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  • あなたはクリスチャンの鋭敏な良心によって導かれていますか
    ものみの塔 1975 | 7月15日
    • を飲むべきではないという確信を抱いて成長しました。箴言 23章に記されている大酒を戒めた言葉や大酒飲みを描写した言葉を暗記してさえいました。後に,献身した神のしもべとなってからも,彼の良心はぶどう酒でもビールでも一切飲むことを許しませんでした。その後,聖書がアルコール飲料について述べている事柄の大要を正確に取り上げた講演を聞いて,問題を慎重に考慮しました。その講演は,聖書が確かに大酒を禁じていることを示しました。(箴 23:20,21。エフェソス 5:18。ペテロ第一 4:3)しかし,イエスも一度ぶどう酒を作りましたし,ある時にはそれを飲まれたとおり,聖書はアルコール飲料を適度に飲むことを禁じてはいません。(創世 14:18。詩 104:15。伝道 9:7。ヨハネ 2:3-11。ルカ 22:17,18)この人はそれらの聖句を知ってはいましたが,今やそれらの句に導かれて釣合いの取れた結論を出しました。そのようなわけで,後日,あるイタリア人から親切にぶどう酒を一杯すすめられたとき,このクリスチャンの良心はそれを受けることを許しました。

      22 強められた良心を持つ人が見過ごすことのできない非常に重要などんな要素がありますか。

      22 神のみ言葉とその道に関する知識が増えるにつれて,あなたの良心がこのように強められ,また釣合いを取るようになるのを経験してこられましたか。もしそうでしたら,多分あなたもまた,あなたの良心とは違った感じ方をする良心の持ち主の感情を考慮に入れることの重要性を認識しておられるでしょう。実際「無きに等しいもの」である偶像にささげられた肉について論じた際にパウロが強調したのはそのことでした。彼はこう書きました。「しかしながら,すべての人にこの知識があるわけではありません」。(コリント第一 8:4,7)一部のクリスチャンは以前偶像崇拝に帰依していたため,それが公に売られていたものであれ,そのような肉は,明らかな良心を抱いて食べることができませんでした。もし,「知識」と強い良心を持つクリスチャンが何もためらわずに「なんでも」食べたなら,「キリストがそのために死んでくださった」兄弟を滅ぼす恐れがありました。それでパウロはこう宣言しました。「[このような肉]がわたしの兄弟をつまずかせるなら,わたしは二度と肉を食べません」― コリント第一 8:10-13; 10:27-29。

      23 他の人びとの良心は自分の決定にどのように関係するでしょうか。

      23 あなたもそのように感じておられますか。例えば,明らかにされた神の意志に関してあなたが知っている事柄からすれば許されるように思える事で,あなたの良心なら許せる事が何かあるかもしれません。それは服装あるいは身繕いのある面かもしれませんし,家の中をどのように飾るか,あるいは娯楽のために何をするかという事かもしれません。しかし,もしあなたの周囲の多くの人びとが良心に導かれて,それはクリスチャンにとってふさわしくないと感ずるならばどうですか。あなたはキリスト教の精神に動かされて,喜んで次のように結論しますか。『もしこれがわたしの兄弟をつまずかせるなら,わたしの兄弟をつまずかせないために,わたしは決してそれをすまい』。

