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  • 現代におけるエホバの証人の活動 ― 日本
    ものみの塔 1974 | 2月1日
    • のを見る時,わたしたちは,あまり多くの日本人の奉仕者がいるために宣教者を見つけることが難しくなる日が訪れることを待ち望んでいるという,1951年4月の東京大会におけるノア兄弟のことばを思い起こします。確かに,『小さな者が千となりました』― イザヤ 60:22,新。

      このように,宣教者の業は1億616万4,444人を数える日本の人口の四分の一以上に相当する人びとの間で行なわれてきました。

  • 読者からの質問
    ものみの塔 1974 | 2月1日
    • 読者からの質問

      ● ヘブライ 8章10節はこう述べています。「『これが,それらの日ののちにわたしがイスラエルの家と立てる契約なのである』とエホバは言われる。『わたしは,わたしの律法を彼らの思いの中に置き,それを彼らの心の中に書く』」。この聖句の中で言及されていますが,新しい契約に入れられた人々に対する神の扱いは,古い律法契約下にあった人々の場合とどのように異なっているのですか。―アメリカの一読者より

      それら二つの契約の特色および神との契約関係に入れられた人々のそれぞれの状態について考えると,その相違を理解できます。

      イスラエル国民がエホバ神との契約関係に入ったのち,その後に生まれ出た個々のイスラエル人は,生まれながらにその契約下に入りました。彼らは自分がエホバ神のしもべになるという点で個人的な決定をする必要はありませんでした。したがって,心からの認識をいだくということは,神との契約下の民の一員であることに対する先行要件ではありませんでした。それでも,歴史を通じて,イスラエル国民の個々の多くの人は,単に神の律法に関する知識を有していただけでなく,それに対する心からの認識を培いました。義にかなった人について,詩篇 37篇31節はこう述べています。『彼が神の法はその心にあり』。

      とはいえ,律法の規定の中には,犠牲や清めの手順に関することを含め,イスラエル人が十分に理解していない点がありました。それは,それらの点がはるかに偉大な事がらの予表であったからです。コロサイ 2章17節はこう述べています。「そうした事はきたるべきものの影であり,その実体はキリストに属している」。イスラエル人は律法の儀式的な規定を実行しましたが,それはおもに,そのような命令を受けたからであり,またそれに従わない場合に厳重な処罰が課されたからです。彼らはそれらのことについて十分な理解を有してはいませんでしたから,彼らの心の中での認識が限られたものであったことはやむをえません。こうして,すべてのイスラエル人の思いと心の中に神の律法が書き込まれていたわけではありません。

      それに対し,新しい契約に入れられる人はみな,主イエス・キリストの弟子としてエホバに仕えるという献身または公約をしなければなりません。そのためには,イエス・キリストが復活を受けた主であるという点を公に認めること,またイエスを死人の中からよみがえらせた神に対する信仰が求められます。―ローマ 10:8-10。

      救いのための神の要求を知り,それに対する心からの認識を持たないかぎり,人は心で信仰を働かせることも,バプテスマを受けたイエスの弟子となるための公の宣言や承認も行なえません。霊によって子とされたクリスチャンとして新しい契約に入れられた人は,救いのための神の要求をまず教えられました。ついで,エホバ神が彼らの心を開き,彼らが神の「ことば」つまり音信を感謝と認識をもって受け入れてから,彼らは主イエス・キリストの弟子として神の律法にかなった生活をするという献身もしくは公約を行ないました。この献身を水のバプテスマによって表わしたのちに,彼らは新しい契約に入れられました。こうしてエホバ神は,彼らが神の律法を知りかつ理解し,またそれに対する心からの真の認識をいだけるようにされました。そのゆえに,たしかにエホバは,ご自分の「律法を」,石の書き板の上にではなく,「彼らの思いの中に」置き,「彼らの心の中に」書いたと言えます。

      ● もし若い人が父親から(あるいは母親から),聖書の勉強をすること,あるいはエホバのクリスチャン証人と交わることを禁じられたならば,彼はそれに従う義務がありますか。―アメリカの一読者より。

