振舞い，身なりによって自分自身に過度の注意を引くかわりに，むしろわたしたちの偉大な造り主，エホバ神の像を反映すべきではないでしょうか。

集会において

⁷ 集会におけるわたしたちの服装や礼儀作法は，神の家でエホバを崇拝することと結び付いた威厳を物語るものであるべきです。テモテ第一 2章9，10節でパウロは，婦人たちが「慎みと健全な思いとをもって」身を飾るようにと述べました。男子も，この同じ原則を守りたいと思うことでしょう。そのような助言を無視することは，会衆の書籍研究，長老の集まり，その他を含めて，クリスチャンの集会に対する敬意の欠如を示すことになるでしょう。

⁸ ある人々は，会衆の集会に時間通りに来る点で問題を持っているかもしれません。もちろん，時々避けられない事態にぶつかる場合もあることは理解できます。しかし，真理と仲間の兄弟たちに対する愛があれば，健全なクリスチャンの交わりから益を得られるように，できる時はいつでも早く来るように動かされることでしょう。それを良い計画を立てるだけの問題であることが少なくありません。

聴いて学びなさい

⁹ わたしたち銘々には，聴いて学ぶという責任があります。（ルカ 8:18）情報は『忠実な奴隷』から来るものであり，わたしたちを霊的に養い，益を与えるためのものである以上，わたしたちは集会から得られる限りのものを得たいと思います。（マタイ 24:45-47）親には，子供たちも聴いて学ぶのを見届けるという，子供に対する責任があります。集会中どこに座るかは，子供たちが耳を傾けることに，また彼らが学ぶかどうかに関係を持っています。子供たちは集会に集中するよう助けてくれる人たちと共に座っていますか。集会中は食べたり遊んだりする時ではありません。

¹⁰ 長老や奉仕のしもべたちが，集会中に何かの責任を果たすのではなく，席に着いて耳を傾けることによって良い模範を示すのはよいことです。野外宣教，振舞い，外見および態度において，わたしたちはみな，クリスチャンの原則を適用し，すべての事を，神，イエス･キリストおよび兄弟たちへの愛から行ないましょう。これはパウロの言葉とも一致しています。ある事柄を書いた理由についてパウロはこう述べました。「神の家の者たちの中でどのように行動すべきかをあなたに知ってもらうためです。それは生ける神の会衆であり，真理の柱また支えなのです」― テモテ第一 3:14，15。

良いたよりを伝える ―「ものみの塔」と「目ざめよ！」を用いて

¹ わたしたちは「ものみの塔」と「目ざめよ！」誌の優れた豊富な資料から多大の益を受けています。それゆえ，区域内の人々がこれら2冊の優れた雑誌から定期的に益を得るよう助けるため，わたしたちはできるすべてのことを行ないたいと思っています。

² どのようにしたら野外奉仕で雑誌を最もよく用いることができるでしょうか。まず第一に，毎週定期的に，特に第2と第4土曜日を用いて，雑誌を堤供する機会を予定する必要があります。

³ 自分の雑誌を予約しておけば，野外で雑誌を提供する前に各号の内容に精通することになります。このようにして，王国会館で配布用の雑誌を受け取る前に，最新号の内容を通常は読んでおくことができます。個人用の雑誌を予約しておられないとしても，配布用の雑誌を入手したら直ちにそれを通読なさるようお勧めします。

⁴ 野外奉仕で雑誌を最もよく用いるため，良い準備は欠くことのできないものです。雑誌を他の人々に提供する前に読むことに加えて，簡潔に提供できる特定な点を選ぶことができます。準備の段階でどんな事柄を考慮できるでしょうか。一つの事として，わたしたちはいろいろ異なった人に会うことを知っています。それで，若い人，年配の人，男の人，女の人，専門職の人などにどんなことが訴えるかということに関心があります。もし役立つようなら，ご自分の号に用いることができる点をノートしてみるのはどうでしょうか。

