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あなたは喜んで助けますか王国宣教 1974 | 6月
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あなたは喜んで助けますか
1 どのような面で? とあなたは尋ねるでしょう。まず,幾つかの事実をいっしょに考えましょう。そうすれば,どのように助ければよいかをあなた自身で理解されるはずです。昨奉仕年度中に全世界で19万3,990名もの人がバプテスマを受けました。あなたはそのことを知って興奮を覚えられませんでしたか。そうです,わたしたちはみなそのことに大きな喜びを感じました。そのうち3,672名はここ日本でバプテスマを受けたことをご存じですか。この奉仕年度の最初の8か月間にさらに少なくとも3,020名の弟子が日本でバプテスマを受けたことをお聞きになりましたか。そして,今年の3月には2万2,500名が王国奉仕に携わりましたが,それは前の年の同じ月に比べて6,226名も多いことをご存じですか。そうです,非常に多くの新しい人々がわたしたちに加わってエホバに仕えています。これはなんという喜びではありませんか。
2 では,これら新しい人々を助ける方法について考えることができますか。野外奉仕にほんの数回だけしか参加したことのない人たちがいます。そうした人たちは自分からひとりで出かけてゆくほどの強さがないかもしれません。あなたの会衆にも,だれかいっしょに働く人がいれば ― あなたがいっしょに行くように誘えば ― 野外奉仕にもっと定期的に参加する人がいないでしょうか。(伝道 4:9,10)定期的に招待を差し伸べるという点で率先してください。
3 「王国ニュース」を人々に提供することを楽しみましたが,家から家の業の他の話はできないように感じている人たちもいます。雑誌を勧める話を準備する面で,あなたはそうした人の一人を助けることができないでしょうか。その人が気楽に感じるようになるまで,それをいっしょに喜んで練習しますか。あるいは,普通の家から家の業のさいに用いる,ただ一つの聖句を使った聖書の話を準備する面で助けることができるかもしれません。
4 新しい伝道者は,家の人が耳を傾けないと落胆しがちです。しかし,エホバがエレミヤに語ったことばを思い出すとよいでしょう。「あなたはこれらのことばをすべて彼らに語らなければならない」と言われましたが,同時に,「彼らはあなたのことばを聴かないであろう」とも言われました。(新)エレミヤ 7章27節にあるこのことばを新しい伝道者に示してください。野外宣教で成功したかどうかは,何人の人が耳を傾けたかによって判断されるものではありません。この点を知るのは新しい人の大きな励みになるでしょう。わたしたちのことばに耳を傾けない人が多くいることは確かですが,耳を傾ける人も多くおり,また,わたしたちを観察している人はさらに多くいます。わたしたちが奉仕に携わっている時,み使いがわたしたちを見ており,エホバとイエスも見ており,また,区域内の人々も見ています。それで,わたしたちがそこにいて,エホバやその王国について幾らかのことばを語ることは,りっぱな証しとなり,エホバの大きな誉れとなります。
5 一方,わたしたちと長く話そうとしない人の中には,忙しすぎてゆっくり話していられないと感じている人も多くいます。去りぎわに,新しい伝道者は簡単に招待ビラを手渡し,家の人を王国会館に招くことができるでしょう。ある伝道者は,6月の提供物について,家の人に次のように言えます。『今ご都合がわるくてお話しできないようでしたら,この優れた聖書と聖書研究手引きをお求めになることはいかがでしょうか。わずか400円のご寄付でこれらをお求めになれます』。
6 あなたは最近交わりはじめた伝道者の一人ですか。そうであれば,わたしたちに真理を与え,またわたしたちが生活で楽しむ他のすべてのものを与えてくださったエホバに仕えることの喜びを味わっておられるはずです。またあなたは,証しの業で他の人に「与える」ことの幸福をある程度経験しておられるはずです。(使徒 20:35)あなたはこの業にいっそう加わりたいと思っておられますか。そうであれば,あなたの側からも率先し,経験のある伝道者に,いっしょに奉仕に行ってよいかどうかを尋ねるようにお勧めします。
7 エホバへの奉仕に多年携わっている人でも,あるいは交わりはじめてまだ新しい人でも,あなたは率先して物事を行ないますか。あなたは,兄弟たちがエホバへの奉仕に定期的に参加するように助けることによって,エホバと兄弟たちに対する愛を示しますか。