      聖書は子どもたちに次のように命じています。「主と結ばれたあなたがたの親に従順でありなさい。これは義にかなったことなのです」。(エフェソス 6:1)「すべての事において親に従順でありなさい。これは主にあって大いに喜ばれることなのです」。(コロサイ 3:20)エホバの証人は聖書の強固な擁護者として,神のこの忠告に従うよう,絶えず若い人びとを励ましてきました。しかしながら,主イエス・キリストが問題に関係しているという事実は,両親に対する服従が絶対的なものでないことを示します。イエス・キリストの権威は,地上のどの父親の権威よりもはるかに偉大です。イエスは,『天と地におけるいっさいの権威』を与えられており,また「すべての男の頭」です。―マタイ 28:18。コリント第一 11:3。

      ですから,父親が自分の子どもたちに,キリストのおきてを,したがって神のおきてを破るよう命ずるなら,どんな場合でもその父親は自分の権威の範囲を超えたことを行なっていることになります。したがってそのような場合には,子どもは自分がどうするかを決めねばなりません。たとえば父親が自分のむすこに,盗むこと,うそを言うこと,ごまかすこと,あるいはその他の不法行為をするよう命ずるならどうですか。むすこは,神がそうした事柄を禁じておられることに気づくでしょう。そのためにむすこは,神の,またキリストのでもあるよりまさったおきてに従うことを選び,父親と行動をともにしないかもしれません。

      この点にかんしては,国の法律でさえ,子どもに一定の義務を課しています。その義務は,父親の命令で犯罪を犯したことに対し責任を負うことを要求するかもしれません。「アメリカ法」は次のように述べています。「父親が命じたのであれば子どもの犯罪はいつでも許されるとは限らないが,両親の命令のもとで行動している子どもは,本来の事件においては,それが犯した罪は許される。父親のいるところで,父親の命令により,そして父親に犯意があったゆえに子どもが不法行為をなした場合,それを子どもの犯罪ではなく父親の犯罪となすには,その子どもが年齢的にも精神的にも未熟であったこと,そして完全に父親の支配,指示,そして監督のもとにあったことが明らかにされなければならない」。

      同様に,神の律法も,未成年であるというだけの理由で子どもたちの不法行為を許すことはしません。たとえば,小さな男の子たちが預言者エリシャに対してはなはだしく不敬な態度を示したとき,子どもたちにそれをさせたのは,エリシャに対する親たちの態度であったかもしれませんが,エホバ神は子どもたちに罰を加えることを差し控えられませんでした。(列王下 2:23,24)これは,エホバ神が子どもにも,意識的に神の命令にそむくことに対して責任を問われることを示す例です。

      もちろん,非常に幼い子どもたちは,神のご要求を知ることも理解することもできません。ですから,たとえ片親だけが神の真のしもべである場合でも,幼い子どもたちはあわれみにより,神の観点から聖なるもの,もしくは清いものと見なされます。(コリント第一 7:14)もとより信者の親は,未信者の配偶者がどんな態度を取ろうと,子どもたちに神のご意志を教える責任があります。(箴 6:20)そして子どもたちは成長するにつれ,自分が正しいと知っている事柄に調和した行動を取る責任を神のみ前に持つようになります。これには真の崇拝に関係した問題も含まれます。是認された神のしもべたちが,神のことばを勉強し,仲間の信者たちとともに集まり,聖書の真理をさらに他の人びとに宣べ伝えることは神のご意志です。―マタイ 24:14。ヨハネ 17:3。ヘブライ 10:24,25。

      しかし,もし父親がそのようなクリスチャン活動を禁ずるなら,子どもは無理のないように,また敬意をもって,自分の立場を父親に説明するとよいでしょう。模範的なふるまいといううしろだてがあれば,その説明は説得力のあるものとなるでしょう。実際父親には,神のご意志を行なおうとする子どもについて不平を言う正当な理由はないはずです。もし子どもたちが,神のことばを勉強し始めて以来よい息子や娘になったことを父親が認められるように助けることができるなら,それはどんな偏見を打ち破るにも大きな働きをします。自分の子どもたちは自分の誉れであり,今日の世界でしだいに増加している不遜で不法な若者と非常に対照的で目立つということを悟る助けになります。そうした点を考慮して父親は,家族のかしらとしての自分の役目を果たしやすくしてくれる道を子どもたちがひきつづき歩むことに少しも反対しないかもしれません。

      家族の中の子どもたちだけが神のことばを学びたがることも

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