いない開拓者と一緒に働くことを申し出ることができますか。野外奉仕のための集会に遅れずに行き，またすぐに奉仕に移ることにより，開拓者たちを助けてください。すべての人は，会衆内の他の人々と共に励みある野外奉仕の経験にあずかることを目標にすることができます。

関心ある人を組織に導く

⁵ わたしたちすべてが関心ある人々を組織に導くことは何と大切でしょう！ 聖書研究生に会衆の書籍研究の取り決めについて説明し，共にその研究に出席するよう招待してください。恐らく，一緒に行くよう取り決めることができるでしょう。書籍研究の前後に他の人々と知り合うよう助けてください。公開集会や「ものみの塔」研究について話し，それらの集会に一緒に行くよう取り決めてください。そうすれば研究生は気楽に感じるでしょう。共に座り，歌の本を見せてあげ，余分の「ものみの塔」を準備しておくことによっても，研究生がくつろぐように助けられるでしょう。新しい人たちが集会に早く出席し始めればそれだけ速く真理において進歩することでしょう。

⁶ あなたは，記念式や地域大会には出席したものの，まだ伝道をしていない人たちを知っているかもしれません。わたしたちは，彼らがイエス･キリストの足跡に活発に従う，献身し，バプテスマを受けた証人となるよう助けたいと思います。（ペテロ第一 2:21）その目標を実現するためには，それらの人たちの必要を満たすために時間を費やしたり考え深い注意を向けたりする必要があります。

⁷ 特に長老や奉仕の僕たちには，会衆内の他の人々を支える特権があります。彼らは羊の群れの必要に注意し，次いで「それぞれの部分が定めの機能を果たす」よう助けるために働くように励まされています。彼らはまた，良い模範がすべての人にとって励みとなるゆえ，野外奉仕で努力することによっても会衆を支えています。

⁸ ダビデはこのように述べました。「兄弟たちが一致のうちに共に住むのは何と良いことであろう。それは何と快いことであろう」。（詩編 133:1）各自が十分に支持し，必要なものを与えるなら，それは会衆の一致と繁栄に直接貢献するものとなるのです。

良いたよりを伝える ― 雑誌を効果的に用いることにより

¹ 「ものみの塔」と「目ざめよ！」は，わたしたちが肝要な事柄に十分通じているようにしてくれる有益な助けです。その理由で，わたしたちが自分用の雑誌をすぐに読むのは良いことです。そうすることにより，わたしたちは記事の中の資料に精通することができ，区域の人々に特に関心がある幾つかの点に注意することができます。

² 普通は，雑誌を提供する際に一つの号の一つの点だけを手短に際立たせるのが最善です。一連の幾つかの記事が含まれている場合，その一連の記事の主題となるものに注意を向けることができるでしょう。あるいは，強調されている記事から実際に一つの文を読んで，実際的な点を目立たせることも時にはできます。

³ 1月8日号の「目ざめよ！」を提供する際，次のように述べて「“キリスト教”― 聖書のキリスト教とは異なるもの」の記事を強調することができるでしょう。「おはようございます。最新号の『ものみの塔』誌と『目ざめよ！』誌をお持ちしましたが，これらの雑誌は，わたしたちの多くが抱く疑問に答えています。この『“キリスト教”― 聖書のキリスト教とは異なるもの』という記事は，非常に多くの人がキリスト教の象徴だと思っているものが本当にキリスト教のものかという点について興味深い仕方で説明しています。この点について聖書が何と述べているかを知って驚かれるかもしれません。この記事を楽しくお読みになられると思います」。それから，雑誌をその人に手渡して，こう言うことができます。「印刷代として，2部100円のご寄付です」。

⁴ 若い人に会うなら，「勝つことがすべてだろうか」の記事を強調できるでしょう。この資料は，学校で非常にしばしば芽ばえる競争心に対処するよう子供を助けたいと思っている親たちにとっても関心のあるものでしょう。次のように言えます。「毎日の決まりきった活動からの気分転換のために，なんらかのレクリエーションはわたしたちすべてに必要ですね。でも，勝ちたいという気持ちに取りつかれてしまうならどうでしょうか。この記事には興味深い点が取り上げられていますから，楽しくお考えになっていただけると思います」。

