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    目ざめよ! 1985 | 3月8日
    • 未熟児に,ほかの乳飲み子の母親の乳ではなくてその子の母親の乳を飲ませることは非常に大切なことになる。

      麻薬の影響による危険な運転

      ● 米国では麻薬の影響による危険な運転が増えている。「連邦政府職員の推定によると,死亡事故全体の5%から10%,および交通事故全体の15%から20%は麻薬に起因する」と,ニューヨーク・タイムズ紙は伝えている。しかし,アルコールの場合は濃度が何パーセントであればその人は酔っているとみなすと法律で明示されているが,麻薬酔いについてはそのような閾が規定されていない。マリファナがアルコールよりもかえって強力な麻薬かもしれないという点では毒物学者たちの意見は一致しているが,どの程度で運転に狂いが出るかを決めることには困難を感じている。「マリファナが問題であることは知っている。マリファナを1本吸うと,少なくとも4ないし6時間後には明らかに運転技術に狂いが出てくる」と,米国の国立麻薬乱用対策研究所の臨床研究部の部長,J・マイケル・ウオルシュ博士は言う。「しかしアルコールと違って,警官が行なえるような決定的な路上テストはない」。

      十代の運転者に夜間運転禁止令

      ● 十代の運転者に対して夜間の運転禁止令を出すと,十代の交通事故の死亡者はほぼ半減すると,カルガリー大学の一研究者は主張している。527人の十代の交通事故死亡者を対象にしたその調査によると,ほとんどの死亡事故は金曜日と土曜日の夜遅く,あるいは日曜日の早朝に起きている。グローブ・アンド・メール紙はその調査結果を伝え,さらに次のように述べている。「非営利団体である交通安全保険協会が今年発表した報告書によると,米国では12州に夜間運転禁止令が敷かれたために,十代の死亡と負傷が大幅に減少し,幾つかの管区では25%から69%減少した」。また,カナダ交通傷害研究財団の報告によると,1981年に,15歳から19歳までの若者は人口の約10%を占めていたにすぎないが,事故死した運転者全体のほぼ17%,そして事故死した同乗者の25%近くを占めていた。

      広く存在する古代の遺物

      ● インタナショナル・ヘラルド・トリビューン紙の伝えるところによると,「2年にわたる交渉の末,大英博物館は,166年前に英国の一船員がカイロからこっそり持ち出したスフィンクスのあごの一部 ― 59㌢ ― を返還することに同意した」。その断片は,博物館の陳列品の輸出を禁止する英国の法律に違反しないよう,永久貸し出しとして返還されることになっている。エジプトは,もし博物館が返還を拒否すれば英国の考古学者たちを締め出すと脅したということだ。第三世界の他の国々も,大英博物館に収められている自国の宝を幾つか取り戻せるかもしれないと考えて,その交渉を注意深く見守っていたという。エジプトをトルコ,フランス,英国などが支配していた1517年から1936年の間に,同国から古代の遺物が多数持ち出された。ローマにはエジプトのオベリスクが13本あるのに,エジプトには4本しか残っていない。ほかの重要な遺物は,パリ,ベルリン,ソ連,米国などにはある。

      自然の公害瀘過器

      ● トロント・スター紙によると,世界の多くの地域で疫病よりも始末が悪いと考えられているホテイアオイに幾つかの「極めて優れた特質」のあることが発見された。水に浮く紫色の花は信じられないほどの速さで繁殖する。「普通の状態では,10株のホテイアオイがわずか8か月間に60万株に増え,4,000平方㍍ほどの水面を埋めつくす」と同紙は述べている。「生長するにつれてホテイアオイは絡み合い,分厚いマットのようになるので,水路は通行不能になる」。しかし,根が水中にぶら下がり,水から直接に養分を吸収するので,この植物は公害瀘過器として非常に良い働きをする。水中によくある汚染物 ― 硝酸塩,リン酸塩,カリウム ― はこの植物の生存に必要なものである。またこの植物は毒性のある廃物,重金属,殺虫剤などを吸収する。そこで幾つかの都市は今この植物を栽培し,排水処理に利用するようになっている。その費用は従来の方法の半分以下で済む。

