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  • 水害に襲われたラピッドシチー
    目ざめよ! 1972 | 11月8日
    • は10分間も待たねばならないほどであった。そこで,これらの奉仕者たちは,わかったことを主宰奉仕者に報告する方法を工夫した。つまり主宰奉仕者は毎時間最初の30分を,彼らからの電話を受けるために自分の電話をあけておき,あとの30分間は,彼が外へ電話をかけるのに使うという具合にした。このようにして,会衆内の各人の状態を知ることができた。直ちに援助を必要としていた人にはすみやかにその手配がなされた。

      しかし,電話で連絡のとれなかった人たちはどうだったであろうか。そういう人たちのところには,こちらから尋ねて行った。このようにして,会衆内の人で,病院にはいっていたのはひとりだけだったこと,また証人の五組の家族が,家や所有物を失ったことが明らかになった。ほかに恐ろしい経験をした人が何人かいたが,無事だった。

      成人男子の証人たちは,家屋に被害を受けたいろいろな証人たちの所へ行き,物品を取り出すのを手伝った。これは骨の折れる仕事だったが,それだけの価値があった。そればかりではなく,ペンシルベニア州,フロリダ州,カリフォルニア州,またその間の他の州からも,安否を気づかう証人たちが,電話で援助を申し出た。

      どんな教訓を学ぶことができるか

      災害に襲われた人びとの経験から,わたしたちは多くの教訓を学び取ることができる。まず第一に,機敏であること,そして災害に発展する可能性を予期する必要があることである。また警察官,市当局の役人,そのほか情報を知る立場にある人たちの警告に聞き従うことの肝要さである。ラピッドシチーに住んでいたある家族は死亡したが,それは彼らが警告に答え応じなかったためである。

      そしてもし,災害に生き残ったならば,できるだけ早く,愛する者たちに連絡をするのは親切な行為である。そうすれば,彼らに不必要な心配や気づかいをさせないですむ。

      ラピッドシチーを襲ったような災害が,過去のものになる日は近い。人類は神の政府のもとで安全に住むだろう。その政府の権威ある者たちは,その市民と彼らの愛する者たちを見守ってくれるのだ。それはエホバの証人が宣べ伝えている慰めの音信であり,その音信はあなたご自身の聖書に見いだすことができるのである。―黙示 21:4。

  • 戦争を支持する教会
    目ざめよ! 1972 | 11月8日
    • 戦争を支持する教会

      ◆ 「戦争,共産主義そして世界の宗教」と題する本の中で,チャールズ・S・ブレイデンは次のように書いている。「第一次世界大戦中,教会は終始,教会のただ中で,戦時公債を売ったり,兵士を募ったり,おおむね戦争を祝福したりして,同大戦を忠実に支持した。良心的参戦拒否者として刑務所に入れられたものはわずかながらいたが,それはごくわずかであり,それらの人は教会からの同情を得ることは一般にほとんどなかった」。

      それから半世紀余りたった今日,中には,僧職者が実際にそうした非クリスチャン的見地に立っていたのだろうか,と疑問に思う人がいるかもしれない。ところで,「戦時における思想」と題する本は,第一次世界大戦中に出版されたキャノン・B・H・ストリーターの随筆を引用しているが,「戦争,この戦争と山上の垂訓」と題するその随筆の中で,筆者であるこの僧職者は次のように結論づけている。

      「もし兵士が,自分の戦っているのは,ドイツの長い前途をも含めた,人類全体の福祉のためであるとの確信をいだいているのであれば,反対側のざんごうにいるドイツ人を,個人的な嫌悪の情なしに撃つことができるだけでなく,人間に対する愛からそうすることができるのである。……とりわけ兵士は,自国のために死ぬ覚悟のある人であり,他の人々のために喜んで死ぬ態度は本来キリスト教のものである」。

      このような流血の罪を負う宗教指導者たちが『生ける者と死にたる者との審判主に,神より定められた』者の前にどんな立場をとれるであろうか。―使行 10:42。

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