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    今ある命がすべてですか
    • あなたが今手にしておられる本は,ここで取り上げた問いに対して一般に提出されているさまざまな答えだけでなく,そのおのおのについて聖書がどのように重要な答えを提出しているか,という点を述べています。あなたは,死に直面している人々,また死の恐れに捕われている人々に対して聖書が差し伸べるまたとない希望について学ばれるでしょう。この本から得られる知識を基にして問題を理解するなら,それは,あなたの現在と将来の幸福と平安に大きく資するものとなるでしょう。

  • 死は人々の日常生活にどのような影響を与えているか
    今ある命がすべてですか
    • 第2章

      死は人々の日常生活にどのような影響を与えているか

      たいていの人は,自分の生活また自分の家族の生活に現在直接影響する事柄に強い関心を払います。そして,死に関してゆっくり時間をかけて話しまた考えようとする人は多くいません。

      確かに,死は人にとって明るい見込みではありません。しかし,それは人の日常生活に明確な影響を与えています。親しい友また愛する親族の死に接して深い悲しみや大きな喪失感を味わわなかった人がいるでしょうか。家族内のだれかが死んだためにその家族の生活全体が大きく変わる場合もあります。安定した収入の道が途絶えたり,残された人々が寂しさや憂うつ感に沈んだりするのです。

      快いものでないとはいえ,死は日常起きる問題であり,わたしたちはそれを無視してしまうことはできません。定まっている行動をいつまでも無限に延ばすことはできません。あしたではもう遅い場合もあるのです。

      このことはあなたにどんな影響を与えてきましたか。命の短さゆえにあせりを感じ,人生から得られるものをできるかぎり得ようといらだつことがありますか。あるいは運命論的な見方をし,結局のところただ成るようにしか成らないのだ,と考えていますか。

      運命論的な見方

      人の生と死は運命によって支配されている,と信じる人は今日でも多くいます。これは,4億7,700万を数えるヒンズー教徒の持つ基本的な概念です。実際のところ,運命論的な見方はほとんどすべての所に浸透しています。人々が,『それはただそうなることになっていたのだ』とか,『彼の時は尽きたのだ』,また,『命数がまだ尽きていなかったので彼は生き延びた』などと言うのを,あなたもお聞きになったことがありませんか。事故などの時にそうした言葉がよく語られます。しかし,それは真実ですか。次の例について考えてください。

      1973年,パリ航空ショウでの実演飛行のさい,ソビエトの超音速旅客機TU-144が爆発事故を起こして,搭乗員全員が死亡しました。機体の大きな破片がフランスのグーサンビユ村にうなりを立てて落下しました。その村の一人の婦人はちょうど寝室を出てその戸を閉めたところでした。その時,残がいの一部が外の壁を突き破って飛び込み,寝室を全く破壊しました。婦人は無傷でした。

      災いを免れられなかった人たちもいます。そうした犠牲者の中には,ある年配の婦人の三人の孫たちがいました。しかし,その年配の婦人自身は何事もなく助かりました。

      それらの子供や他の人々は,自分の「時」や「命数」が尽きたので死んだのですか。他の人々が助かったのは,その運命の日がまだ来ていなかったためですか。

      こうした問いに肯定の答えをする人々は,『時が尽きている』

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