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  • 信仰の仲間に対して善を行なう
    ものみの塔 1968 | 6月1日
    • に訪問することがすすめられています。家族の中に病人が出た場合,あるいは前述の例のように気落ちしている場合など,その必要の生じている時,とくに訪問しなければなりません。イエスは,マタイの福音書 25章35節から40節において象徴的な羊とやぎの話の中でこの原則を用いられました。「あなたがたは…わたしが獄にいたときに尋ねてくれた」。信仰の仲間を訪問することは,訪問すること自体,またそれによって表わされた親切な関心,与えることのできる励ましにより,あるいは子供の世話を助けること,家事の手伝い,食事の仕度など多くの面における実際の援助によって有用なものとなります。兄弟たちを訪問することは責任上やむなく必要であるという考えからではなく,互いに対する愛の自然の表現でなければなりません。この基礎の上に立つ時,集会あるいは奉仕に姿を見せない時にだけ,兄弟を訪問するという考えを持つことはありません。クリスチャンの交わりは培うべきものであって,訪問する人にとっても訪問される人にとっても互いに大きな霊的な益となります。「わたしは,あなたがたに会うことを熱望している。あなたがたに霊の賜物を幾分でも分け与えて,力づけたいからである。それは,あなたがたの中にいて,あなたがたとわたしとのお互の信仰によって,共に励まし合うためにほかならない」― ローマ 1:11,12。

      14 今までに述べたクリスチャン生活のいろいろな面を要約しなさい。

      14 信仰の仲間に善を行なうことの例として,わたしたちにできる幾つかのこと,たとえば巧みさをもってともに奉仕すること,良いわざをつづけるように励ますこと,物質の面でわかち合うこと,互いの霊的な益をはかって訪問することなどについて述べました。このことをする時,わたしたちは神から祝福されるでしょう。会衆はこのような善行によって建て起こされ,強められるからです。兄弟たちが巧みさを示し,励まし合い,惜しみなく与える時,そして時間をとって訪問する時,一致と愛の絆は強まります。これらのことはすべて生活の一部であり,とくにクリスチャンの生活すなわち神と人とを愛する生活の一部です。

      15 生活におけるこれらの善行の結果を要約しなさい。

      15 このような善行はエホバの祝福を得てすばらしい成果をもたらします。それは平和,力,慰めという祝福です。使徒行伝 9章31節はこの点を明らかにしています。「こうして教会は,ユダヤ,ガリラヤ,サマリヤ全地方にわたって平安を保ち,基礎がかたまり,〔エホバ〕をおそれ聖霊にはげまされて歩み,次第に信徒の数を増して行った」。〔新世訳〕平安は義の上に建てられ,エホバからこの祝福をもたらします。それによって会衆とその成員は,すべての人,外部の人に対して善を行なう,いっそう良い立場に立つことができます。信仰の仲間に善を行なうことからは,なんと良い結果が生まれるではありませんか。

  • 牧師と「ものみの塔」
    ものみの塔 1968 | 6月1日
    • 牧師と「ものみの塔」

      ● オーストラリアのエホバの証人の一婦人がある日,家から家の伝道で若い主婦と話していたところ,一人の牧師がはいってきました。それは明らかにその家族の属している教区牧師でした。その主婦はあざけるような口調で,「ほら,この婦人はエホバの証人ですよ」と告げました。婦人の奉仕者はほほえみさえ浮かべて牧師に会釈し,こう話しました。「神の奉仕者として確かにあなたも聖書を愛していられることと思いますが,ここに,聖書をさらに深く理解できるよう人々を助けるすばらしい雑誌があります」。すると牧師は静かに答えました。「そうですか。もし最新号でしたら,わたしがいただきましょう。実は以前の雑誌をみな読みましたが,説教をするのに大変役だっているのです」。その主婦はこの話を聞いて,すっかり恐縮してしまいました。どんな状況の下でも勇気を出し,心を強くし,エホバの霊により頼むことがいかに必要かをこの経験は確かに示しています。

      ― エホバの証人の1968年度年鑑より

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