黙示 18:4)そして,キリスト教世界から離れたなら,ほんとうに神に信頼しつつ神に対する忠実を保っている人たちと交わってください。

  • 「神の勝利」国際大会
    ものみの塔 1973 | 5月1日
    • 「神の勝利」国際大会

      「神の勝利」― これはエホバの証人の1973年の国際大会の主題です。「大かん難」がさし迫ったこの時代のことを考えると,「神の勝利」という主題には,確かに人を奮起させるものがあります。この大会はきわだった霊的な宴になることと期待されています。あなたは出席されますか。

      神の勝利とそれがあなたにもたらす祝福に関心を持っておられるなら,この大会のプログラムのすべてに出席するよう今計画を立てることをお勧めします。そのためには,きっと,近いうちに休暇の予定を立てなければならないでしょう。

      ほとんどの場合,この大会は5日間開かれます。どの大会でもプログラムはすべて,毎日午前10時に始まり,3時間続いた後,午後1時から2時間の休けいが設けられます。その間に喫茶や簡易食堂での昼食を楽しめます。一日の最後の催しは毎日午後

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