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世界展望目ざめよ! 1984 | 9月22日
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を伴う。また除去しても後にひどい傷が残ることになりかねない。加えて,スコットランドのラナークシャー保健局はこう警告している。「衛生にあまり注意を払わない場合,入れ墨をする人は血清肝炎,梅毒,らい病,結核,および他の数種の病気にかかる大きな危険を冒すことになる」。
イタリアの万引き
● ガゼッタ・デル・スド誌によると,イタリアにおける商店の万引き被害額は1,600億リラ(約240億円)に上っている。イタリアの商店やデパートをうろつく推定50万人の万引きのうち捕まるのはどれくらいだろうか。その記事は,4万6,000人にすぎない,と述べている。これらの泥棒の過半数,58%は女性である。
子供の回復力
● 子供の時期に苦しみを経験しても必ずしも大人になってから問題を抱え込むことにはならない,と最近の研究データは示唆している。アレクサンダー・トマス博士とステラ・チェス博士は「アメリカ精神医学ジャーナル」の誌上で,「感情的な衝撃を受けた子供は破滅に定められているわけではなく,親の初期の過ちも取り返しのつかないものではない」と述べている。この新しい研究が示すところによると,虐待され,冷淡にされ,あるいは遺棄されたりして子供のころに心理的な傷を受けた人の中には感情面に欠陥のある大人になる人もいるようだが,すべてがすべてそうなるわけではない。ある研究は,家庭内で助けが得られないと,回復力を持つ子供たちがそれを友人や教師や僧職者に求めることを発見した。
中国で離婚が増加
● 中国は3年間で最高の離婚率 ― 37万組 ― を記録した,と英文読売が述べている。上海<シャンハイ>社会科学アカデミーにある上海市社会学協会が961件を調査したところ,離婚の主要な理由としては,不貞,性格の不一致,経済問題,性生活の問題,ノイローゼ,利己的な態度などのあることが判明した。二つの傾向が際立っている。一つには,不貞の結果としての離婚が「過去2年間で3倍になった」と,その記事は述べている。そして,「もう一つは,30歳未満の人々の離婚が増加していることである。伝統的な道徳律にしばられていた老齢の人でさえ,もはや離婚に対する拒否反応を示さない」と説明している。
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真の平和と安全 ― どこから得られるか目ざめよ! 1984 | 9月22日
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真の平和と安全 ― どこから得られるか
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