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  • 神の新しい世に備えて生活する益
    ものみの塔 1960 | 8月1日
    • ためには,善をしたいという気持以上のものが必要です。私たちはエホバの援助を必要とします。エホバを真実に崇拝して奉仕したいと欲する者たちに,エホバはその援助を惜気なく与えます。御自分の言葉である聖書により,エホバは正確な知識を与えられます。そして,聖書を研究することにより,私たちはエホバの御心と目的を理解します。エホバは,神の目に見えない活動力,すなわち聖霊により,私たちを強めて神の御心を行う力を私たちに与えます。地上の忠実な証者たちの中の目に見える制度により,エホバはその学んだ知識の実際的な応用の仕方について私たちをみちびき,指示を与えます。それは,新しい世に備えていま生活している他の人々と私たちを一致させます。神の御言葉を熱心に研究することにより,また聖霊と神の制度の援助を求めることにより,私たちは「神の武具」を身につけて,サタンとこの邪悪な世の悪い影響をしりぞけることができます。―エペソ 6:10-18,新口。

      17 (イ)新しい世に備えていま生活することは,現在の組織制度に対する一切の責任をなくしますか。(ロ)マタイ伝 22章21節に述べられている「カイザルのものをカイザルに返せ」といういましめに従う道のいくらかは何ですか。(ハ)私たちはどのように神のものを神に払いますか。

      17 私たちは新しい世に備えて生活します。しかし,現在のこの世の人々の取り極めに対する義務から自動的に自由になるというわけではありません。クリスチャンは,人間政府の行なう奉仕から多くの益を受けます。例えば,悪人が他の者に害を加えてその資産に損害をもたらすことを阻止するために法律がつくられています。そして,警察はこれらの法律を施行して,犯罪者から人々を守り,社会内の一致を保ちます。病院,学校,そして他の奉仕機関が備えられていて,私たちはみなそれらから益をうけます。そのような奉仕に対して,政府は税金の支払いを要求します。クリスチャンは平和を愛して法律を守り,そして税金を払います。クリスチャンは,この世の政府をだまして,政府に所属するものを取ろうとしません。彼らはイエスがマタイ伝 22章21節(新口)に述べられた原則に従います。すなわち,「カイザルのものはカイザルに……返しなさい」という言葉です。この原則に従うエホバの証者は,例えば御国会館を建てるための資産を得ることとか,大きな秩序立つた大会を開くことに関連する法律に従います。しかし,エホバの証者は妥協して,実際には神に属するものをカイザルに払うというようなことをいたしません。彼らは「神のものを神に」払います。そのわけで,たとえ共産主義の政府や全体主義的な政府が彼らを禁じている場所でも,彼らは神の御国の良いたよりを伝道せよ,という聖書のいましめにしつかり従います。そして,そのクリスチャン中立を破らず,この古い世の国際的な争いや人種間の争いにまきこまれません。あらゆることにもまして,彼らは神に専心の崇拝を捧げます。その崇拝は神に正しく属するもので,人間には属さないからです。―使行 5:27-29,新口。

      18 (イ)たとえ新しい世に備えていま生活し始めるにしても,なぜこれは誇りを感ずる原因ではありませんか。(ロ)善を行なおうと誠実な努力をすることにより,私たちは何を証明することができますか。

      18 私たちは新しい世に備えて生活します。それは誇りの気持とか自己偽善の気持からそうするのではありません。私たちは他の人よりもすぐれており,はるかに義しい者であると自慢できるということを証明する事ではないのです。私たちは,自分の立場や自分の行ないを他の不完全な人々の行ないと比較するべきではありません。むしろ,私たちは比較の物差としてキリスト・イエスの完全な模範を用いるべきです。キリスト・イエスはいつでも御父の御心を行ない,新しい世に備えるその生活は完全でした。私たちは,その標準からはるかに劣つているではありませんか。それで,私たちには誇るところは何一つありません。私たちには,永遠の生命というすばらしい賜物をうける価値がありません。新しい世の永遠の生命は,神からの過分の御親切の結果です。(エペソ 2:8,10)私たちは不完全ですが,正しい種類の心を持つていると表わすことができます。エホバの目的とキリスト・イエスの支配下にあるエホバの御国に真心からの支持をささげ,そしていま正義を行なおうと誠実な努力を捧げるなら,私たちは神の恵みと神の生活の原則を十分に認識する民であると示します。そして,私たちは新しい世の状態が全く地上に行なわれるときにも,それを行いつづけると示します。いまの時こそ「平和を求めてこれを追え。エホバの目は義人たちに注がれる」。(ペテロ前 3:11,12,新世)それは名前だけのクリスチャンではなく,またある制度の会員という意味でもなく,むしろ霊と真をもつて神を真実に崇拝する者という意味です。

      19 正義を愛するすべての人には,どんな招待がさしのべられていますか。

      19 それで,ここに心をときめかすすばらしい機会があります! 私たちはいま正義の新しい世の入口のところにいるのです。あなたは,終りのない生命というその祝福にあずかる人のひとりですか。そうであるようにと私たちは希望します。エホバの証者は,この幸福な見込みをあなたと分ち合えることができるので深く感謝しています。エホバの証者は,あなた方が共に交わり,共に神の御心の正確な知識を学び,新しい世の希望の同じ確信にみちた信仰を楽しみ,そしてその希望を他の人に公に告げ知らせることに参加するよう,あなた方を招待しています。いま新しい世に備えて生活することにより,あなたの生活を真実に価値あるものにして下さい!

  • 「ものみの塔」の研究
    ものみの塔 1960 | 8月1日
    • 「ものみの塔」の研究

      9月4日: 新しい世に備えていま生活する 1-23節,283頁

      9月11日: 新しい世に備えていま生活する 24-28節,および 神の新しい世に備えて生活する益 287頁

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