⁵ 1月15日号の「ものみの塔」には，「王国の増加」地域大会の公開講演が記事になっていますので，その記事を強調したいと思う方は大勢おられるでしょう。次のように言えます。「おはようございます。教育や科学技術などが進歩して，生活が便利になったのに，なぜ真の平和や安全が実現しないのかと思っている人は大勢います。あなたもそのお一人かもしれません。この『人間のできない事柄を成し遂げる政府』という記事は，そのような質問に答えると同時に，真の希望を与えてくれます。是非ご家族でお読みください。姉妹誌とともに最新号の2冊を100円のご寄付でお求めになれます」。

⁶ 雑誌の中にある情報に精通しておくことにより，わたしたちはそれらを効果的に提供することができるでしょう。他の人々も「ものみの塔」と「目ざめよ！」に対する認識を得て，「み言葉に属する，何も混ぜ物のない乳を慕う気持ち」を培うに違いありません。―ペテロ第一 2:2。

発表

● 野外での提供 12月: 「新世界訳聖書」と，「最善の生き方」または「ヤコブの手紙の注解」のいずれか1冊に雑誌2冊を組み合わせ，「見よ！」の小冊子1冊をプレゼントに添えて1,500円の寄付で提供する。字を読むのが困難な人や幼い子供のいる人には「地上での生活を永遠に楽しんでください」のブロシュアーを100円の寄付で提供することができる。1月と2月: 「ものみの塔」の予約を1,800円の寄付で提供する。予約の提供が断わられたなら，「地上での生活を永遠に楽しんでください」，「神のみ名は永久に存続する」，「二十世紀におけるエホバの証人」のブロシュアーのいずれか1冊に雑誌2冊を添えて200円の寄付で提供する。

● 12月の運動のために伝道者は「ヤコブの手紙の注解」または「最善の生き方」の本を1冊200円の寄付で文書カウンターから求めることができます。会衆は，伝道者が12月の活動のために特別寄付額で求めたこれらの文書に対し，12月初めと1月初めに送る「送金書および払い込み請求書」（S-20J）の空欄に，特別寄付額ポケット版，と明記して冊数を記載することにより，払い込みを請求できます。

● 1985年から「年鑑」も英文と同時発行になりました。「年鑑」が届いたなら，主宰監督はすぐにそれを入手できることを会衆に発表していただきたいと思います。1984年7月1日以前に名簿に載せられた開拓者は自分用の「年鑑」1冊を無料で受け取ることができます。その他の場合，開拓者は開拓者寄付額で受け取ることができます。会衆は開拓者が無料で受け取った「年鑑」の冊数を，「送金書および払い込み請求書」（S-20J）の空欄に，年鑑 ― 無料，と明記して記載することにより払い込みを請求してください。

● すべての会衆は1985年1月1日までにふさわしい品位のある年句を王国会館に掲示するよう勧められています。1985年の年句は下記の通りです。

「自分の奉仕の務めを十分に果たしなさい」― テモテ第二 4:5。

● 主宰監督または主宰監督の指名する人は，12月1日以後できるだけ早い時期に会計検査をすべきです。

● 会衆は正月および1月15日に特別活動を計画できるでしょう。正月の活動の場合，集合時間を区域に合わせて取り決め，分別を働かせるようお勧めします。

● これまで使用してきた賛美の歌の本に基づくレコードがまだ協会に在庫しています。収録されている歌の大半はそのまま新しい歌の本にも載せられています。オーケストラによる演奏を録音した10枚1組のこのレコードは，伝道者，開拓者とも2500円の寄付で求めることができます。会衆は注文の際，「文書注文書」（S-14J）の空欄に「旧レコード10枚セット」と書いて申し込んでください。

● 会衆の書籍研究は1985年1月20日に始まる週まで，「ものみの塔」誌の研究記事が資料として用いられます。次いで1月27日に始まる週から，「神のみ名は永久に存続する」のブロシュアーが用いられ，その後，3月17日に始まる週からは「新しい地へ生き残る」の本が用いられます。