      おむつかぶれ対策

      ● 多くの母親は,赤ちゃんのおむつかぶれをどうするかという問題を抱えている。米国のフィラデルフィア市にあるペンシルバニア大学のある皮膚病学者は,患部にコンスターチをつけてやるのが,かぶれの原因となる摩擦を少なくする一番良い方法だと言う。カナダのメディカル・ポストによると,小児科医がこの方法を勧めなかった時があった。コンスターチは,「モリニア菌や他の酵母菌を繁殖させる」と考えられていたからである。しかし今では,摩擦を減らすのにコンスターチのほうがタルカム・パウダーよりもむしろ良いと考えられている。

      足のファッションの危険

      ● 流行の靴をはくと健康を害する危険があるかもしれないと,イタリアの医学雑誌ビオテスティンフォルムは述べている。「100人中90人の女性は,自分のサイズより少なくとも一サイズ小さい靴をはく。一般の女性がはいている靴は多くの場合3サイズは小さい」と同誌は述べている。ほっそりした足が最新のファッションになっているので,それに合わせて必要以上にきつい靴をはかなければならないと考えている女性,また先の細すぎる靴を作る製造業者に問題があるとその記事は述べている。『先のとがった靴をはいていると足の親指が第2指の下にもぐり込むようになり』,「やがて親指は変形し(外反母趾),関節炎が進行し始める」とその記事は説明している。

      虫で“陶酔感”?

      ● フィリピンの麻薬中毒者たちはこのところ“虫づいて”いる。彼らは陶酔感を味わうために生きた虫をかんでいる。麻薬取締法は厳しく,麻薬の代価は高いために,中毒者たちはもっと値段の安いこの陶酔薬を用いるようになっている。マニラのタイム・ジャーナルによると,「韓国の虫と呼ばれるこの虫は,生きたまま食べるとマリファナ[や他の麻薬]を使用したときとよく似た“陶酔感”を味わえる」。その虫は米粒より少し大きい程度なので韓国から国内に密輸するのがたいへん容易である。

      うそをつく,うそ発見器

      ● うそ発見器はうそをつくだろうか。イリノイ大学の心理学者たちは,窃盗のかどで実際に裁判にかけられ尋問を受ける明白な泥棒50人と,罪を犯していない人々50人を用いて調査することにした。ニュー・サイエンティスト誌が伝えているように,「研究者たちは6人のうそ発見器オペレーターに,検査中の生理反応に基づいて泥棒と無罪の者とを見分けるように依頼した」。どんな結果が出ただろうか。「インタープリターは,正直な人たちの37%について盗みの罪ありとし,泥棒の24%については無罪とした」と,同誌は述べている。

      中国の頭痛の種は住宅問題

      ● 中国ではほとんどの人が,国からたくさんの補助金の出される国営の住宅に住んでいる。チャイナ・デーリー紙によると,平均的都市居住者は1か月の平均的賃金約5,640円の中から約55円の家賃を払う。政府の統計の示すところによると,そのような居住者たちはわずか3.7平方㍍の生活空間しか有していない。住宅を増やすため,1979年に個人の持家制度が導入され,現在では,11億の国民の17%がマイホームを所有している。しかし,中国のエコノミック・デーリー紙の伝えるところによると,新しいマイホーム所有者たちは「資本主義者」とか「汚い金持ち」というレッテルをはられ,近所の人々の嘲笑の的にされ,差別されるようになった。またいいかげんな修理やガス,水道などの使用料金の高いことに悩まされている。それでも,上海<シャンハイ>で最近行なわれた調査によると,住民の50%近くがマイホームを買うことを望んでいる。

  • 死後の命がありますか
    目ざめよ! 1985 | 3月8日
    • 死後の命がありますか

      人が死ぬのは,ただそう見えるだけなのでしょうか。

      人間には,死後にも生き続けるものがあるのですか。

      死んだ人が再び人間として生きることは可能ですか。

      「今ある命がすべてですか」という192ページの本をお読みになれば,これらの質問に対する心温まる答えが得られます。今の命よりもはるかにすばらしいものがあると信じられる確かな理由をお調べください。400円のご寄付でお求めになれます。送料は発行者が負担いたします。

      「今ある命がすべてですか」という,堅表紙の付された本を送ってください。切手400円分を同封します。(他の国における寄付額については,その国のものみの塔協会の事務所にお尋ねください。)

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