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  • 『この信仰』は,どこに見られますか?
    ものみの塔 1954 | 9月1日
    • いる。そのような状態のもとでなされた誓いは,客観的に見て無効のものである。……』

      バチカンの機関紙が述べている点は,形式上の合法の見地からみて真のものでしよう。しかし,このように尋ねることは適当ではありませんか? 司教たちが本当に『この信仰』を持つているならば,暴力や恐喝の圧迫をうけて降参するようなことがあつたでしようか? または,共産主義者の偽善,不信実,虚偽,そして甘言に負けて,妥協の誓いに署名したでしようか?

      前に書かれてあることは,まつたく典型的なものとも言えます。しかし,このことを考えてみたときに,イエスが来た際に『この信仰』が見られるかどうかについてのイエスの質問に対する答えは,否定のものでしようか? ぜんぜん否定のものではありません。それでは,どこに『この信仰』は見られますか? 1954年度のヱホバの証者の年鑑によると,鉄のカーテンの国々や,またドミニカ共和国のような他の全体主義の国々でクリスチャン証者たちが忠実を保つている報告が明白に多く述べられています。

      たとえば,東部ドイツで共産主義者たちは『いつたい誰がいちばん長く息をするか見てやろう。』と嘲笑しています。そして2000人にのぼるヱホバの証者は逮捕され,現在でもまだ1000人は投獄されており,それぞれ平均6年9ヵ月の監禁の宣告をうけました。このために,彼らは少しでも妥協するようになつたでしようか? いいえ,彼らは妥協しません。

      クリスチャンたちが『この信仰』を持つているという別のすばらしい例については,ポーランドからの次の報告を見てごらんなさい『平和にたいするこの戦いにあつて,何人も若すぎるとか,年老いているなどと感ずべきではない。6歳の子供であろうと,100歳の人であろうと,もしのぞむならば,この戦いに間ちがいなく従事できるのである。そのような人は,健康を失おうとも,また生命すら失おうと心配しないのである。警察のコン棒や牢獄にたいして恐れを感じていない。敵の目的は,自由にたいするこのすばらしい運動の指導者たちを逮捕して,業を止めさせることである。しかし,あらゆることにもかかわらず,私たちは制度を改良進歩するよう努力しつづけ,新しい目標を立てつづけている。私たちは,新しい目標を達成しているばかりでなく,目標を突破しているのである。私たちについて,心配なさらなくてもけつこうです。年老いた兄弟たちは,私たちを注意深く養つてくれましたので,たとえ若いものではありますが,私たちはもう今では,生活の凡ての問題を自分たちだけで処理する事ができるからです。』

      年鑑から,もつと多くの報告を利用することができますが,しかし前述のものは十分でしよう。この報告によつて,現在地上には非常に強い信仰を持つているクリスチャンがいるということが証明されます。そのような強い信仰を持つているために,神は裁きを行いますので,彼らは『健康を失おうとも,また生命すら失おうと心配しないのである。警察のコン棒や牢獄にたいして恐れを感じていない。』共産主義者の策略は,暴力と恐喝,不信実と偽善,虚偽と甘言ですが,それらはポーランドの司教たちに対して非常に良く効きました。しかし,ヱホバのクリスチャン証者たちに用いた時,全く効きめのないだめのものでありました。

  • 聖書の真実を支持する遺物の発見物
    ものみの塔 1954 | 9月1日
    • 聖書の真実を支持する遺物の発見物

      1953年12月22日のニューヨーク・タイムズ紙に,次のような注意をひく記事が記載されました。『スミソニアン学会は,500世紀のあいだの人類の歴史をたどる珍らしい考古学的発見物の蒐集を公共に展示する。聖書にある問題の物語りについて,展示物は物の面から支持をあたえるものである。昔しの宝もの ― 武器,写本,肖像,モザイク細工品,そして宗教的遺物 ― は,1月10日から1月27日まで,博物館で展示される。その展示物の多くは,最近20年の中に発掘されたもので,この期間は聖書時代についての考古学的な理解に革命をもたらしたものである。その展示物の中には,ソロモン王の鉱山からの少しの銅,ゴリアテとのダビデの戦いの時よりの投石器,そしてサムソンがペリシテ人を殺すのに用いたという有名な驢馬の顎骨に似たものなどである。

      『今日,公共に展示される前に,ジョンズ,ホプキンス大学の考古学者であるウイリアム,エフ,アルブライトは,これらの遺物を見て,それらは「聖書についての我らの理解に革命をあたえるものだ」と言つた。新しく発見された宝は,その不思議さが解決し示されないために,科学対宗教の古くからある争論に,新しく争いを加えることが考えられる,同アルブラト氏は言った。新しい資料が考えられるとは,聖書物語りについての自称現代主義者たちの解釈を強く支持するものであると,同氏はほのめかした。同氏の言ふのに,例えば一番最近の発見物によると,ソロモンは聖書の歴史に書かれてあるよりももつと富んでいたということが証明されているとのことである。

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