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    『その時,神の秘義は終了する』
    • キリストの指示の下に,七つの象徴的な星はそれらの燭台が輝き,常にともされているよう確かめねばなりません。彼らは,古代イスラエルの祭司が,エルサレムにおけるエホバの神殿の聖なる所にあった燭台の世話をしたのと同じように,象徴的な燭台の世話をしなければなりません。象徴的な星である人間としての「使いたち」は,燭台のどんなともしびより強い力で自ら輝くことにより,会衆のために模範を示します。彼らは,イエスが山上の垂訓の中で追随者たちに話された次の言葉を忘れず,それに基づいて行動しなければなりません。

      24 「あなたがたは世の光です。都市が山の上にあれば,それは隠されることがありません。人はともしびをつけると,それを量りかごの下ではなく,燭台の上に据え,それは家の中にいるすべての者の上に輝くのです。同じように,あなたがたの光を人びとの前に輝かせ,人びとがあなたがたのりっぱな業を見て,天におられるあなたがたの父に栄光を帰するようにしなさい」― マタイ 5:14-16。

      25 七つの会衆すべてが啓示の書全体を受け取ったであろう,と考えられるのはなぜですか。

      25 使徒ヨハネは,記された啓示を「アジア地区にある七つの会衆」にあてて書き送りました。栄光を受けたイエス・キリストがそうするよう命じたのです。(啓示 1:4,10,11)使徒パウロはそれ以前に,エフェソスとラオデキアの会衆に手紙を書いています。(エフェソス 1:1,2。コロサイ 2:1; 4:16)使徒ヨハネが啓示の写しを七部作成し,栄光を受けたイエス・キリストが名をあげたエフェソス,スミルナ,ペルガモン,テアテラ,サルデス,フィラデルフィアおよびラオデキアの七つの会衆の各に,その写しを一部ずつ別々に送ったことも考えられます。

      26 啓示の書全体の内容は,すべてのクリスチャン会衆にとって重要でしたか。その書について何がなされたと考えられますか。

      26 しかし,啓示全体の内容は,真のクリスチャン会衆すべてを益するものでした。すべて,という点は,直接のあて先となった会衆の数,すなわち,七という数により示されています。この数は霊的な完全さの象徴です。それで,時たつうちに,啓示の七つの原写本から写しが作られ,他のすべての会衆に送られるか,回覧されたことは間違いありません。また,必要に応じて他の言語への翻訳がなされたことでしょう。

      27 (イ)だれが啓示を特に,そして直接必要としていますか。(ロ)彼らがその適用に関する理解を,後日ではなく今せつに必要としているのはなぜですか。

      27 アジアのそれら七つの最初の会衆の中で,今日なお存続しているものはありません。しかし西暦1世紀に彼らに送られた啓示の写しと翻訳はわたしたちの手もとにあります。啓示の幻の中で,使徒ヨハネは神の霊感により「主の日」にいました。(啓示 1:10,11)1世紀の会衆は,その啓示をある程度必要としていましたが,啓示を最終的な適用において,特に直接必要としていたのは,「主の日」に実際に存在している,霊により生み出され,油そそがれたクリスチャンから成る真のクリスチャン会衆です。つまり,主イエス・キリストの「日」が始まった西暦1914年以来存在している象徴的な「七つの会衆」,またはそうしたすべての会衆です。そうした会衆は,人類を治めるキリストの千年統治の終了する,「主の日」の終わりまで地に存続するのではありません。しかし,その霊的会衆の成員が,肉体で地上にいる限り,つまり,彼らが統治する王イエス・キリストと共に天で栄光を受けるまで,それらの会衆は啓示およびその秘義の解明を切に必要としています。

      28,29 (イ)幻の「主の日」における「七つの星」および「七つの燭台」は何を表わし示していましたか。(ロ)「星」になぞらえられた,人間としての「使い」は,何をする責任を持っていますか。(ハ)アジアの七つの会衆は順を追って存在しましたか。それともすべてが時を同じくしてですか。(ニ)アジアのそれら七つの会衆にあてた手紙の中に描写されている状況は,現代のいつ,またどこに存在しますか。

      28 幻の「主の日」における「七つの燭台」が,西暦1914年以降の,現代の真の「主の日」における真のクリスチャン会衆すべてを表わし示したように,「七つの星」は,今日のそうした会衆の,霊によって生み出され,油そそがれた,使いのような監督全員を象徴しています。この人間の「使い」が「星」になぞらえられていることは,使徒パウロがエフェソスの会衆に書き送った,神は「わたしたちをともによみがえらせ,天の場所にともに座らせてくださった」という言葉を思い起こさせます。(エフェソス 2:4-6)そうした今日の象徴的な星は,使徒ヨハネが当時の「七つの星」に書き送ったことに注意し,それを現在に適用することが必要です。1世紀のアジアの会衆は,鎖の輪のように次々に存在したのではなく,みな同時に存在しました。ですから,七つの会衆に書き送られた状況は,西暦1914年以降の現代の「主の日」における,霊によって生み出され,油そそがれた会衆に同時に存在しているのです。

      29 したがって,そうした会衆の全員が重大な影響を受けます。ゆえに,彼らは記されていることに真剣な注意を払わねばなりません。

  • エフェソスの使いへ
    『その時,神の秘義は終了する』
    • 第8章

      エフェソスの使いへ

      1,2 (イ)エフェソスはどんな都市で,どこにありましたか。(ロ)栄光を受けたイエス・キリストがその都市の監督に書くようヨハネに命令した音信は何でしたか。

      エフェソスは,古代アジア州の主要都市で,ヨハネのいたパトモス島から約100㌔ほど離れた所にありました。このことに適合して,栄光を受けたイエス・キリストは,まずそこの会衆の人間の監督に書き送るよう指示を与えました。「エフェソスにある会衆の使いに書き送りなさい。右手に七つの星をしっかりと持つ者,七つの黄金の燭台の中央を歩く者がこう言う。『わたしはあなたの行ないを知っている。また,あなたの労と忍耐を,そしてあなたが悪人たちに耐えることができず,使徒であると言いはするがそうでない者たちを試して,それが偽り者であるのを見いだしたことを知っている。またあなたがたは忍耐を示しており,わたしの名のために耐えてきた。そしてうみ疲れたことがない。とはいえ,わたしにはあなたを責めるべきことがある。それは,あなたが,最初にいだいていた愛を離れたことである。

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