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  • 奉仕の僕たち ― エホバの民にとって祝福
    ものみの塔 1985 | 9月15日
    • の僕は会衆で必要とする雑誌を取り扱えるかもしれません。他の奉仕の僕たちは,会衆の会計や,区域の割り当ての記録を付ける務めを割り当てられ,あるいは,マイクロホンを扱ったり,音響設備を操作したり,演壇の世話をしたり,さらに他の面で長老たちを助けるために用いられることでしょう。王国会館を維持管理し,それをいつもきれいにしておくためにも多くの仕事がなされなければなりませんから,奉仕の僕たちにはしばしば,そのような責任を果たす面での援助も求められるでしょう。奉仕の僕たちはまた,案内者として奉仕し,新しい人たちを歓迎したり,会衆の集会における秩序の維持を助けたりする割り当ても受けるでしょう」― 57,58ページ。

      15 (イ)奉仕の僕として効果的に仕えるには,実地の能力のほかに何が必要ですか。(ロ)奉仕の僕はさまざまな事柄の世話をするとはいえ,その主要な関心事は何であるべきですか。

      15 どのような兄弟であれ,実地の能力を持った人がそうした仕事を行なえるのでしょうか。そうではありません。1世紀のエルサレムで選ばれた「確かな男子」は,「霊と知恵に満ちた」,あるいは,「実地の経験を積み,しかも霊的な事柄に関心のある」人だったからです。(使徒 6:3,フィリップス訳)彼らが既にエホバの民の間で年長の男子であったとしても,彼らに割り当てられた仕事は,今で言えば奉仕の僕が行なうような仕事でした。ですから,現在の奉仕の僕が自分たちの務めを効果的に果たしたいのであれば,『実地の経験を積み,しかも霊的な事柄に関心を持って』いなければなりません。奉仕の僕は組織に関する細かな仕事を行ないますが,その主要な関心事は,霊的に益を与える仕方で人々に仕えることであるべきです。

      16 会衆内に十分の数の長老がいない場合,奉仕の僕はどんな務めに割り当てられるかもしれませんか。

      16 奉仕の僕は霊的な事柄に関心を持っているべきなので,普通は長老の行なう仕事に時々彼らを用いることができます。「わたしたちの奉仕の務めを果たすための組織」(58,59ページ)はこう説明しています。「会衆の書籍研究を司会するために十分な数の長老がいなければ,奉仕の僕たちのうち,より資格のある人々が研究司会者として用いられて,割り当てられた群れの世話をします。それらの奉仕の僕たちには,奉仕会や神権宣教学校のある部分を扱うことや,土地の会衆で公開講演をすることを割り当てることもできます。ある奉仕の僕たちにはさらに他の特権をも差し伸べることができますが,それは,特別の必要があり,それらの人たちがその割り当てのための要求にかなっている場合です。―ペテロ第一 4:10と比較」。

      17 ステファノはどんな人でしたか。そのことは奉仕の僕に関してどんな質問を生じさせますか。

      17 聖書時代の「確かな男子七人」の中に,「信仰と聖霊に満ちた人ステファノ」がいました。(使徒 6:5)忠実な殉教者としての死を遂げる前,ステファノはユダヤ人のサンヘドリンの前で感動的な証言を行ないました。その記述を読めば,ステファノが霊的な事柄に関心を持ち,神の聖霊の導きを受け入れる際立った証人であり,エホバの奉仕のために進んで命を投げ出す人であったことが確信できます。(使徒 6:8-7:60)あなたが奉仕の僕であるなら,自分に与えられた種々の責任と,真理を語る特権とをまじめに受け止めていたに違いないステファノと同じほど,会衆の務めと野外宣教をまじめに受け止めていますか。

      どのように基準に達するのか

      18 大勢の奉仕の僕の働きについては何と言えますか。彼らにはどんな保証の言葉が与えられますか。

      18 大勢の奉仕の僕はクリスチャンの生活においてりっぱな模範を示し,会衆内の責任を非常によく顧み,野外宣教において十分に率先しています。その働きは仲間の崇拝者から大いに感謝され,エホバ神からの報いを受けずに終わることはありません。ヘブライ人のクリスチャンたちは次のように保証の言葉を与えられているからです。「神は不義な方ではないので,あなた方がこれまで聖なる者たちに仕え,今なお仕え続けているその働きと,こうしてみ名に示した愛とを忘れたりはされない(の)です」― ヘブライ6:10。

