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世界展望目ざめよ! 1984 | 10月22日
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によると,高校の最上級生の間で毎日マリファナを吸う人の数が過去5年間に50%近く減少した。ほかにも,クエイルード(鎮静剤),バルビタール系薬剤,LSDなどの使用の減少が認められた。全米麻薬乱用対策協会は,毎日マリファナを吸う人が減少していることは,「極めて歓迎すべきニュース」であると述べているが,問題はなお残っている。ヘロインとコカインの反応に対して緊急治療を要する人々の数が1980年から1983年の間に増加している。その調査は,十代の若者の69%がアルコールを用いていることを示しており,その数字は前年度よりわずかながら低い。毎日たばこをのむ人は約21%で,この割合は過去4年間減少していない。
放浪する殺人者たち
● 米国の警察当局者の話によると,都市から都市へと放浪し,出会う見知らぬ人々 ― そのほとんどは女性と子供 ― から選んだ人を殺す者たちが驚くほど増加している。“連続殺人者”と呼ばれるこの人々は,動機らしい動機もなく繰り返し殺人を犯す。ほとんどが知能が高く,手掛かりをほとんど残すことなく他の場所に移動し,逮捕された人はごくわずかである。毎年遺棄される身元不明の遺体は4,000以上に及び,少なくともその半数は18歳以下である,と当局者は言う。発見されていない犠牲者も多い。司法省のこの問題に関する専門家ロバート・O・ヘックは,「20人,30人,およびそれ以上の人々を殺した者がいる。そしてその中には,……非道な方法で相手に拷問を加え,殺す前に手足を切断する者もいる」と述べた。昨年の10月,二人の男が,過去8年にわたって国中を渡り歩いていた間に200人以上の人を殺したことを自供した。こうした殺人者のうち少なくとも35人は現在も国中をうろついている,とヘックは考える。連続殺人の最も主要な誘因は性であるため,性に関する考え方の変化,性的な暴力を助長する映画,暴力的なポルノを見ることを当局者は非難する傾向がある。
アイスランドでは初めて
● これまでアイスランドの歴史上一度も報告されたことのなかった,凶器を持つ強盗が今年になって現われた。ある商店の売上げ7万㌦(約1,680万円)を持った二人の使いの者が銀行へ向かう途中,猟銃を持った男に声をかけられた。アイスランドでは凶器を持つ強盗は知られていなかったため,彼らは最初,現金を渡せというこの強盗の要求を無視した,とニューヨーク・タイムズ紙は伝えている。しかし,この猟銃を持った男は,近くにとめてあった車に威かく射撃をして彼らを得心させたため,その使いの者たちは現金を手渡した。
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ノアの箱船はすべての動物を収容できましたか目ざめよ! 1984 | 10月22日
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ノアの箱船はすべての動物を収容できましたか
「不可能だ」と言う人は少なくありません。しかしそう答える人は,箱船がどれほどの大きさだったか本当に理解しているのでしょうか。その大きさの船の積載能力を知っているのでしょうか。
こうした事柄が,「聖書はほんとうに神のことばですか」という本の「世界的な洪水がありましたか」という章から学べ,興味をそそられます。192ページからなるこの堅表紙の本は,聖書批評家が指摘する多くの問題点を取り上げています。400円のご寄付でお求めになれます。243-04 海老名市中新田1271ものみの塔聖書冊子協会あて,切手400円分を同封してお申し込みください。
切手400円分を同封します。「聖書はほんとうに神のことばですか」を郵送料発行者負担で送ってください。
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