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決議ものみの塔 1958 | 12月1日
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て努力をいたします。私たちは,それらの兄弟たちの為に祈りを捧げつづけます。
24 神の御意のどんな特権な事柄が,彼らの中に成就されるようにと欲していますか。どんな目的を持つていますか。
24 また,最後にいたるまで,そして私たちの中に神の御意がとどまるかぎり設立した神の御国を伝道し,他のすべての羊を正しい羊飼なるイエス・キリストの群れの中に集めて私たちと共に救いを楽しむということについての神の御意は必ず成就します。かくして,私たちはハルマゲドンの後に来る神の永遠の新しい世にみちびき入れられるにふさわしい者と判明します。その新しい世では,一つの政府,すなわちキリストによる神の御国の下にあつて,私たちは人種差別とか,国家的な境界とか,分裂なしに,神の民の一つの家族として一致した崇拝を神に捧げ,神の御意を永遠にわたつて行います。
25 最後に,正義の政府の下にあつて幸福の中に生命を愛するすべての人にむかつて,参集した証者たちは何をするようにと呼びかけましたか。そしてなぜ?
25 したがつて,この極めて重大な時において,私たちは,正義の政府の支配下で幸福の中に生活することを愛し,そしてこの決議を読むすべての人々に次のことをすすめます。すなわち決議の重要さを心に留め,天と地の創造者の御名を崇め新しい世の正しい政府としてキリストによる神の御国に頼り,そして神の完全な御意に一致せよ,ということです。なぜなら,『神の御意を行う者は永遠にとどまる。』― ヨハネ第一書 2:17。
この決議は1958年8月1日,ニューヨーク市で行われた神の御意国際大会でヱホバの証者により満場一致で可決されました。
決議提出者 ペンシルバニヤのものみの塔聖書冊子協会会長 N. H. Knorr
決議賛成者 ペンシルバニヤのものみの塔聖書冊子協会副会長 F. W. Franz
証人 大会司会者 エム・ジー・ヘンシェル
採決
26 この提出された決議についてどんな行為が取られましたか。
26 協会の会長は,再三再四拍手を受けた決議を読み終えた後に,その採決の動議を提出しました。万雷のごとき拍手の鳴りひびくとき,副会長はその動議に賛成しました。会長は,その決議に賛成する人は『アイ!』と言うように告げました。19万4418名は,ひとりの人のごとく『アイ!』と叫び,大きなよろこびと熱心さをもつて再び拍手をしました。この仕方に従つて,英国やドイツ,および地上の他の国々でその後に行われた補足的な大会では,同様な行いがなされました。
27 決議を採決した人々は,いまそれについて何をしていますか。その条項を成し行うことは,どういう結果になりますか。
27 この決議についてのヤンキー野球場,ポロ野球場での行事は,印刷したものにも,口頭のものでも一般人の論評を多大にひき起しました。今後,その決議の故に,他の者がヱホバの証者に対して如何なる手段を取ろうとも,その決議を採決したそれらのクリスチャンたちは,かくのごとく決議したことを心にかたく銘記しています。彼らは祈りを捧げ,厳粛な大会で真剣に決議したものを保とうと努力します。彼らは,決議を採決した誠意について今試しを受けています。しかし,その決議に真実と忠実を立証しようとする彼らには,全能の神ヱホバの援助があり,彼らはヱホバの救いを経験し,ヱホバは崇められるという聖書的な保証があるのです。その決議の条項を一致の中に成し行うことは,彼らが与えている全地の証言を大きく拡大しています。そして,数えることのできぬ他の従順な善意者は永遠の救いを得て,彼らも又神の正義の新しい世で神の御意を行うでしよう。
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牧師は恐れているものみの塔 1958 | 12月1日
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牧師は恐れている
英国のメソヂスト派の牧師ヒュフ・プライス・ヒューエスは,かつて次のように語りました,『グラッドストン氏がスティード氏に告げた言葉に私はたいへん驚いた。彼は忠実に奉仕してきた英国教会の牧師について嘆いてこう語った,「私は牧師について一つの事を抗議する。牧師は自分の会衆に対して手ぬるすぎると思う。牧師は聴衆の良心の上に道徳的な義務を置いていないし,聴衆の心と全生活を良心に即応せしめることをしていない。牧師は聴衆に対する忠実な処置を恐れている。」』―『クリスチャン世界の宝』(英文)
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