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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1983
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裁判所が悟れない事を服役囚が悟る

最近,ニューズウィーク誌の「わたしの番」と題する欄に,「社会に対する私の負債を償う」という題の一囚人の随筆が掲載されました。米国インディアナ州の刑務所の独房でその随筆を記した服役囚は犯罪の被害の「償いをしている」のは自分ではなく,被害者のほうであることを指摘しました。

「被害者が最初に損失を被ったのは言うまでもありません。加えて,その人の税金の一部が私の弁護料に,またその一部がこの刑務所に収容されている私を扶養するのに毎年要する大枚1万㌦(約250万円)ないし1万5,000㌦の出費に充てられます。もし私の家族が福祉援助を受けることになれば,被害者はまたその費用の一部を支払うことになります。さらに,私が釈放されても,仕事が見付からなければ,その分も支払うことになります。私はただ福祉援助を受けるだけですが,その費用は被害者が負担するのです。……刑務所で過ごしてきたこれまでの期間に,社会に対する負債を償わなければならないということが再三強調されてきました。それで,どんなに長くなろうと,私が獄中にとどまる限り,また恐らく出所した後も,社会は引き続き私のために衣食住を備えるのです。これでは負債を返済するどころか,責任を放棄することになります」。

この囚人には分かりきった事柄なのに,大多数の法学者に理解できないのは次の単純な事実です。「私には被害者に1,444㌦(約36万円)を返す義務があり,社会はそのお金を取り戻す機会を被害者に与えなければなりません。取ったものを返して初めて,公正な処置が取られたと言えます。……まず第一に,自分が取ったものを強制的に被害者に返させるようにすれば,他人の所有物に対する敬意だけでなく,ある程度の自尊心をも犯罪者に教え込むことが可能です。そうすれば,自分の負債を償うに際して,ただで食べられる昼食などはないことを犯罪者は学べるでしょう」。このような簡単な司法体制が実際にうまくゆくということは,神の律法によって損害を償うよう要求され,また損害が償われた,古代イスラエルの社会で実証されました。―出エジプト記 22:3,4,7。

化石に関する愚論

人間に似た最も優れた最古の化石の発見者はだれかに関し,進化論者の間で依然競争が続いていることを述べた,最近のニューヨーク・タイムズ紙の社説は,古人類学についてこう評しました。「それは劇的な主張のふんだんにある,確かな知識の乏しい学問である。古人類学は解剖学や地質学の厳密な研究分野の知識を利用してはいるが,憶測の余地があまりにも多いため,人間がどのようにして存在するようになったかに関する学説は,ともすれば論題よりもむしろ学説の提唱者について多くを述べるものとなっている」。

同タイムズ紙の社説は,「1910年ごろ見付かったピルトダウン人の化石を無批判に受け入れた英国の解剖学者たち」の例に注目しました。この化石は後に偽物であることが分かりました。今日の進化論者の中に見られる状態がほとんど変わっていないことを示して,「失われた環」と題する本の一部が次のように引用されています。「[現代の古人類学者]は恐らく,自分の先入観を裏付ける間違った資料にしがみ付く点で以前の研究者に劣らない」。このように科学的客観性が欠けているのはなぜでしょうか。同タイムズ紙は次のように示唆しています。「一つの理由は,物質的な支持を多く取り付けられる学説とそうでないものとがある,[つまり,「より優れた」化石があれば多くの資金の提供を受けられる]という点にあるかもしれない。……新たな頭がい骨の発見者は多くの場合,人間の系統樹を書き直して,自分の発見したものを人間に到達する中心線上に置き,だれか他の人の発見した頭がい骨類は皆,どこにも行きどころのない脇の線上に置くのである」。

いずれにしても,同紙の社説は,「[化石の]証拠の大半は玉突き台の上に置くのに打って付けである」と述べ,どの学者の解釈も突如変わってしまう恐れがあることを示しています。

今なお最善の,古代の助言

夫婦の間で怒りの感情が生じたなら,どう処置すべきですか。米国,南カリフォルニア大学の社会学教授C・ブロデリクはこう答えています。「一時,臨床医は怒りを爆発させるのが最善であると考えていたが,研究の結果,今ではそうでないことが示されている。敵意をたくさん示す人は大抵,逆に敵意をたくさん示されるものである」。そして,怒りを解消させるどころか,同教授は「怒りは一層根深いものとなり,おのずから増長する」と述べています。

同教授は,怒りを抱いた夫婦にそれを爆発させるのではなく,問題を穏やかに扱うよう勧めています。そして,「昔風の丁寧な言葉には知恵がある」と述べ,古代の聖書の知恵を引き合いに出してこう述べています。「『柔らかなる答えは憤りをとどむ』と語ったソロモンの言葉は正しかった。それは遠い昔のことであるが,今日でもなお真実なのである」。―箴言 15:1。

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