⁵ 長老や奉仕のしもべ，それに開拓者も雑誌を効果的に用いる点であなたを援助することができます。雑誌を効果的に提供するいろいろな方法について提案を得るため，それらの人々や有能な伝道者たちと共に働くよう取り決めることができるでしょう。経験を積んだ人々は，資料を家の人の必要や関心に適応させる方法や，どの主題が特定の人に特に興味深いかなどを示してくれるでしょう。（テモテ第二 2:2）新しい方々はほんの簡単な提供をしたいと思うことでしょう。他の人々はさらに一歩進んで，質問や他の教えるための手段を用いて工夫したいと思うことでしょう。―『学校案内書』，研究10を提案として参照してください。

⁶ 年若い人々は意味深い提供を行なう上で特に助けを必要としています。初めのうちは「最新号の『ものみの塔』と『目ざめよ！』があります。2部で100円のご寄付で提供しています」と言うだけかもしれません。しかし，子供たちも特定な点や記事に注意を引く短い言葉をこれまでの証言に加えてゆくよう漸進的に援助されるべきです。

⁷ 時が残されている間に，人々が，「神と和解（する）」ことを願いつつ，わたしたちの宣教を十分になし遂げるため「ものみの塔」と「目ざめよ！」を用いてゆきましょう。―コリント第二 5:20。

発表

■ 野外での提供 2月と3月: ニューズプリントのポケット版の書籍を野外で特別に提供する。会衆に在庫するニューズプリントのポケット版どれでも2冊と最新号の雑誌一組を添えて500円の寄付で提供する。4月と5月: 「ものみの塔」1年の予約を1,800円の寄付で提供する。

■ 3月28日の日曜日は各会衆で「病める人類をいやす唯一の方法」と題する特別講演が行なわれます。また，4月8日，日没後はイエス･キリストの死を記念する記念式が行なわれます。各会衆の長老団はこれら二つの春の特別の取決めに対して，十分前もって備えましょう。会場や話し手が決まりしだいビラや招待状を注文するようお勧めします。

■ 記念式の新しい筋書きができ，各会衆に，2部ずつ送られます。今年の記念式からこの新しい筋書きを用いてください。記念式は全部で，45分で行なわれます。

■ 3月，4月，5月諸会衆で多くの方々が補助開拓奉仕を楽しまれるでしょう。そして，4月と5月は「ものみの塔」予約運動が予定されております。会衆の必要を十分に見込んで早めに，特別注文を出したり，正規注文を増加したりできるでしょう。

神権的ニュース

■ 次の会衆で王国会館が献堂されました。

北海道，千歳。北海道，函館･南。千葉，茂原。群馬，長野原。神奈川，大和･桜が丘。新潟，柏崎。富山，上市。京都，京都･北野。広島，竹原。香川，志度。高知，中村。

■ 千葉県，四街道会衆は前回の巡回訪問以来6か月間に飛躍的な拡大と増加を示しました。前回の訪問の際，伝道者の合計は66人，そのうち12人が正規開拓者でしたが，今回の訪問では伝道者の合計が95人に，そしてそのうち正規開拓者は22人に増加しました。開拓奉仕を行なっている長老や奉仕のしもべのすばらしい率先と模範が励ましとなっていることは言うまでもありませんが，会衆が土曜日午後3時からの雑誌活動を計画し子供たちが奉仕を行なう機会を設けたことも増加に貢献しました。

■ 鹿児島市，北会衆は1年間に22人の新しい伝道者と，16人のバプテスマを報告しました。長老たちの誠実な牧羊と，忠実な姉妹たちが研究生たちをよく援助したことをエホバが祝福してくださった結果です。

■ 大分市，南会衆の奉仕者58人は合計で111件の家庭聖書研究を司会しています。このうち10人は姉妹たちや研究生の未信者のご主人たちで，最近そのうちの3人が奉仕を始めました。未信者の家族の成員を助け，神権的な家族となるよう援助する働きは報いと喜びの大きな奉仕の特権です。