      24 わたしたちの良心が,わたしたちに対して権威を持っているだれか他の人の良心と相容れない場合,どうすべきでしょうか。

      24 また,別の点でも他の人びとの良心を考慮しなければなりません。もしかしてあなたは身繕いのある種の新しい流行,あるいは新しい様式を好んでおられるかもしれません。あなたの良心はそのために煩わされてはいません。しかし,未成年者あるいは既婚婦人としてあなたは,父親もしくは夫の許可を求めなければなりません。その良心を考慮しましたか。あるいは,もしあなたがクリスチャン会衆内の特別の奉仕の特権に関心を持っているのでしたら,長老の一団の良心がかかわりを持ってきます。(テモテ第一 3:9)確かに長老たちは,身繕いには人それぞれの好みが関係していることを理解しています。しかし,長老たちがあなたを特別の奉仕に携わるよう推薦することが求められる場合,長老たちの良心も安らぎを感じていなければなりません。長老たちは地域社会内でキリスト教の良い評判を保つことに関して重い責任を担っており,ある特権にあずかるよう任命される人たちは模範的な人であるべきことを十分認めています。(テモテ第一 3:2,7,10; 5:22)ですから,あなたの良心が許すある事柄が,あなたに対して権威あるいは頭の権を持つ人たちの良心と相容れないなら,その人があなたの親,夫あるいはクリスチャンの監督であれ,進んで調整を図り,それらの人たちが「正しい良心」を抱いて許可したり,あるいは推薦したりすることができるようにしてください。

      鋭敏な良心を養いなさい

      25 ある問題が「自分の良心に基づいて決めるべき」事柄である場合,それは何を意味していますか。

      25 正しく働く鋭敏な良心を培い,そしてそれに従うには,絶えず注意を払わねばなりません。良心があまりにも寛容だったり,鈍っていたり,あるいは汚れてさえいたりする,わたしたちの周囲の世の人たちから不当な影響を受けるのは大変容易なことです。(テトス 1:15)また,あなたが自分の良心に従って解決しなければならない問題は数多く持ち上がって来ます。もし鋭敏なクリスチャンの良心を養うよう努力しているなら,それによって助けられるでしょう。自分の良心の声に喜んで注意深く聞き従い,「自分の良心に基づいて決めるべき」事柄であれば何をしても構わないなどと考えないでください。そうではありません。あなたの下す決定は,人生に関するあなたの見方全体に,クリスチャンとしてのあなたの評判やあなたの霊性に,また極めて重要なこととしてエホバ神とのあなたの関係に影響する場合があるのです。

      26,27 (イ)長老と相談すれば,どのように助けられますか。しかし,長老はどうすることはできませんか。(ロ)鋭敏な良心はどのようにわたしたちを助けるものとなりますか。

      26 重大な,しかしそれでも自分の良心に基づいて決めるべき問題の場合,ためらわずに,会衆内の長老たちのような円熟したクリスチャンと相談してください。無論,彼らがあなたのために決定をすることはできません。(家族のある問題について尋ねた,まじめなあるクリスチャンは,「これはクリスチャンの良心に反しますか」と質問しました。)いえ,長老はあなたの良心がどう反応すべきかを告げることはできませんが,あなたが評価できる,釣合いの取れた聖書の助言をあなたと共にすることができるでしょう。また,あなたの良心がエホバの道と性質によって形造られており,エホバの原則に敏感であれば,自分の道をまっすぐにするよう助けられるでしょう。(詩 25:4,5)鋭敏な良心はあなたの導きとして役立ちます。

      27 神から与えられた良心という機能を持って,それを行使できるとき,確かに満足が得られます。それは祝福です。それが神のみ言葉によって釣合いを保って正しく働き,鋭敏な状態に保たれるなら,それは神と人との前で賢明に歩むようあなたを助けることができます。(コリント第二 4:2)それはあなたがエホバの永遠の是認を得られるような仕方で身を処していることを証しするものとして役立つでしょう。―コリント第二 1:12。

  • 心を尽くしてエホバに仕える
    ものみの塔 1975 | 7月15日
    • 心を尽くしてエホバに仕える

      グレース・E・ラウンズバリーによって語られた経験

      わたしの母はわたしがまだ娘のころに亡くなりました。それによって大きな衝撃を受けたわたしは,「なぜだろうか」という疑問を抱き始めました。二年後に友人が亡くなりその葬式に出席しましたが,それはエホバの証人の一人である聖書研究者により司会されました。兄はその聖書の話に興味を持ち,講演者がわたしたちの家で一夜を過ごすよう招待しました。死に関していろいろな質問をしましたが,聖書から満足のゆく答えが与えられ,死者の復活に関する壮大な希望についても学ぶことができました。―伝道 9:5。ヨハネ 5:28,29。

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