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福音伝道者の資格を身につけるものみの塔 1967 | 3月1日
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か。その人は,自分を奉仕に件った伝道者を喜ばせようとして報告を出したのかもしれません。次のことを確かめねばなりません。報告を出したのは,組織とともにいることを望み,組織の一部であることを望んでいるからですか。その人はエホバへの奉仕に定期的に参加することを望んでいますか。エホバの証人として野外奉仕報告を出し,それが会衆の報告に加えられるには,(出席を不可能にする事情があったり,身体的に出席が不可能である場合は別として)どれかの集会に出席してエホバの証人と交わっていることが必要であり,品行方正な清い生活を送り,基礎的な真理を知っているのに加えてエホバの証人のひとりになるのを望んでいることが必要です。
4月と12月の目標
以上の討議が行なわれてのち,次の質問が出ました。「毎年4月と12月の伝道者新最高数については,今までと違う見方をするようになるのですか」。答えは次のとおりです。
「今お話しした中で新しい事柄は一つもないのです。それは『平和と一致のうちに伝道し教える』の17頁に書かれています。また23頁には宣教の結果,増加を当然に期待できることが述べられており,さらに4月と12月に伝道を始める人々は会衆と交わっている新しい人であることが示されています。それはエホバの証人と交わっていない人を奉仕に導くことをすすめているのではありません。
「それで4月と12月に私たちが努めるのは,まだ用意のできていない大ぜいの人を野外奉仕に導くことではありません。しかし時おり,たとえば4月と12月にわざを再検討し,奉仕を始める用意のできた人がいるかどうかを見るのは良いことです。そのような人がいれば,私たちは援助します。こうして私たちは特定の月にはこの線に沿って特に努力します。またエホバの活発な賛美者になる準備をさせるのが,聖書を教える目的であることを心に留めるならば,わたしたちすべては励みを得ます。(テモテ第二 2:1,2)他の月には新しい人を奉仕に導かないというのではありません。わたしたちはそのことをしています。しかし1年のうち特定な時期には,わざのこの面に努力を集中するのです。新しい人がエホバへの活発な奉仕に加わるならば,わたしたちは大きな喜びを得ます」。
あなたはいかがですか。御国の福音の伝道者ですか。御国の福音を伝道し宣明したイエス・キリストの追随者になることを望まれるならば,まだそうする時のある今,真剣に努力して,このわざに今携わるための備えをぜひとも身につけてください。―ルカ 8:1; 21:34-36。
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読者からの質問ものみの塔 1967 | 3月1日
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読者からの質問
● 少年,または少女が異性と「デート」を始めるのは,何才位からが適当ですか。
このことが強調されている。近頃の世の中では,若い人がそれに関心を持つのも当然です。しかしこのことをおもな関心事にするのは賢明ではありません。独身であれば自由があり,多くの場合,結婚した者には果たせない神からの割当をもはたすことができます。エホバの証人として,全時間奉仕を始める人は,すばらしい祝福を得ます。ものみの塔協会のベテルの家,または特別開拓者,宣教者の奉仕の分野で働くかもしれず,巡回の僕として各会衆を訪問し奉仕するようになるかもしれません。この事物の制度に残されている時は非常に短く,現在さしのべられているこれらの特権を得る機会は二度とこないでしょう。それで,それらを楽しむのは今です。
時がくればほとんどの若い人は結婚するでしょう。しかし感情的に夢中になり,学校が終わったらすぐとか,又はそれ以前に結婚しなければならぬと考える必要はありません。まず人生を知り,開かれている奉仕の特権を自分のものにしてはいかがですか。一度自分の進路を決めたならば,それを中心に他の事柄を理知的に計画できます。そうするならもっと幸福になるでしょう。そしてのちに,結婚生活に伴ういろいろな責任を負うことを望む時,それを正しく果たす準備ができていることでしょう。
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