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  • 地獄の火を再燃させるバチカン
    目ざめよ! 1980 | 9月8日
    • 神学者たちは,逆説的に言って,地獄は人間の自由に対する神の愛の究極的帰結,と答える」。道理にかなっているように聞こえますか。

      聖書は何と述べているか

      興味深いことですが,バチカン当局が地獄の教理を再確認した後,ル・モンド紙に掲載された記事「地獄は着火しそこなったか」の中でH・フェスケは,次のようにも語っています。「地獄が存在し,からっぽでないことを信ずるには,乗り越えねばならない障害物が多い。まっ先にくるのが死後も生き続けるのか,という点にあることは論をまたない」。そうです,もし死んだ後に生き続ける非物質的な魂がないなら,リンボ,煉獄,地獄といった「来世」の教理は,そこに住まう魂の不足によって崩れ去ります。

      聖書は何と言っていますか。カトリックの学者に答えてもらいましょう。

      「体と魂の区別は聖書のどこにもはっきり述べられていない」― F・ビグロー編聖書辞典。

      「『からだ』とは別個の,純粋に霊的で,非物質的な実在を意味する『魂』の概念は……聖書には見当たらない」― フランス・ルーアン神学校の聖書学教授ジョルジュ・オーズー。

      聖書は,はっきりこう述べています。「罪を犯す魂,その同じものは死ぬ」。(エゼキエル書 18:4,20,カトリック・ドウェー訳)これは人間の魂が本来不滅でないことを示しているばかりでなく,絶え間ない罪に対する処罰が,責め苦(肉体的にしろ精神的にしろ)ではなく,死であることも示しています。聖書はさらに,次のように述べています。「罪によって払われる返報は死ですが,神によって与えられる贈物は永遠の命です」。(ローマ 6:23,カトリック・エルサレム聖書)永遠の命あるいは永遠の死 ― 神はこのような選択をご自分の被造物の前に置かれました。―ヨハネ 3:16,36。申命 30:19,20。

      一部の聖書に「地獄」と誤訳されているヘブライ語およびギリシャ語は,死んだ人間に共通の墓(ヘブライ語シェオル,ギリシャ語ハデス),すなわち将来そこからの復活のある所か,または永遠の滅び(ギリシャ語ゲヘナ)のどちらかを意味しています。a 聖書を注意深く読めば,誠実な人ならだれでも,悪魔とその使いたち,邪悪な人間たちに備えられた「永遠の火」(マタイ 25:41,46)が,滅び,「第二の死」を象徴するものであり,そこからの復活はない,ということに納得されるでしょう。―黙示録あるいは啓示 20:9,10; 21:8。

      「神は愛」です。(ヨハネ第一 4:8)地獄に落ちて永劫の責め苦を受けるという教理は,真のクリスチャンが崇拝する公正で愛ある神をはなはだしく誤り伝えるものです。真の崇拝において動機となる要素は愛であり,気味悪い恐れではありません。(ヨハネ第一 4:16-19)非聖書的な地獄の教えを再び燃え上がらせることによって,バチカンは確かに神の名を汚しています。

  • 「前例のない」教会の衰退
    目ざめよ! 1980 | 9月8日
    • 「前例のない」教会の衰退

      「今日の神学」のある記事の中で,アメリカ・カトリック大学の社会学部教授の一人,R・ホッジ司教地方代理は,教会の衰退について次のように書いています。「多くの宗派に最近見られる信徒数の後退ぶりは,米国史上前例のないものであり,基本的な何かが教会と米国社会に起こっていることを物語っている」。「新教の主流に見られる今日の信徒数の減少の原因をなしているものが何であれ,目新しいものであり,1940年代や1950年代の米国社会に見られなかったものである」。

      事態の背景に触れ,同司教地方代理はさらに次のように語っています。「教会が持っている資料と全米規模の調査資料を調べてみて,信徒数の減少は……青年および若い成人層の不均衡という現象にあることが判明した。要するに年齢の若い大人が教会に来るようになるのが,1950年代のペースより遅くなっているのである。……問題の根は深いところにあり,この状態は今後も続くことになろう」。

      これは,若い人たちがこの危機の時代に必要としているような霊的食物と神のことば聖書からの導きを教会が与えていないせいでしょうか。

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