      19 (イ)奉仕の僕各人はどんなことを自問できますか。(ロ)一部の奉仕の僕が経験した問題を検討することはなぜ有益ですか。

      19 しかし,奉仕の僕各人はこのように自問できます。自分はどれほど聖書的な要求の基準に達しているだろうか。自分は会衆の一致に本当に貢献しているだろうか。割り当てられた務めをきちんと,勤勉に顧みているだろうか。野外宣教において良い模範となっているだろうか。一部の奉仕の僕たちは自分たちに要求されている基準に達する点で問題に直面しました。ですからその問題の幾つかを検討してみましょう。そのようにすることは,奉仕の僕各人が,『自分の業がどんなものかを吟味する』ための助けとなります。(ガラテア 6:4)それはまた,エホバの証人の間で有益な目的に貢献し,神の民にとって確かに一つの祝福となっているそれらの男子が行なう愛の労苦に対し,他の人たちが抱く認識を増し加えるものともなるはずです。

      説明できますか

      □ 奉仕の僕はどのような点でエホバの民にとって祝福ですか

      □ 全時間宣教は,奉仕の僕になることを願っている兄弟たちにどのように役立つものとなりますか

      □ 奉仕の僕が「実地の経験を積み,しかも霊的な事柄に関心のある」人であるべきなのはなぜですか

      □ 忠実なステファノはどのように今日の奉仕の僕に対するりっぱな模範となっていますか

  • 奉仕の僕たち ― りっぱな立場を保ちなさい!
    ものみの塔 1985 | 9月15日
    • 奉仕の僕たち ― りっぱな立場を保ちなさい!

      「りっぱに奉仕する人は自分のためにりっぱな立場を得,キリスト・イエスに関する信仰にあって少しもはばかることなく語れるようになるのです」― テモテ第一 3:13。

      1 奉仕の僕としての任命を受けたあと,その男子は何を目標とすべきですか。会衆の他の人々は何をしなければなりませんか。

      いま奉仕の僕となっている男子は,『ふさわしいかどうかまず試され』てきました。(テモテ第一 3:10)しかし,その任命そのものが目的というわけではありません。奉仕の僕たちの目標は,「りっぱに」自分の務めを果たすことにより,さらに「自分のためにりっぱな立場を得」ることです。(テモテ第一 3:13)一致したクリスチャン会衆の成員各人は,奉仕の僕たちがこの目標を達成できるよう支援しなければなりません。

      2 会衆の成員は奉仕の僕が行なう事柄からどのような影響を受けますか。

      2 キリストの霊的な体の成員は皆,共に働き互いを気遣うことから益を受ける,と使徒パウロは指摘しました。(コリント第一 12:12-31)同じように,奉仕の僕が神から与えられた仕事を「りっぱに」行なうなら,現代のクリスチャン会衆の各成員も益を受けます。しかし,奉仕の僕が自分の務めをきちんと果たせなくなるような問題に遭遇するなら,会衆の成員全体が困難を抱え込むことになるかもしれません。

      3 (イ)エホバの民は一様にどんな共通の問題を抱えていますか。(ロ)近年行なわれた一調査は,何を例証する助けになりますか。

      3 エホバの民は一様に同じ闘いをしています。それは,『血肉に対するものではなく,天の場所にある邪悪な霊の勢力に対する格闘です』。(エフェソス 6:12)そのほかにもエホバの僕たちすべては,自分自身の不完全さや罪深い傾向と闘っています。それでも,奉仕の僕は一つのグループとして,エホバの証人の他のグループよりもはっきりした形で特定の問題に直面します。この点を例証する助けになるのは,近年,西ヨーロッパのある国で,320余りの会衆の奉仕の僕1,360人を対象にして行なわれた調査です。

      独身と結婚

      4 結婚していない奉仕の僕は,独身の立場をどのようにみなすべきですか。ほかの人々はそのような兄弟たちにどんな励ましを与えることができますか。

      4 調査の対象となった奉仕の僕のうち,今なお独身の人は10%をわずかに超えていました。それらの兄弟たちは,結婚している90%近くの人々に共通する特定の責任を免れているという自由を享受してます。しかし,独身の兄弟たちは,その自由を,過度のレクリエーションや社交的な交わりのような個人的な事柄を追い求めることだけに用いないよう気を付けなければなりません。また,結婚に対する自然な欲求が,生活の他のどんな事柄よりも優先されるようなことを許してもなりません。(マタイ 6:33)結婚している友人からの圧力に負け,やむなく軽率あるいは無分別な結婚をしてしまうようなことがあってもなりません。

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