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地域大会の計画王国宣教 1974 | 6月
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地域大会の計画
1 あなたは,4月号の「王国奉仕」に掲げられた,1974年の地域大会の一つに出席することをほんとうに楽しみにしておられるに違いありません。7月25-28日の豊橋での大会の会場は,今,豊橋市体育館として発表することができます。また,8月1-4日の盛岡での大会の会場は,盛岡市立体育館です。
2 宿舎: 協会は十分な時間的余裕を見て,宿舎申込み用紙を会衆ごとに送ります。その用紙には,それぞれの大会の宿舎部門の住所が印刷されているでしょう。用紙の記入欄に注意深く書き込み,それを,大会都市に(協会にではなく)直接郵送してください。それを,用紙を受け取ったらできるだけ早く行なってください。宿舎の割当てを受け取った後に計画の変更が必要になり,その割当てを受け入れることができない場合には,(1)あなたの宿舎割当てにあるあて先,(2)その大会の宿舎部門にすぐに通知を送り,その宿舎が他の人に割り当てられるようにしてください。
3 自発奉仕: 兄弟たちの必要をまかなうためどの大会においてもたくさんの仕事がなされなければなりませんが,大ぜいの自発奉仕者がいると,その仕事は軽くまた喜びの多いものとなります。個人個人で,また家族ごとにまとまって自発奉仕を計画することはいかがですか。自発奉仕申込み書に必要な事項を記入し,完全な記入の終わった用紙を主宰監督に渡してください。主宰監督はそれに署名し,それぞれの大会都市に(協会にではなく)回送してください。自分に割当てられた所で奉仕できないことが後にわかった場合には,あなたの変更について大会都市の自発奉仕部門に知らせてください。
4 野外奉仕: それぞれの大会に先だつ週末から始めてプログラムの始まる日に至るまで,大会都市およびその周辺で,一般公衆を大会の全プログラムに招待するための努力が一致してなされます。家から家の特別配布用に幾万枚ものビラが目下印刷されています。大会都市およびその近辺に住む伝道者たちはその業に加わるように招かれるでしょう。よその土地から大会都市に旅行する計画の人は,この業に加わるため,一日か二日早く到着するように取り決めることができるでしょうか。そうであれば,それに応じて必要な宿舎を申し込んでください。そして,大会都市に着いたら,宿舎部門に行き,区域とビラを受け取ってください。
5 一般的なお知らせ: 四日間の大会中,どの日もプログラムは午前9時55分に始まり,午後5時に終わります。一日だけ例外として,金曜日のプログラムは午前8時55分に始まります。これはバプテスマのためであり,バプテスマ希望者はみな,必要な用意を整え。その時刻までに会場の最前部の座席に着いてください。喫茶部門では120円で軽い朝食を用意しており,できれば,朝のプログラムの始まる90分前にそのスタンドは開かれます。昼の主な食事は食堂で250円で用意される予定であり,また,一日のプログラム終了後直ちに喫茶部門で弁当が150円で用意されます。こうした食事の取決めをできるだけ支持してください。大会はあなたのためにそうした準備をしているからです。1974年2月1日以前に任命を受けた正規開拓者には食券が送られますが,それはどこか一つの地域大会でのみ使用するものです。これは用意ができしだい主宰監督あてに送られます。特別開拓者に対しては,直接に送られます。開拓者の皆さんは,自分の受け取った食券を必ず大会場に持参し,現金と同じように扱ってください。食券の再発行はなされません。
6 バッジ: このカード,およびビニール製のケースは,それぞれ1枚5円および20円で協会に直接注文できます。大会出席者には,昨年のケースがあるならそれを利用するように勧めてください。そして,出席が見込まれる人の数に応じてちょうど足りる数,および多少の予備を見越してカードとケースを注文してください。バッジは大会場では入手できません。カードに会衆名と自分の名を,読み易くきちんと書き,胸など目立つ所で人に読み易い,高い所に着用してください。
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