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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1961
塔61 3/15 179ページ

エホバの証者の年鑑からの抜萃

台湾

人口: 10,000,000人

最高伝道者数: 1,956人

比率: 5,089人に1人

エホバの証者は,あらゆる状態のもとで働かねばなりません。台湾では,戦争と患難の空気が明白に表わされています。中国本土の共産主義者たちは,圧迫を加えつづけ,台湾人の心の中に恐怖の念を植えつけようと努力しています。外部からの圧力は,絶えまなく加えられていますが,台湾にいるエホバの証者は大きな責任を持っていることを痛感しています。すなわち,世界の唯一の希望である神の御国についての良いたよりを伝道し,教えることにより,人類に慰めと希望をもたらす責任を痛感しているのです。エホバの御言葉,御霊,そし制度の援助をうけて,台湾にいるクリスチャン奉仕者たちは,平和の音信を伝道しつづけるのを恐れていません。しかし,最大の難関は言葉です。ごく少数の兄弟は官話を流暢に話すことができます。それで,真理にいる者がこの言語を学ぶことが必要になりました。そうすれば,この島にいるもっと多くの人々に伝道することができます。こうするなら,音信は効果的に伝道されることになり,多くの人々が音信を理解できるでしょう。

台湾の兄弟たちは,ヘンシェル兄弟の訪問と,その大会のときに与えられた良い助言に心から深く感謝しました。ここに,支部の僕から寄せられたいくつかの経験をのせます。

私たちを援助して伝道のわざを押し進めて行くのに,「ものみの塔」誌は大へん役立っています。「ものみの塔」誌は,私たちが行けないところへも配達され,その雑誌の頁を通しての証言により,人々が真理にはいる場合はしばしばのことです。ひとりの新しい姉妹は,そのことを経験しました。彼女は人里はなれた山奥の村に住む親族の人に「ものみの塔」誌を1部送ったのです。山育ちでない者がこの地方にはいるには警察の特別の許可が必要です。ところが,この許可はなかなか与えられません。この親族の人は,雑誌をうけ取って数回読むと,これがたしかに真理であると確信するに至りました。この人は長年のあいだその地方の教会の牧師でした。しかし,すぐに教会を去って,真理についてもっと多くのことを知らねばならぬと,この人は決定したのです。程なくしてこの人は支部事務所に来て,たくさんの質問の答を求め,また手に入れることのできる書物や雑誌をみな求めて,研究をつづけるため山奥の村に戻って行きました。彼は以前の友だちや,交際していた人々に真理のことを話し始めました。ところが,大ぜいの人々はこの良いわざに反対したのです。彼は支部事務所に手紙を書送って,次のように述べました,「新教徒とカトリックの群れの両方は,伝道のわざに反対しています。どうぞ誰かを送って,私を援助してください」。この人の努力のおかげで,特別開拓者をしている一組の夫婦がこの地方にはいって特別開拓者のわざをおこない,興味を持つ人々を助けることができるように許可を得ることができました。彼が述べたごとく,その地には,かなり大ぜいの善意者の群れが,もう存在していました。特別開拓者の夫婦およびこの新しい兄弟の努力によっていまでは25人の伝道者がいる会衆はこの地方で良いたよりを伝道しています。この新しい兄弟は,片足がびっこで,しかも家族5人を扶養して行かねばなりません。しかし,いまでは良く進歩して開拓奉仕を始めるようになりました。彼は自転車に乗ってその地方の村々を定期的に訪問し,村の人々に良いたよりを伝えています。いまこの会衆は,土地を得たので,自分たちの御国会館を建てて,その地方における御国の関心事を押しすすめる取極をしています。

自分の親族や友人に伝道することは,証言をする良い機会です。エホバの証者のひとりと研究していたフィリピンの一婦人の場合がそうでした。この婦人は,いままでずっと熱心なカトリック信徒だったのです。

フィリピンの大統領が国賓として台湾を訪問していたとき,彼女は大統領といっしょに来た大ぜいの人々に証言することができました。その中のある人々は感銘を受けました。政府の役人であるので,彼らはかってローマとバチカンを訪問する機会にめぐまれていました。彼らは,そのところで仰々しい儀式と華美な事物を目撃し,一方では明白な聖書の真理がないのに愛想をつかしていたのです。彼らはこの姉妹の述べた簡明な聖書の真理に深い感銘をうけ,そしてフィリピンにいるエホバの証者の立派な振舞にも感銘をうけていると語りました。

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